スキル「難易度変更」を選んだおかげで過保護な天使様に気に入られた結果、加護盛り盛りで夢の異世界チート主人公に!!

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14.今後の方針と翔の欲望

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「ティルを無事にゲットできたことだし、とりあえず一段落ってところだね。」



「はい、ほんとにすごいです!!神話級のLR武器をゲットするなんて!

翔さんのもとでいれば本当に強くなれそうな気がします。」



さっきまで気絶してた子が何を言ってるんだ…

とツッコもうかと思ったのだが、本人は真剣だったので止めておいた。

カンナは天然ボケキャラを目指しているのかな?



「いやーまさかこんなに早く魔剣に認められるなんてな。しかも伝説に名高い魔剣ティルフィングだとは。抜刀したら血を見るまで止まらないっていうのは有名な話だったけど眉唾だったのか!」



冗談交じりで言ったロイに対し、今度は周囲にも聞こえるようにティルが怒鳴った。



「馬鹿言ってんじゃないわよおっさん!こいつ以外の装備者は誰彼構わず切り殺す化け物に変わったわよ!何も知らないのに適当なこと言わないでよ!!」



「ほ、本当に剣がしゃべるんだな…

申し訳ない、悪気はなかったんだ。

しかし、まさか剣に怒られる日が来るとはな。」



ふん!っとへそを曲げるティルをまあまあとなだめていると、話を切り替えるようにロイが話を切り出した。



「しかしこれからアンタらはどうするんだ?もうSランクダンジョンもクリアしたことだし別の町に行ったりしないのか?」



そう言われて初めて今後の目的が見つかっていないことに気付いた。

そもそもこの世界のことを知らないので何をしたいっていうのが二つしかなかった。それは



強くなることと美少女ハーレムを築くことだ!!



それも今のところはかなり順調なので、少しはゆっくり過ごすのもいいかと思っていたが今後の目標は決めておいた方がいいな。



ということで、ロイさんにこの世界について色々教えてもらおう!

これまでのやり取りを鑑みるとロイさんは物知りで話したがり屋な印象があるから色々教えてくれるだろう。そう思い色々聞こうとした時、



「出発するにしてもこの世界について知っておいた方がいいだろ?あんたは冒険者カードのこともちゃんと知らないみたいだったし、俺が色々教えてやるよ!!」



向こうからそう言ってきてくれた。やっぱりロイさんはいい人だった。







ロイさんは本当に色々なことを教えてくれた。





今いるここは人間の国の首都ホロンであり、他にもこの世界には4つの国が存在しているらしく、それぞれの国の場所はこんな感じ



東側 エルフの国 エルフィ

西側 獣人の国 ビストリアム

北側 竜の国 ド・ライーグ

南側 人間の国 

中央 魔物と魔人の国 魔大陸



ちなみに人間の国だけ国名がないのは、人間の国は絶えず争いを行い国家統一と滅亡をを繰り返すことで国名がすぐ変わっていっため、もう国名は保留にしようということになったらしい。やはり人間はどの世界でも業が深いんだな…。



他にもドワーフがエルフと共存しているとか、竜の国は最も小さいが最も強いと言われていること、魔大陸は他の国とは一切関わりがないこと等を教えてくれた。

どれも興味深いものだったが、俺が最も興味を持ったのは…





「Sランクを超えるダンジョン!?」



「ああ、各国に一つずつ封印指定級ダンジョンっていうのがある。俺も詳しいことは知らないがクリアどころか人間の国のダンジョンでは生還者すらいないらしい。でも魔剣をああもあっさり制御したあんたならクリアできるんじゃって思ってな!」



「まあ、あたしがいれば問題ないわよ!!他に目的もないのならそのダンジョンをクリアにし行きましょう!」



ティルはやる気満々である。一方



「そんな危ないとこやめましょうよ~、もう十分強いじゃないですか!

ゆっくり冒険しましょう?」



案の定弱気なカンナさんだった。しかし、今の強さで挑むのは確かに心もとないのも事実だ。

現に俺たちの中で一番強いのは剣であるティル。

これじゃあティルが奪われてしまったらかなりまずい状況になる。

カンナもおそらくそんなに強くないだろうし…由々しき事態だ。



とにもかくにも俺たちの戦力アップが必要だ!!

具体的には、あと一人くらいはパーティーメンバーがほしい。

剣であるティルを除くと、今は実質俺とカンナの二人しかいないしね。



そういう経緯を踏まえ、俺はカンナとティルに仲間を増やしたいと伝えた。

二人も戦力の補強は必要だと賛成してくれた。



そして、早速仲間を迎えに行く場所を伝えたところ、そんな戦力ならいらないと二人ともに大反対された…。



まともな倫理観を持った仲間を持って俺は幸せだなあと言い聞かせようとしたがあふれでる悲しみの涙は止まらなかった。
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