【R18】王太子に婚約破棄された公爵令嬢は純潔を奪われる～何も知らない純真な乙女は元婚約者の前で淫らに啼かされた～

第二王子ストルグの想い④

　ビクンッ、とリーベの身体が大きく揺れた拍子に、秘め処へ挿していた舌を思わず抜いてしまった。
　リーベの太腿が痙攣したようにガクガク震えている。

　もしかして、達した、の、か……？

　女性の身体に触れたのが初めてだから、果たしてそうなのか自信が持てない。
　閨事の教本ではそこまで詳しく載っていなかった。
　だがどちらにしても、俺のを挿れるとなるともう少し指で慣らしてあげた方がいいだろう。

　ぐぷり、と指を一本挿し込む。
　挿入を悦ぶように、きゅぅきゅぅ指を締めつけられた。
　軽く肉壁を擦ると、んン……、と甘い声がリーベから漏れてくる。

　二本目の指を挿すと、ひぅ、と小さくリーベが啼いた。

「つらい思いをさせて、すまない」

　スカートの中から声をかけると、頭にかかった布の上から頭を撫でられた。

　……リーベの手、だよな？

　慰めようとしたのに、反対に慰められているみたいで不思議な気持ちになる。

　いつも人を気遣ってばかりのリーベ。
　気持ちよくさせてあげたい。婚約破棄なんて嫌な現実を忘れさせるくらいに。

　ヒクヒクと可愛らしく震える蕾にキスをする。
　ちゅ、ちゅ、と蕾にキスをしながらリーベのナカに挿れた指で蕾のあたりを内側から擦ると、甘く蕩けるような嬌声が響いた。

　……ああ、やはりここが好きそうだ。

　リーベが気持ちよさそうに悶えているから、外側からも内側からも蕾を可愛がる。

　蕾を直接レロレロ舐めて、ナカからも指で擦って刺激した。
　俺の指は、いや指だけではなく手のひらまでも、リーベの愛液でグショグショに濡れている。

「ぁあ……ん、ぁ……ぁ、ぁ、ぁ、……」

　ん……？
　リーベ、震えている？

　指の締めつけも、すごい。
　スカートの上から、髪を掴まれた。
　リーベの力だから痛くはないけれど、必死に何かに耐えている様子が伝わってくる。

　耐えちゃダメだ、リーベ。
　気持ちよくなって、いいから。

　ナカからも擦りながら蕾を舐めて、吸って、甘噛みするのを繰り返す。

「んッ、ぅ……ぁ、あ、あああ」

　ビクンッビクンッとリーベの身体が跳ねる。
　指をナカに挿れたままだったから、喰いちぎられそうな収縮でリーベの絶頂を感じることができた。