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106話 危険を理解した上で、ダンジョンの海を楽しもう!配信1
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「皆さんこんにちは!! 【もふっとチャンネル】の拓哉です! そして俺の大切な家族の、ラビとププちゃんとブーちゃんとクーちゃん、そしてメンバーの晴翔です!! 今日も魔獣のための、癒しスローライフ配信、始めて行こうと思います!!」
“こんにちは~”
“ちは~”
“皆さんこんにちは!”
“こんにちは!!”
“ちはちは!”
「こんにちは! 今日は予定通り、ダンジョンの海配信ということで、Bランクの海があるダンジョンへ来ています。皆さんはダンジョンの海で遊んだ事はありますか?」
“俺は来週初めて行く予定”
“私は去年行きました!”
“テレビでは見たことあるけど、行った事はないかな”
“俺、先週行って来たばっか”
“私は初めてです”
「お、先週行かれた方がいるんですね。どうでしたか? ゆっくり遊べましたか? あ、それともお仕事でしたか?」
“遊び。めちゃ混んでて、鮨詰め状態で予定より早く帰った。まるで地球の夏の、流れるプールだった”
“残念www”
“草”
“混みすぎw”
“ダンジョンの海ってそんな混んでるの?”
“低ランクのダンジョンの海だと、危険な事や物が少ないからな”
“遊ぶなら低ランクダンジョンの海、ってけっこう混むよな”
「先週は連休だったから、そのせいもあって、いつも混んでいるところに、さらに混んだかもしれませんね。今回はBランクのダンジョンなので、そこまでは混まないかと」
“だな”
“Bはぜんぜんレベルが変わるからな”
“EやFほどゆっくりできないし”
“俺はまだBの海には行ったことない”
“初めての人には、やっぱ混んでても低ランクだよね”
「そうですね。初めての方は必ず、低ランクの海から始めた方が良いでしょう。と、このようの、これから初めてダンジョンの海に行く予定の方や、もう何度も行かれた方もいるかと思われますが。今回の配信では、楽しく遊ぶだけではなく、ダンジョンの海での注意点もお伝えしようと思っています」
“地球の海と同じ感じかな?”
“いや、地球の海より危ないよ”
“まぁ、注意の仕方が同じのもあるけど”
“やっぱりダンジョンだからな”
“水着とか海用品買うと、ダンジョンの海の注意点って冊子が付いてくるんだぜ”
“へぇ”
「そうですね。今のコメントのように、やはりダンジョンですから、地球の海よりも危険ですね。ですので、これから初めて海に行かれる方は、今回の配信を見て、危険な目に遭わないように。そして初めてでない方は、確認の意味で見てもらえたら、と思います。ではこれから移動しますね」
入り口で協会の確認を受け、すぐにダンジョンの中に入る。今日の朝、確認した感じだと。予約している人数は、予約した日と変わっていなかったので、もしかしたら思っていた以上に、ゆっくり海で遊べるかもしれない。
俺達はダンジョンの海に着くまで、ブーちゃんのビート板の話しや、ラビ達が今日やりたいことを話し。それからダンジョンの海に着いてからも説明するけれど、一応持って来ている道具について、ささっと話した。
すると何故かコメントに、残念がる視聴者さん達がちらほら現れて。
“ウエットスーツ……”
“水着じゃないんですか?”
“後で水着に着替える事は?”
「ラビ達がいるので、必ず海に潜る事になるんですよね。だから俺達は、ほとんどと言って良いほど、ウエットスーツなんです。水着は持ってきていませんよ」
“そうなんですね……”
“ですよね”
“ラビたん達がいますもんね”
“無念……”
“それはウエットスーツの方が良いですよね”
「あっ、ウエットスーツにする事には、もう1つ理由があるんですよ。Bランクだと尚更ですかね。もし水着で遊びに行きたい場合は、Eランク、Fランクの海が良いです。その辺も後でお話ししますね」
“www”
“は~いwww”
“ウエットスーツOKですw”
“まぁ、うん。その辺は諦めてもろてw”
“残念だったなw”
“チャンスだったもんなw”
「みなさん、水着を着たい感じですか? 俺達はウエットスーツで慣れてしまっているので、あまり考えた事ないんですが」
“いや、気にしないで大丈夫ですw”
“そそw”
“水着は水着でも、ちょっと理由が違うんで”
“拓也さんと晴翔さんは、いつも通りでお願いします”
“想像すれば……”
“落ち着けw”
“次行きましょう!!”
“そそ、次の説明を!!”
“想像しながら、説明聞きます”
“だから想像すんなよw”
「では、説明を続けますね?」
首を傾げなから晴翔の方を見ると、晴翔も俺と同じで、コメントの意味がよく分からず、首を傾げていた。が、視聴者さんが次の説明と言っているので、そのまま続けることに。
そうして、そんな事をしているうちに、40分ほど歩けば、今日遊ぶダンジョンの海へと到着した。
うん、やっぱり他のプレイヤーは少ないな。今、海の周りには、10人ほどのプレイヤーが。これならラビ達が少しやり過ぎても、迷惑はかからないだろう。が、配信している事は、一応伝えておいた方が良いか。
俺は視聴者さんに、他のプレイヤーに配信のことを伝えてくるから、待っていほしいと伝え、晴翔と手分けして伝えに行った。
するとみなさん、気にしないで、どんどん撮影してくれ、と言ってくれて。まさかの全員が、俺達のチャンネルのことを、知ってくれていたんだ。
こうして配信についても問題なさそうで、俺達はすぐに戻って配信を再開した。それから。
「いいか、俺はこれから、視聴者さんに詳しい説明をするから。それまでは浅瀬か、深くても、俺の腰くらいの深さまでで遊んでいる事。他のプレイヤーに迷惑をかけない事。分かったな」
『きゅい!!』
『ぷぷぷ!!』
『ぬにょおぉぉぉ!!』
『は~い!』
説明を待っていられないだろうラビ達を、先に遊ばせることにし、俺が話し終われば。ラビ達は遊ぶものを持って、海へ走って行った。
“こんにちは~”
“ちは~”
“皆さんこんにちは!”
“こんにちは!!”
“ちはちは!”
「こんにちは! 今日は予定通り、ダンジョンの海配信ということで、Bランクの海があるダンジョンへ来ています。皆さんはダンジョンの海で遊んだ事はありますか?」
“俺は来週初めて行く予定”
“私は去年行きました!”
“テレビでは見たことあるけど、行った事はないかな”
“俺、先週行って来たばっか”
“私は初めてです”
「お、先週行かれた方がいるんですね。どうでしたか? ゆっくり遊べましたか? あ、それともお仕事でしたか?」
“遊び。めちゃ混んでて、鮨詰め状態で予定より早く帰った。まるで地球の夏の、流れるプールだった”
“残念www”
“草”
“混みすぎw”
“ダンジョンの海ってそんな混んでるの?”
“低ランクのダンジョンの海だと、危険な事や物が少ないからな”
“遊ぶなら低ランクダンジョンの海、ってけっこう混むよな”
「先週は連休だったから、そのせいもあって、いつも混んでいるところに、さらに混んだかもしれませんね。今回はBランクのダンジョンなので、そこまでは混まないかと」
“だな”
“Bはぜんぜんレベルが変わるからな”
“EやFほどゆっくりできないし”
“俺はまだBの海には行ったことない”
“初めての人には、やっぱ混んでても低ランクだよね”
「そうですね。初めての方は必ず、低ランクの海から始めた方が良いでしょう。と、このようの、これから初めてダンジョンの海に行く予定の方や、もう何度も行かれた方もいるかと思われますが。今回の配信では、楽しく遊ぶだけではなく、ダンジョンの海での注意点もお伝えしようと思っています」
“地球の海と同じ感じかな?”
“いや、地球の海より危ないよ”
“まぁ、注意の仕方が同じのもあるけど”
“やっぱりダンジョンだからな”
“水着とか海用品買うと、ダンジョンの海の注意点って冊子が付いてくるんだぜ”
“へぇ”
「そうですね。今のコメントのように、やはりダンジョンですから、地球の海よりも危険ですね。ですので、これから初めて海に行かれる方は、今回の配信を見て、危険な目に遭わないように。そして初めてでない方は、確認の意味で見てもらえたら、と思います。ではこれから移動しますね」
入り口で協会の確認を受け、すぐにダンジョンの中に入る。今日の朝、確認した感じだと。予約している人数は、予約した日と変わっていなかったので、もしかしたら思っていた以上に、ゆっくり海で遊べるかもしれない。
俺達はダンジョンの海に着くまで、ブーちゃんのビート板の話しや、ラビ達が今日やりたいことを話し。それからダンジョンの海に着いてからも説明するけれど、一応持って来ている道具について、ささっと話した。
すると何故かコメントに、残念がる視聴者さん達がちらほら現れて。
“ウエットスーツ……”
“水着じゃないんですか?”
“後で水着に着替える事は?”
「ラビ達がいるので、必ず海に潜る事になるんですよね。だから俺達は、ほとんどと言って良いほど、ウエットスーツなんです。水着は持ってきていませんよ」
“そうなんですね……”
“ですよね”
“ラビたん達がいますもんね”
“無念……”
“それはウエットスーツの方が良いですよね”
「あっ、ウエットスーツにする事には、もう1つ理由があるんですよ。Bランクだと尚更ですかね。もし水着で遊びに行きたい場合は、Eランク、Fランクの海が良いです。その辺も後でお話ししますね」
“www”
“は~いwww”
“ウエットスーツOKですw”
“まぁ、うん。その辺は諦めてもろてw”
“残念だったなw”
“チャンスだったもんなw”
「みなさん、水着を着たい感じですか? 俺達はウエットスーツで慣れてしまっているので、あまり考えた事ないんですが」
“いや、気にしないで大丈夫ですw”
“そそw”
“水着は水着でも、ちょっと理由が違うんで”
“拓也さんと晴翔さんは、いつも通りでお願いします”
“想像すれば……”
“落ち着けw”
“次行きましょう!!”
“そそ、次の説明を!!”
“想像しながら、説明聞きます”
“だから想像すんなよw”
「では、説明を続けますね?」
首を傾げなから晴翔の方を見ると、晴翔も俺と同じで、コメントの意味がよく分からず、首を傾げていた。が、視聴者さんが次の説明と言っているので、そのまま続けることに。
そうして、そんな事をしているうちに、40分ほど歩けば、今日遊ぶダンジョンの海へと到着した。
うん、やっぱり他のプレイヤーは少ないな。今、海の周りには、10人ほどのプレイヤーが。これならラビ達が少しやり過ぎても、迷惑はかからないだろう。が、配信している事は、一応伝えておいた方が良いか。
俺は視聴者さんに、他のプレイヤーに配信のことを伝えてくるから、待っていほしいと伝え、晴翔と手分けして伝えに行った。
するとみなさん、気にしないで、どんどん撮影してくれ、と言ってくれて。まさかの全員が、俺達のチャンネルのことを、知ってくれていたんだ。
こうして配信についても問題なさそうで、俺達はすぐに戻って配信を再開した。それから。
「いいか、俺はこれから、視聴者さんに詳しい説明をするから。それまでは浅瀬か、深くても、俺の腰くらいの深さまでで遊んでいる事。他のプレイヤーに迷惑をかけない事。分かったな」
『きゅい!!』
『ぷぷぷ!!』
『ぬにょおぉぉぉ!!』
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