【R18】婚約破棄予定の御曹司に溺愛調教される無自覚ドSな同居生活でお試し中です

弓はあと

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創一郎の嫉妬と決意

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 ――花……勇太の事、好きなのか?

 ――好きですよ





 花の背中に、比較的新しいキスマーク。
 俺の、では、無い。
 首の近くではあるが、普通にしていたら服に隠れるところ、に。

 ここ最近、花が会っている男といえば、源太と勇太くらいだよな。
 でも、源太はきっとそんなことはしない。

 ふたり以外の男……?
 いや、俺の知らない男と会ったりしたら、花は報告してくれるだろう。
 そのくらいの信頼関係は、築いていると思いたい。

 勇太なのか……?

 花は背中の大きく開いた服は着ない。
 どうしてこんなところに、キスマークが付く……?

 ――まさか、勇太の前で服を、脱いだ……?





 頭がカッと熱くなって、俺のじゃないキスマークが許せなくて、ジュゥっと強く、上書きするように花の背中を吸った。
 そのままベッドと花の胸の間に手を差し込み、柔らかい胸を揉みしだく。

「ひぁッ!? ……そ、いちろ、さん!?」

 驚く花の声が、だんだんと甘い嬌声に変化していく。
 指先で両乳首を優しく擦ると、一段と悦びの混ざった声になった。

 この声を、俺以外に聞かせたくないッ

 聞かせたくないけど、聞かせたくない、けどッッ

 俺の事は『嫌われたら大変だから』と言った。
 勇太の事は『好き』だと言う。

 花、嫌われたら大変だから、今まで俺に肌を許してくれていたのか?
 もしかして、無理させていたのか?
 身体の快感を、俺が勝手に教え込んでつらかったか?

 自由に誰と恋愛してもいいって、俺は花に言った。
 花には自分の気持ちを優先して、好きになった人と、結ばれて欲しいと思っていたから。

 その時が来たら、花に好きな人ができたら、一緒にいられなくなるのは分かっていた。
 最悪の結果も想定して、心の準備はしてたよな、俺。
 リスクを予め考え、実際にリスクが発生したら対応する。仕事と同じ。
 そう、仕事と同じように冷静に対処すればいいだけだ。できるだろ、俺。

 花に結婚したい人が現れたら、その人と幸せになってほしかったから。
 だから俺は、勇太に花を任せれば、それでいい。
 そうしなければいけない、のにッッ


 ――ごめん、花ッ


 今日だけ、今日だけは俺のそばにいてほしい。
 肌に触れさせてほしい、もう今日が、最後になってしまうから。

 花を四つん這いにして、腰を持ち上げお尻を突き出させる。
 鎖が花の肌に当たらないよう、赤い手錠で拘束された手首はひれ伏す姿勢になるように頭の上へ移動させた。

 花の脚の付け根に自分の獰猛な漲りをあてがう。
 柔らかく無防備な花のお尻を目の前にして、理性が揺らいだ。

 このまま挿れたいッ、挿れたいいッッ
 本当は花を誰にも、誰にも渡したくないのに

 ギュッと下唇を噛み締めた。
 痛みで僅かに残った理性を繋ぎ止める。

 花の両脚をきゅッと閉じさせ、脚のあいだに俺の肉棒を挿し込む。
 ぐっしょりと濡れたそこは、ヌルヌルと滑って、とてつもなく気持ちよくて。
 花の気持ちのいい場所にもたくさん当たるように、腰を前後に動かした。

「ァ、……ァん、ん……ンんぅ……」

 愉悦で揺れる花の腰をグッと支える。
 気持ちよさそうにしている姿が、淫らで、可愛くて。

 花のお尻のすぐ下で出し挿れしている肉棒を見下ろしたら、本当に花の身体へ挿し込んでいるような錯覚に囚われた。

 ――ぅう、ヤバ、いッ

 くッと堪える。……危なかった、油断してると、すぐにイッてしまいそう。

 もう一度チラリと挿入部を見る。
 その卑猥な光景は、人の女を無理矢理犯しているような、そんな背徳感を突き付けてくる。

 罪悪感から逃れたくて、花を背中から抱きしめ、胸を揉んだ。
 その瞬間、花の蜜処がきゅぅと僅かに動くのがわかった。

 ああ、可愛い。
 挿れていたら、俺のをきゅぅきゅぅ締めつけてくれたのかな。

 そんな時はもう来ないという現実がフッと頭をよぎって、ひゅぅッと心が寒くなる。

 花の温もりを感じながら、可愛い喘ぎ声を聞いて安心したい。

 ペロペロと味わうように花の首筋に舌を這わせた。
 そして花の背中を抱きしめ、柔らかい胸を愛でながら、何度も何度も肉棒を擦って。

 イッてしまいそうになるのを何度か堪えていたら、花が俺の名前を呼びながらビクッビクッと震えた。
 花の身体から、くったりと力が抜ける。

 ――あ、これで俺も、イける……ティッシュ取らな、いと……

 枕元に手を伸ばしたけれど、小さな、か細い声で、花がもう一度俺の名前を呟いたのを耳にした途端、どうしても我慢できなくて果ててしまった。

 ……ああ、花の脚を、俺の欲望塗れの白濁で汚してしまった。

 花の脚の間を簡単にティッシュで拭いた後、お湯で絞ったタオルを持ってきてそっと花の身体を拭く。

 こうやって身体を拭いてあげるのもこれで最後になるから、俺がつけてしまった汚れを全部落とすように、丁寧に、丁寧に拭いた。
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