28 / 90
謎のろぉたぁ
しおりを挟む
見た目はクリスタルでできた薔薇の花のような……。
でも触った感じは少し柔らかい?
見る角度によってキラキラ反射して色も変わる。
なんだろう、不思議な感じ……
「置き物ですかね? すごくきれい」
創一郎さんは、私には読めない説明書を読んでいる。
フランス語ができるなんて本当にすごいなぁ。
と思っていたら、創一郎さんが眉間のあたりを押さえた。
「これ、何でしょうか?」
「……これ、ローターだね」
「ろぉたぁ……ですか。何に使うんですかね、やっぱり置き物とか?」
ん、創一郎さんのまわりの空気が、一瞬シンと止まったような気がした。
気のせいかな?
「え……と、これは、気持ちいいと感じる場所に当てて使う物」
そう言って、創一郎さんは薔薇の『ろぉたぁ』をひっくり返して小さな突起部分をカチッと動かした。
あ、こんな目立たないところにスイッチがあったんだ、すごい。
『ろぉたぁ』がヴヴヴヴッと微かな音をあげて振動している。
そっか、マッサージ器みたいなものですね。
「使い方、分かった?」
コクン、と頷く。
「花、今回は、止めよう。無理して使わなくていい」
確かに肩こりでもないし、どちらかというと私には必要ない。
でも、何かしらモニターとして意見を言うことで、少しでも創一郎さんの役に立てるかもしれない。
「大丈夫ですよ、使い方も簡単ですし。任せてください」
私が軽く返事をすると、創一郎さんが「ダメ」と強い調子で反対する。
むぅ、できないと決めつけて。まるで子ども扱い。
「大丈夫です。創一郎さん、土日は出張だって言ってましたよね。明日の朝も早いし、今日は試すの止めましょう。土日に私ひとりで試してみます」
私が反論すると、創一郎さんは「ひとりで……?」と言って珍しく困惑したような表情になった。
ひとりでも大丈夫ってところ、見せてやるんだから。
「土日で使った感じを創一郎さんが出張から帰ったら報告するので、それで月曜日からどうするか考えましょう」
有無を言わさず、きっぱりと宣言した。
土日は創一郎さんの部屋以外の掃除をして、午後3時頃コーヒーを淹れて休憩する時に『ろぉたぁ』を使って肩のマッサージをした。
創一郎さんがいないと、なんだか寂しい。
朝は軽いキスを、夜は濃厚なキスをするのが習慣になってしまったから、それが無いとなんとも物足りない。
今日はご飯を食べてから帰るって言ってたから、帰りは夜9時とか10時くらいかなぁ。
もうすぐ午後5時。そろそろ夕食の用意でもしようかな、一人だと何食べよう。
ローテーブルに置いてあるスマホがブブブブ、と振動した。
? 創一郎さんかな?
私のスマホにはまだ、創一郎さんの番号しか登録していない。
画面を見たら、見知らぬ番号が表示されていた。
とりあえず出るのはやめて、残されたメッセージを聞く。
――勇太君だった。
明日からの仕事のことで、と録音されたメッセージ。
そういえば、採用にあたり緊急連絡先としてこの番号を書いた。かかってくるということは、急なシフト変更とか急ぎの用件に違いない。
慌ててかけ直す。
1時間半後、食事もできるけどお酒を飲んでいる人の方が多そうな、大人っぽい雰囲気のお店のカウンターで、勇太君とふたり並んで座っていた。
周りの人、特に女性が、勇太君の方をチラッチラッと見ているのが分かる。
勇太君はダークブラウンのスーツがよく似合っていて、座ってお酒を飲んでいるだけでとても絵になる。
私ももう少し、ちゃんとした格好で来ればよかったのかなぁ。
仕事の話だから立ち話で終わると思って、いつも通りのチュニックワンピ姿。家だと脱いでいるスキニーは、外だからもちろん穿いている。
勇太君は、金曜日にできた私の社員証を渡しそびれて、それが職場のカードキーにもなっているから渡しておきたかったみたい。
そう言われたから電話じゃなくて直接会ったけれど、まさか夕食を一緒に食べることになると思わなかった。
勇太君はすごく人懐っこい感じで、でも押し付けがましくなくてちゃんと人に気遣いもできて、なおかついつの間にか自分のペースに引き込むのが上手い人だと思う。
『モテすぎる』人になるのも、分かる気がする。
年が近いと言っても、私より三つ上だった。ちょうど私と創一郎さんの間、かな。
呼び捨てで呼んでと言われたけれど、『君』付けで呼ぶことに落ち着いた。
「勇太君は、今日仕事だったんですか?」
「そう、なんかこの金土日は嫌に忙しかった。本当はもっと早く花ちゃんに連絡したかったんだけど」
勇太君はお酒を、私はウーロン茶を飲みながらピザを食べる。
実は私、まだお酒を飲んだことがない。大学時代はお金もなかったし、飲み会とかに行く機会がなかったから。
「あーあ、創一郎君はいいよなぁ。今回は出張って言っても、部屋に露天風呂付の高級旅館だよ」
なんでも、海外の超富裕層ご夫婦向けに、プライベートでも安心して利用できる日本旅館を会員制サイトで紹介しているらしい。
日本は安全で人気があるみたい。今回は、その視察だって。
「あ、見る? 創一郎くんの出張に同行している秘書の写真」
スススッとスマホを触った勇太君が、画面をこちらに向けた。
「この人だよ。今回は創一郎君とふたりで出張」
そこには、日本ではなさそうな海辺の街を背景に、創一郎さんと、海外の女優さんかと思うような綺麗な女性が写っていた。
スタイルも良くて、ふわりと長い栗色の髪の毛と、青みがかった瞳が特に美しい。
秘書さんって、女の人だったんだ……。
「このふたりは、創一郎くんが中学の頃フランスに来てから、ずっと学校が一緒でさ」
この写真も、フランスの時のなのかな……。
私が知らない創一郎さんを、この人はたくさん知ってるんだ……。
「僕もフランスに住んでいて昔からふたりをよく知っているけど、僕だけ年下っていうこともあって割り込めない空気があったよ」
この写真のふたりなら、誰も割り込めないと思う。
美男美女で、とってもお似合いのふたり。
「腐れ縁で三人会社も一緒。創一郎君が日本に来るタイミングで、彼をサポートするために秘書として僕たちも一緒に来たんだ。フランスでしていた仕事の中で、日本でしてみたいこともあったしね」
企業内保育所の事とかかなぁ。仕事でしたいことがあるって、すごい。
「そういえば、花ちゃんうちで扱ってる商品のモニターしてるんだっけ」
「そうなんです。あ、モニターの商品を送ってくれてるのって、勇太君ですか?」
「ううん、商品を送っているのはもう一人の秘書の方。さっきの写真の」
そっか、さっきの素敵な女性の秘書さんか。創一郎さんや勇太君みたいに、仕事もできる人なのかな。
創一郎さんとふたりで並んだ、恋人同士のような写真を思い出して、なぜか胸がピリッとした。
「創一郎君、モニターに関することは、僕に手伝わせてくれないんだよね」
勇太君が新しく頼んだ飲み物に口をつける。
カクテル? すごく綺麗な色の飲み物。
私は、残り少なくなってきたウーロン茶を一口飲む。
「どう、順調?」
「今回は、『ろぉたぁ』なんですけど……」
隣から、ぶふぉっと咳込む声が聞こえた。
横を見ると、鳩が豆鉄砲を食ったよう、とはこのような表情を指すのだろうか、勇太君が目を大きく開けてこちらを見ている。
「花ちゃん、ローター、使ったの?」
「はい、私そんなに肩は凝らないんですけど」
昨日今日と、掃除の後の休憩で『ろぉたぁ』を使って肩のマッサージをしたことを話した。
「見た目もかわいいですし、肩こりの女性なら会社にも持っていけるデザインで、とてもいいと思います」
今度はブフッと吹き出す声がする。
「花ちゃん、それ違う違う」
隣を見ると、勇太君がカウンターに突っ伏してクックックッと笑いを堪えていた。
「? 勇太君……?」
「僕が使い方教えようか?」
違うなら、教えて欲しい。このままでは創一郎さんの役に立てずに申し訳ない。
ブブブブ、とカウンターに置いた勇太君のスマホが振動して、「ごめんね」と言いながら勇太君がでる。
勇太君はすごく短い時間だけ会話して、電話を切り、頭を抱えてカウンターに肘をついた。
「うわぁぁぁ、残念、タイムリミットか。あー、昨日会えていればなぁ」
電話は一緒に住むお兄さんからで、用事があるから至急帰って来いと指令が出たらしい。
「この土日も休日出勤で仕事がハードだったの、絶対スケジュール創一郎君が操作してたよ……」
あぁもう、と勇太君は前髪をクシャッとかきあげながら立ち上がった。
「創一郎君からもそろそろ連絡あるんじゃないかな。花ちゃん、送っていくよ」
勇太君の予言のとおり私のスマホが振動して、愛しい人からの着信を告げる。
『ろぉたぁ』のこと、どうしよう……。
でも触った感じは少し柔らかい?
見る角度によってキラキラ反射して色も変わる。
なんだろう、不思議な感じ……
「置き物ですかね? すごくきれい」
創一郎さんは、私には読めない説明書を読んでいる。
フランス語ができるなんて本当にすごいなぁ。
と思っていたら、創一郎さんが眉間のあたりを押さえた。
「これ、何でしょうか?」
「……これ、ローターだね」
「ろぉたぁ……ですか。何に使うんですかね、やっぱり置き物とか?」
ん、創一郎さんのまわりの空気が、一瞬シンと止まったような気がした。
気のせいかな?
「え……と、これは、気持ちいいと感じる場所に当てて使う物」
そう言って、創一郎さんは薔薇の『ろぉたぁ』をひっくり返して小さな突起部分をカチッと動かした。
あ、こんな目立たないところにスイッチがあったんだ、すごい。
『ろぉたぁ』がヴヴヴヴッと微かな音をあげて振動している。
そっか、マッサージ器みたいなものですね。
「使い方、分かった?」
コクン、と頷く。
「花、今回は、止めよう。無理して使わなくていい」
確かに肩こりでもないし、どちらかというと私には必要ない。
でも、何かしらモニターとして意見を言うことで、少しでも創一郎さんの役に立てるかもしれない。
「大丈夫ですよ、使い方も簡単ですし。任せてください」
私が軽く返事をすると、創一郎さんが「ダメ」と強い調子で反対する。
むぅ、できないと決めつけて。まるで子ども扱い。
「大丈夫です。創一郎さん、土日は出張だって言ってましたよね。明日の朝も早いし、今日は試すの止めましょう。土日に私ひとりで試してみます」
私が反論すると、創一郎さんは「ひとりで……?」と言って珍しく困惑したような表情になった。
ひとりでも大丈夫ってところ、見せてやるんだから。
「土日で使った感じを創一郎さんが出張から帰ったら報告するので、それで月曜日からどうするか考えましょう」
有無を言わさず、きっぱりと宣言した。
土日は創一郎さんの部屋以外の掃除をして、午後3時頃コーヒーを淹れて休憩する時に『ろぉたぁ』を使って肩のマッサージをした。
創一郎さんがいないと、なんだか寂しい。
朝は軽いキスを、夜は濃厚なキスをするのが習慣になってしまったから、それが無いとなんとも物足りない。
今日はご飯を食べてから帰るって言ってたから、帰りは夜9時とか10時くらいかなぁ。
もうすぐ午後5時。そろそろ夕食の用意でもしようかな、一人だと何食べよう。
ローテーブルに置いてあるスマホがブブブブ、と振動した。
? 創一郎さんかな?
私のスマホにはまだ、創一郎さんの番号しか登録していない。
画面を見たら、見知らぬ番号が表示されていた。
とりあえず出るのはやめて、残されたメッセージを聞く。
――勇太君だった。
明日からの仕事のことで、と録音されたメッセージ。
そういえば、採用にあたり緊急連絡先としてこの番号を書いた。かかってくるということは、急なシフト変更とか急ぎの用件に違いない。
慌ててかけ直す。
1時間半後、食事もできるけどお酒を飲んでいる人の方が多そうな、大人っぽい雰囲気のお店のカウンターで、勇太君とふたり並んで座っていた。
周りの人、特に女性が、勇太君の方をチラッチラッと見ているのが分かる。
勇太君はダークブラウンのスーツがよく似合っていて、座ってお酒を飲んでいるだけでとても絵になる。
私ももう少し、ちゃんとした格好で来ればよかったのかなぁ。
仕事の話だから立ち話で終わると思って、いつも通りのチュニックワンピ姿。家だと脱いでいるスキニーは、外だからもちろん穿いている。
勇太君は、金曜日にできた私の社員証を渡しそびれて、それが職場のカードキーにもなっているから渡しておきたかったみたい。
そう言われたから電話じゃなくて直接会ったけれど、まさか夕食を一緒に食べることになると思わなかった。
勇太君はすごく人懐っこい感じで、でも押し付けがましくなくてちゃんと人に気遣いもできて、なおかついつの間にか自分のペースに引き込むのが上手い人だと思う。
『モテすぎる』人になるのも、分かる気がする。
年が近いと言っても、私より三つ上だった。ちょうど私と創一郎さんの間、かな。
呼び捨てで呼んでと言われたけれど、『君』付けで呼ぶことに落ち着いた。
「勇太君は、今日仕事だったんですか?」
「そう、なんかこの金土日は嫌に忙しかった。本当はもっと早く花ちゃんに連絡したかったんだけど」
勇太君はお酒を、私はウーロン茶を飲みながらピザを食べる。
実は私、まだお酒を飲んだことがない。大学時代はお金もなかったし、飲み会とかに行く機会がなかったから。
「あーあ、創一郎君はいいよなぁ。今回は出張って言っても、部屋に露天風呂付の高級旅館だよ」
なんでも、海外の超富裕層ご夫婦向けに、プライベートでも安心して利用できる日本旅館を会員制サイトで紹介しているらしい。
日本は安全で人気があるみたい。今回は、その視察だって。
「あ、見る? 創一郎くんの出張に同行している秘書の写真」
スススッとスマホを触った勇太君が、画面をこちらに向けた。
「この人だよ。今回は創一郎君とふたりで出張」
そこには、日本ではなさそうな海辺の街を背景に、創一郎さんと、海外の女優さんかと思うような綺麗な女性が写っていた。
スタイルも良くて、ふわりと長い栗色の髪の毛と、青みがかった瞳が特に美しい。
秘書さんって、女の人だったんだ……。
「このふたりは、創一郎くんが中学の頃フランスに来てから、ずっと学校が一緒でさ」
この写真も、フランスの時のなのかな……。
私が知らない創一郎さんを、この人はたくさん知ってるんだ……。
「僕もフランスに住んでいて昔からふたりをよく知っているけど、僕だけ年下っていうこともあって割り込めない空気があったよ」
この写真のふたりなら、誰も割り込めないと思う。
美男美女で、とってもお似合いのふたり。
「腐れ縁で三人会社も一緒。創一郎君が日本に来るタイミングで、彼をサポートするために秘書として僕たちも一緒に来たんだ。フランスでしていた仕事の中で、日本でしてみたいこともあったしね」
企業内保育所の事とかかなぁ。仕事でしたいことがあるって、すごい。
「そういえば、花ちゃんうちで扱ってる商品のモニターしてるんだっけ」
「そうなんです。あ、モニターの商品を送ってくれてるのって、勇太君ですか?」
「ううん、商品を送っているのはもう一人の秘書の方。さっきの写真の」
そっか、さっきの素敵な女性の秘書さんか。創一郎さんや勇太君みたいに、仕事もできる人なのかな。
創一郎さんとふたりで並んだ、恋人同士のような写真を思い出して、なぜか胸がピリッとした。
「創一郎君、モニターに関することは、僕に手伝わせてくれないんだよね」
勇太君が新しく頼んだ飲み物に口をつける。
カクテル? すごく綺麗な色の飲み物。
私は、残り少なくなってきたウーロン茶を一口飲む。
「どう、順調?」
「今回は、『ろぉたぁ』なんですけど……」
隣から、ぶふぉっと咳込む声が聞こえた。
横を見ると、鳩が豆鉄砲を食ったよう、とはこのような表情を指すのだろうか、勇太君が目を大きく開けてこちらを見ている。
「花ちゃん、ローター、使ったの?」
「はい、私そんなに肩は凝らないんですけど」
昨日今日と、掃除の後の休憩で『ろぉたぁ』を使って肩のマッサージをしたことを話した。
「見た目もかわいいですし、肩こりの女性なら会社にも持っていけるデザインで、とてもいいと思います」
今度はブフッと吹き出す声がする。
「花ちゃん、それ違う違う」
隣を見ると、勇太君がカウンターに突っ伏してクックックッと笑いを堪えていた。
「? 勇太君……?」
「僕が使い方教えようか?」
違うなら、教えて欲しい。このままでは創一郎さんの役に立てずに申し訳ない。
ブブブブ、とカウンターに置いた勇太君のスマホが振動して、「ごめんね」と言いながら勇太君がでる。
勇太君はすごく短い時間だけ会話して、電話を切り、頭を抱えてカウンターに肘をついた。
「うわぁぁぁ、残念、タイムリミットか。あー、昨日会えていればなぁ」
電話は一緒に住むお兄さんからで、用事があるから至急帰って来いと指令が出たらしい。
「この土日も休日出勤で仕事がハードだったの、絶対スケジュール創一郎君が操作してたよ……」
あぁもう、と勇太君は前髪をクシャッとかきあげながら立ち上がった。
「創一郎君からもそろそろ連絡あるんじゃないかな。花ちゃん、送っていくよ」
勇太君の予言のとおり私のスマホが振動して、愛しい人からの着信を告げる。
『ろぉたぁ』のこと、どうしよう……。
2
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる