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「ねえ、陽奈……」
ん? ゆう君の声がいつもより低い。
「ひぅッ!」
脚の付け根の湿ったところで、ゆう君の指が前後に動く。
くちゅ、くちゅ、と初めて聞く音が耳を刺激した。
「ふっ……あっ……」
「ココを男に見せたことがあったり、する?」
なんだか声が怖いくらいだよ、ゆう君。
後ろ手に縛られてベッドに胸をつけているから、ゆう君の顔が見えなくて。
表情が分からなくて少し不安になったせいか、優しいゆう君相手になぜか身の危険を知らせるように心臓が早鐘を打つ。
「ない、よ……」
くちゅくちゅという音に紛れて、ゆう君の大きなため息が聞こえた。
「よかった……。ココは結婚する相手にしか見せちゃダメだよ、陽奈」
あ……
久しぶりに、言われた。
小さな頃、今はもう引越しちゃったけど、ゆう君の家とは反対隣に私と同い年の男の子が住んでいて。
うちとゆう君ちとも仲が良くて、三家族で旅行に行った時があった。
私とその男の子はまだ幼稚園児で、お風呂一緒に入ろーって無邪気に言ってたけど。
小学生だったゆう君に「陽奈、女の子の大事なところは結婚する相手にしか見せちゃダメだよ」って言われたっけ。
当時は身の程をわきまえずにゆう君と結婚すると思い込んでいたから、その男の子とは一緒にお風呂に入らなかった。
あれ……、でも今ゆう君に、大事なところ触られちゃってるけど……。
触ってても見てないから、ゆう君にとってはノーカンなの、かな……?
「ァんッ!」
考え事をしていたら、私の腰を抱えるようにしていたゆう君の左手が、いつの間にか右手と同じように私の脚の付け根に移動していた。
うしろから腰の横を通って私の身体の前面に伸ばされたゆう君の両手が、脚の付け根で私を支えてくれているから私のお尻の高さはキープされたまま。
両手が使えるのをいいことに、ゆう君は私の湿っているところを左右に軽く引っ張って広げながら、何本かの指を巧みに動かして、撫でた。
「あっ……やッ……ゆ、くん……」
「陽奈の声、可愛い。もう一回、俺の名前呼んで」
「ゆ、くぅん」
「あー、可愛すぎ……」
「はぅッ!?」
脚の付け根からゆう君の左手がスッと引き抜かれたと思ったら、私のお尻の穴が湿った何かでヌルリと擦られる。
湿ったところに残された右手は、湿地のほとりにある尖った障害物をくるりくるりと優しいタッチで撫でていた。
それをマネするように、私のお尻の穴の入口あたりでもヌルヌルと何かが動いている。
動いているのは、おそらくゆう君の指、だと思う。
ゆう君に触られて、いっぱいいっぱい触られて、ゾクゾクしちゃうから逃げ出したいのに。
前と後ろをゆう君の手で挟まれて動けなくて、身体を震わせながら子犬のように甲高い声をあげてしまった。
「これだけ濡れていれば大丈夫かな。挿れるよ、陽奈」
あ……、そう、か……、
これなら座薬入れても痛くない、かな……?
「ん……入れて、ゆう君」
「っ! 陽奈ッ!」
にゅちゃ、と音を立てて私の体内に入ってきた。
ゆう君の、長い指が。
内側から液を溢れさせている、前の穴に。
――ゆう君!?
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