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64話 ぽよっと落とした宝物5
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『晴翔!』
「ヒビキ、そっちはどうだって?」
『向こうにはなかったみたい。でももう少し場所を移動して探してくれるって』
「助かる!!」
『はりゅと!!』
「氷菓丸、そっちはどうだった!?」
『こっちなかっちゃ。でももいちど、しゃがちてみりゅ!! みんなもしゃがちてくれりゅ!!』
「ありがとう!!」
『晴翔、向こうにもなかったよ。でも転がったかもしれないし、僕たちも他を探してみる。ネズじいちゃんがみんなを呼んでくれたんだ』
『今よりもいっぱいの人数で、探せるぜ!』
「そうか、みんなありがとう。ネズじいちゃんにも後で直接お礼を言うけど、先のありがとうって伝えておいてくれるか!」
『『『は~い!』』』
『晴翔!!』
「ピヨ太、ピヨ助、ピヨ吉、どうだった!?」
『町中の鳥たちと、他の所に住んでる鳥にもお願いして、今探してもらってるよ』
『でもまだ、何か見つけたって情報もないぞ』
『このまま探す、任せて!』
「ありがとう、みんなにもありがとうって伝えてくれ」
『晴翔、こっちは1度、探した場所を確認した方が良いんじゃないか? 紛羽が行った場所、通った場所に、それぞれ探しに行ってもらったからな。とりあえず場所を確認して、探す人数が足りない所に、みんな行ってもらった方が良いかもしれない』
「そうだな」
シロタマに言われ、完璧に探し終わった場所にはバツマークを付けて、引き続き探している場所には三角を、まだ報告がないな場所には丸を書いた。
そう、俺たちは今、紛羽のボタン探し大作戦を行っている最中だ。
紛羽が泣き止んでから俺たちはじっくりと、紛羽がここへくるまでに、どこへ寄ったのかを確認した。
もちろん地図を見て、ここと、ここと、なんて紛羽が言えるわけないから。鴉天狗に手伝ってもらったんだ。
俺とシロタマそして紛羽で鴉天狗の背に乗せてもらって、とりあえずボタンは探さずに、場所だけ確認。
それから家に戻り、集まってくれたあやかしや動物たちに手分けしてもらい、ボタンを探してもらった。
バツ、三角、丸を付けて確認すると、今の段階で8割がた、探し終わっているって感じか。ちなみに今俺たちが探している場所は、じいちゃんの家から近い場所だぞ。ほら。連絡を受けた時、なるべく俺たちがいる場所が、分かりやすい方が良いだろう?
俺は紛羽の方を見る。俺が書いた印を見た後、とても心配そうな、不安そうな表情をして、また探し始めた紛羽。
小さいボタンだからな、すぐに見つからないのは当たり前だけど。それでも探すところは確実に減ってきていて、あと少しで紛羽が行った場所の全部を探し終わることになる。もしそれでボタンが見つからなければ……。
ただ、紛羽の探し方を見ていて、ちょっと気になる事が2つほどあった。たぶんそれはシロタマも気づいているだろう。さっき思わず顔を見合わせたし。もしもこのまま見つからないようなら、それについて確認しても良いかもしれない。
こんな風に、気になることはあったものの、俺たちはそれからも、粉羽のボタンを探して続けた。そして……。
『これで最後の報告……。ボタン、なかったって』
そのヒビキの報告に、一瞬でその場が静まり返る。でもそれは数秒で、その後は紛羽の啜り泣く声が響いた。
「紛羽……」
『うっく、うぇぇ。……みんな、ありがとぽよ。ボタン探してくれてありがとうぽよ。ヒック、ボクがダメだったのに、探してもらえて、とっても嬉しかったぽよ』
泣きながらも、さっきみたいに泣くだけじゃなく、今度はちゃんとみんなに、お礼を言う紛羽。
『うぇぇ、ボクがなくしたのがいけないぽよ。ちゃんと責任取るぽよ。ひっく、小春喜んでくれるか分からないけど、新しい可愛くて綺麗なボタン、今から探すぽよ。ボタン、道にけっこう落ちてるぽよ。だから探すぽよ』
泣きながら、その場を離れようとする紛羽。俺はそんな紛羽を止めようとする。さっきのちょっと気になることを聞くためだ。だけどその前にピヨ太たちが紛羽を止めた。
『待って粉羽! どうなる分からなかったから、一応拾ってきてたんだ。他のみんなもね。この中に使えるボタンはないかな?』
なんと探してくれていたみんな、その時に見つけたボタンや綺麗な石なんかを、そのまま集めて、持ってきてくれていたんだ。
『まったく同じっていうのは、さすがにないだろうけど、どうかな?』
『……これ、全部拾ってくれたぽよ?』
『ああ。みんなでいろいろ考えてさ。大切な人間の大切なぬいぐるみなんだろう? まず忘れた人間が悪いし、なくしたお前もお前だけど。それでも何もしないより、ここから選ぶか、晴翔の家にあるボタンから選んで、ぬいぐるみにつけた方が、元のぬいぐるみに近づけられるよな、ってみんなで集めておいたんだ』
『それに、ちょっと違うぬいぐるみでも良いじゃんって。僕たちいろいろぬいぐるみを変身させるんだ。イケイケな格好とか、ゴーゴーな格好とか。サングラス付けたり、羽つけるし』
ピヨ太たちはこの前まで、地域復興イベントの時の派手な格好をしていた。だけど最近は、俺が作ってあげたピヨ太たちのぬいぐるみに、いろいろ派手な格好をさせて、遊んでいるんだよ。そのことについて話すピヨ太たとち。
『だから、元の姿にこだわらないで、ちょっと進化しても良いんじゃない?』
『……変身、進化』
『そうだぞ! たまには別の格好でも良いんだぞ!!』
『この緑のボタンなんか綺麗。どう?』
『……』
『それにさ。こういうのって、今、全然見つからないのに、後でフッと突然見つかって、なんだよ! って思ったりするんだよね。そうしたら晴翔に、人間の所に送ってもらえば良いしさ。ね、まだできることはいろいろあるし、変身、進化って考えたら楽しいでしょう?』
『今、せっかくぬいぐるみを修復してる。だから修復楽しんだ方が良い。悲しい気持ちだと、ぬいぐるみも悲しい気持ちになる。そうしたら修復が上手くいないかもしれない』
ピヨ太、ピヨ助、ピヨ吉の話しに考え込む紛羽。でも数分後、紛羽の表情がキリッとした。
『そうぽよ。悲しい気持ちのままは、ぬいぐるみにダメぽよ。元気じゃないとダメぽよ。みんなありがとうぽよ!! ボク、ダメなことしたけど、今のことを考えるぽよ!! 今はしっかり、ぬいぐるみを直してもらうぽよ!!』
紛羽が立ち直ってくれたよ。はぁ、本当みんなには感謝だな。後でみんなにお礼をしないと。
『うんうん、その調子!!』
『よし、ボタン選ぼうぜ!!』
『たくさんある。きっと良いのがある』
『うんぽよ!!』
みんなが集めてきたボタンに集まろうとする。と、そうだ。元気になってくれたのは良いけど、選ぶ前にあれについて聞かないと。もしかしたら、もう少ししだけ、探す場所が残っているかもしれないから。
「ヒビキ、そっちはどうだって?」
『向こうにはなかったみたい。でももう少し場所を移動して探してくれるって』
「助かる!!」
『はりゅと!!』
「氷菓丸、そっちはどうだった!?」
『こっちなかっちゃ。でももいちど、しゃがちてみりゅ!! みんなもしゃがちてくれりゅ!!』
「ありがとう!!」
『晴翔、向こうにもなかったよ。でも転がったかもしれないし、僕たちも他を探してみる。ネズじいちゃんがみんなを呼んでくれたんだ』
『今よりもいっぱいの人数で、探せるぜ!』
「そうか、みんなありがとう。ネズじいちゃんにも後で直接お礼を言うけど、先のありがとうって伝えておいてくれるか!」
『『『は~い!』』』
『晴翔!!』
「ピヨ太、ピヨ助、ピヨ吉、どうだった!?」
『町中の鳥たちと、他の所に住んでる鳥にもお願いして、今探してもらってるよ』
『でもまだ、何か見つけたって情報もないぞ』
『このまま探す、任せて!』
「ありがとう、みんなにもありがとうって伝えてくれ」
『晴翔、こっちは1度、探した場所を確認した方が良いんじゃないか? 紛羽が行った場所、通った場所に、それぞれ探しに行ってもらったからな。とりあえず場所を確認して、探す人数が足りない所に、みんな行ってもらった方が良いかもしれない』
「そうだな」
シロタマに言われ、完璧に探し終わった場所にはバツマークを付けて、引き続き探している場所には三角を、まだ報告がないな場所には丸を書いた。
そう、俺たちは今、紛羽のボタン探し大作戦を行っている最中だ。
紛羽が泣き止んでから俺たちはじっくりと、紛羽がここへくるまでに、どこへ寄ったのかを確認した。
もちろん地図を見て、ここと、ここと、なんて紛羽が言えるわけないから。鴉天狗に手伝ってもらったんだ。
俺とシロタマそして紛羽で鴉天狗の背に乗せてもらって、とりあえずボタンは探さずに、場所だけ確認。
それから家に戻り、集まってくれたあやかしや動物たちに手分けしてもらい、ボタンを探してもらった。
バツ、三角、丸を付けて確認すると、今の段階で8割がた、探し終わっているって感じか。ちなみに今俺たちが探している場所は、じいちゃんの家から近い場所だぞ。ほら。連絡を受けた時、なるべく俺たちがいる場所が、分かりやすい方が良いだろう?
俺は紛羽の方を見る。俺が書いた印を見た後、とても心配そうな、不安そうな表情をして、また探し始めた紛羽。
小さいボタンだからな、すぐに見つからないのは当たり前だけど。それでも探すところは確実に減ってきていて、あと少しで紛羽が行った場所の全部を探し終わることになる。もしそれでボタンが見つからなければ……。
ただ、紛羽の探し方を見ていて、ちょっと気になる事が2つほどあった。たぶんそれはシロタマも気づいているだろう。さっき思わず顔を見合わせたし。もしもこのまま見つからないようなら、それについて確認しても良いかもしれない。
こんな風に、気になることはあったものの、俺たちはそれからも、粉羽のボタンを探して続けた。そして……。
『これで最後の報告……。ボタン、なかったって』
そのヒビキの報告に、一瞬でその場が静まり返る。でもそれは数秒で、その後は紛羽の啜り泣く声が響いた。
「紛羽……」
『うっく、うぇぇ。……みんな、ありがとぽよ。ボタン探してくれてありがとうぽよ。ヒック、ボクがダメだったのに、探してもらえて、とっても嬉しかったぽよ』
泣きながらも、さっきみたいに泣くだけじゃなく、今度はちゃんとみんなに、お礼を言う紛羽。
『うぇぇ、ボクがなくしたのがいけないぽよ。ちゃんと責任取るぽよ。ひっく、小春喜んでくれるか分からないけど、新しい可愛くて綺麗なボタン、今から探すぽよ。ボタン、道にけっこう落ちてるぽよ。だから探すぽよ』
泣きながら、その場を離れようとする紛羽。俺はそんな紛羽を止めようとする。さっきのちょっと気になることを聞くためだ。だけどその前にピヨ太たちが紛羽を止めた。
『待って粉羽! どうなる分からなかったから、一応拾ってきてたんだ。他のみんなもね。この中に使えるボタンはないかな?』
なんと探してくれていたみんな、その時に見つけたボタンや綺麗な石なんかを、そのまま集めて、持ってきてくれていたんだ。
『まったく同じっていうのは、さすがにないだろうけど、どうかな?』
『……これ、全部拾ってくれたぽよ?』
『ああ。みんなでいろいろ考えてさ。大切な人間の大切なぬいぐるみなんだろう? まず忘れた人間が悪いし、なくしたお前もお前だけど。それでも何もしないより、ここから選ぶか、晴翔の家にあるボタンから選んで、ぬいぐるみにつけた方が、元のぬいぐるみに近づけられるよな、ってみんなで集めておいたんだ』
『それに、ちょっと違うぬいぐるみでも良いじゃんって。僕たちいろいろぬいぐるみを変身させるんだ。イケイケな格好とか、ゴーゴーな格好とか。サングラス付けたり、羽つけるし』
ピヨ太たちはこの前まで、地域復興イベントの時の派手な格好をしていた。だけど最近は、俺が作ってあげたピヨ太たちのぬいぐるみに、いろいろ派手な格好をさせて、遊んでいるんだよ。そのことについて話すピヨ太たとち。
『だから、元の姿にこだわらないで、ちょっと進化しても良いんじゃない?』
『……変身、進化』
『そうだぞ! たまには別の格好でも良いんだぞ!!』
『この緑のボタンなんか綺麗。どう?』
『……』
『それにさ。こういうのって、今、全然見つからないのに、後でフッと突然見つかって、なんだよ! って思ったりするんだよね。そうしたら晴翔に、人間の所に送ってもらえば良いしさ。ね、まだできることはいろいろあるし、変身、進化って考えたら楽しいでしょう?』
『今、せっかくぬいぐるみを修復してる。だから修復楽しんだ方が良い。悲しい気持ちだと、ぬいぐるみも悲しい気持ちになる。そうしたら修復が上手くいないかもしれない』
ピヨ太、ピヨ助、ピヨ吉の話しに考え込む紛羽。でも数分後、紛羽の表情がキリッとした。
『そうぽよ。悲しい気持ちのままは、ぬいぐるみにダメぽよ。元気じゃないとダメぽよ。みんなありがとうぽよ!! ボク、ダメなことしたけど、今のことを考えるぽよ!! 今はしっかり、ぬいぐるみを直してもらうぽよ!!』
紛羽が立ち直ってくれたよ。はぁ、本当みんなには感謝だな。後でみんなにお礼をしないと。
『うんうん、その調子!!』
『よし、ボタン選ぼうぜ!!』
『たくさんある。きっと良いのがある』
『うんぽよ!!』
みんなが集めてきたボタンに集まろうとする。と、そうだ。元気になってくれたのは良いけど、選ぶ前にあれについて聞かないと。もしかしたら、もう少ししだけ、探す場所が残っているかもしれないから。
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