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第三章 予感
10話
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『グゥルルギィ!!!』
獲物を見つけたエレメントデビルは、巨体に似つかわしくない俊敏さで木々を薙ぎ倒し、一目散に向かってくる。一足早く立ち上がったヴィラに腕を引かれ、震える足を動かしながら必死に走った。
ダメだ、追いつかれる!
頭上目掛けて振り下ろされた鋭い爪は、天を突く程の巨大な氷に阻まれて、獲物へ届くことはなかった。これ、ヴィラの氷………
「止まるな! 長くは持たない」
「うん……!」
腕を引かれるままに走り続ける。
あいつは追いかけて来ているのだろうか。確認しようと振り返って、思わず……戦慄した。ピタリと動かなくなった僕を不審に思ったのだろう、ヴィラも振り向いて目の前の光景に唖然としている。
エレメントデビルは、ヴィラが出した氷に齧り付いていた。それだけならまだいい、問題は──
「何故、あいつの目玉が水色になっている」
「元素を……取り込んでるんだ」
「何? そんなこと出来るはずがーー」
「出来るんだよ。この世界で唯一あいつらだけは。元素喰いの悪魔っていう別名は、そういうことなんだ」
エレメントデビルは生まれつき魔力を持たない。それ故に、人生で一度だけ魔力を取り込み、自分の元素を変えることができる。
以降、その個体に取り込まれた元素の魔法は効かなくなり、取り込んだ魔力が大きければ大きいほどその力は――増す。あぁ記憶の中のお爺さん、もっと早く教えてくれれば良かったのに。
エレメントデビルがゆっくりとこちらを向いた。
透き通った水色の目玉――ヴィラの色。突如、唸り声が響き渡ったかと思えば、とんでもない冷気が放出される。
体中をビリビリと伝う衝撃に耐えていると、気づけば、足が地面ごと凍っていた。早く、早く。焦れば焦るほど抜けなくて、嫌な汗が頬を伝う。
「𝕱𝕴𝕽𝕰」
咄嗟に炎魔法で足元を溶かしたヴィラが、僕の足元にも手を翳して溶かしてくれた。礼を言う間もなく、エレメントデビルが飛びかかってくる。
「……っ、!」
咄嗟に転がって避けたものの、左腕の服は切り裂かれ、薄らと血が滲み出していた。
「セシェル、村に行って応援を呼んでこい」
「え……?」
「ここは私が食い止める。早く行け」
「でも、そんなの危険すぎる! 君の氷はもう効かないんだよ!?」
「氷が効かずとも問題ない、私の瞳は……二色だ」
ドォン……ッ!!!
一瞬、空が割れたのかと思った。よく晴れた青空に、轟くはずのない稲光。
『グギャアアォ!!!』
真っ直ぐに落ちてきた光は、エレメントデビルを直撃した。何かが焼けたような匂いが漂って、エレメントデビルがいた場所には、黒い煙が渦巻いている。
「雷……」
「早く!」
「あ、うん…!」
思わず、圧倒されてしまっていた。ヴィラの声を聞いてバネが弾かれたように走り出す。
そうだった。普段から氷魔法を使っていたし、加護は一人につき一つというのが常識だったから、考えてもみなかった。ヴィラの瞳は二色。まさか、雷の加護も与えられていたなんて。
――あの強さならきっと大丈夫。この戦いで僕は圧倒的に足手まといだとわかっているし、魔法が使えない中で出来る最善は、助けを呼んでくることだ。
息を切らして走っていると、ヒュンっと風を切るような音と共に、真横の木に何かが叩きつけられる。それを見た瞬間、助かるかも、なんて考えていた淡い希望は、粉々に打ち砕かれた。
「が、ハッ………」
「ヴィラ!!」
「この……ッ、馬鹿力が……!」
「動いちゃダメだ!」
あのスピードとパワーでもろに叩きつけられたのだ、肋骨にヒビが入っていてもおかしくない。立ち上がるのも辛そうな様子を見るに、ヴィラはもう戦えない。
幸いにもエレメントデビルは、僕らをいたぶることを楽しんでいるようで、嬉しそうに空に向かって吠えていた。
……僕がやらないと。
ヴィラの雷すら通じない鱗に、僕がダメージを与えられるとは到底思えない。それなら――鞄からタオルを出して、自分の顔半分に巻きつける。
「あの雷、僕が合図したらもう一回落とせる?」
「出来るが。あれは細かい範囲の調整が効かない」
「ここから西に大きめの湖がある。指笛を吹いたら、そこに落として」
ヴィラは瞬時に察して止めようとしていたけど、最終的には僕のことを信じて頷いてくれた。
震える足を叱咤して、ハンカチに包んだままの試験管とゴーグルを掴んで走り出す。
飛び出て来た獲物を見つけたエレメントデビルが、ドスンドスンと追いかけて来る。スピードでは到底敵わない。だから、なるべく巨体が通りにくい場所を選んで走り抜ける。
木々が開けた瞬間、垂直に曲がってヴィラに聞こえるよう指笛を吹き、手近にあった木に飛びついた。速度を落とせなかったエレメントデビルが、目の前の湖に突っ込んで水浸しになる。
ドゴォン!!!
空が光って、大きな稲妻が湖に直撃する。手や足がビリビリしているけど、動けないほどではない。
急いでゴーグルを装着し、ぷすぷすと焦げた匂いを放つエレメントデビルに近づく。思った通り、水を伝って鱗の内部まで感電したらしい。動きが止まっているうちに……!
試験管のキャップを開けて、半開きになった口の隙間からねじ込む。そのまま傾けて胞子を全て流し込み、できる範囲で口元を抑えつけた。
経口摂取であれば吸収も早いはず。人間なら小指の先程度の量で死に至るけど、この巨体に足りるかどうか……。
たとえ足りなくても、せめて眠ってくれればそれでいい。祈るような気持ちとは裏腹に、心臓はあり得ないほど脈打っていた。
見開かれていた目玉がゆっくりと閉じていく。淡い水色が見えなくなったところで、恐る恐る手を離した。途端に張り詰めていた糸が弛んで、ヘナヘナと地面に座り込む。何とか……なった……?
「セシェル!」
「ヴィラ!? 動いちゃダメだって言ったのに」
「本当に、無事でよかった」
駆け寄って来たヴィラに、強く強く抱きしめられる。怖かったとか、安心したとか、君が無事でよかったとか、言いたいことはいっぱいあったのに、どれも言葉にならなくて、代わりに涙が溢れ出た。
「ご、ごわがった~」
「そうだな。ありがとう」
一通り泣き終わると、じわじわと恥ずかしくなってきた。歳下の子、それも怪我してる相手に縋り付いて号泣するなんて……。
気にするなとは言ってくれたけど、ヴィラの服は僕の鼻水と涙でそれはもう悲惨な状態だった。帰ったら速攻洗濯行きである。
とりあえず、目下の問題はこいつをどうするかだ。一応息はしてないみたいだけど、もし起き上がったらと思うとぞっとする。かといって拘束できるようなロープもないし……。ヴィラに相談すると、動かなくなった巨体を静かに見つめてこう言った。
「…氷で押し潰して沈めるか」
乱暴すぎる策ではあるけれど、念には念をということで……お願いします!!!
再び現れた巨大な氷に、巨体がずぶずぶと沈められていく。この池に棲む魚たちには申し訳なかったけれど、ここまでして、ようやく息が軽くなったような気がした。
獲物を見つけたエレメントデビルは、巨体に似つかわしくない俊敏さで木々を薙ぎ倒し、一目散に向かってくる。一足早く立ち上がったヴィラに腕を引かれ、震える足を動かしながら必死に走った。
ダメだ、追いつかれる!
頭上目掛けて振り下ろされた鋭い爪は、天を突く程の巨大な氷に阻まれて、獲物へ届くことはなかった。これ、ヴィラの氷………
「止まるな! 長くは持たない」
「うん……!」
腕を引かれるままに走り続ける。
あいつは追いかけて来ているのだろうか。確認しようと振り返って、思わず……戦慄した。ピタリと動かなくなった僕を不審に思ったのだろう、ヴィラも振り向いて目の前の光景に唖然としている。
エレメントデビルは、ヴィラが出した氷に齧り付いていた。それだけならまだいい、問題は──
「何故、あいつの目玉が水色になっている」
「元素を……取り込んでるんだ」
「何? そんなこと出来るはずがーー」
「出来るんだよ。この世界で唯一あいつらだけは。元素喰いの悪魔っていう別名は、そういうことなんだ」
エレメントデビルは生まれつき魔力を持たない。それ故に、人生で一度だけ魔力を取り込み、自分の元素を変えることができる。
以降、その個体に取り込まれた元素の魔法は効かなくなり、取り込んだ魔力が大きければ大きいほどその力は――増す。あぁ記憶の中のお爺さん、もっと早く教えてくれれば良かったのに。
エレメントデビルがゆっくりとこちらを向いた。
透き通った水色の目玉――ヴィラの色。突如、唸り声が響き渡ったかと思えば、とんでもない冷気が放出される。
体中をビリビリと伝う衝撃に耐えていると、気づけば、足が地面ごと凍っていた。早く、早く。焦れば焦るほど抜けなくて、嫌な汗が頬を伝う。
「𝕱𝕴𝕽𝕰」
咄嗟に炎魔法で足元を溶かしたヴィラが、僕の足元にも手を翳して溶かしてくれた。礼を言う間もなく、エレメントデビルが飛びかかってくる。
「……っ、!」
咄嗟に転がって避けたものの、左腕の服は切り裂かれ、薄らと血が滲み出していた。
「セシェル、村に行って応援を呼んでこい」
「え……?」
「ここは私が食い止める。早く行け」
「でも、そんなの危険すぎる! 君の氷はもう効かないんだよ!?」
「氷が効かずとも問題ない、私の瞳は……二色だ」
ドォン……ッ!!!
一瞬、空が割れたのかと思った。よく晴れた青空に、轟くはずのない稲光。
『グギャアアォ!!!』
真っ直ぐに落ちてきた光は、エレメントデビルを直撃した。何かが焼けたような匂いが漂って、エレメントデビルがいた場所には、黒い煙が渦巻いている。
「雷……」
「早く!」
「あ、うん…!」
思わず、圧倒されてしまっていた。ヴィラの声を聞いてバネが弾かれたように走り出す。
そうだった。普段から氷魔法を使っていたし、加護は一人につき一つというのが常識だったから、考えてもみなかった。ヴィラの瞳は二色。まさか、雷の加護も与えられていたなんて。
――あの強さならきっと大丈夫。この戦いで僕は圧倒的に足手まといだとわかっているし、魔法が使えない中で出来る最善は、助けを呼んでくることだ。
息を切らして走っていると、ヒュンっと風を切るような音と共に、真横の木に何かが叩きつけられる。それを見た瞬間、助かるかも、なんて考えていた淡い希望は、粉々に打ち砕かれた。
「が、ハッ………」
「ヴィラ!!」
「この……ッ、馬鹿力が……!」
「動いちゃダメだ!」
あのスピードとパワーでもろに叩きつけられたのだ、肋骨にヒビが入っていてもおかしくない。立ち上がるのも辛そうな様子を見るに、ヴィラはもう戦えない。
幸いにもエレメントデビルは、僕らをいたぶることを楽しんでいるようで、嬉しそうに空に向かって吠えていた。
……僕がやらないと。
ヴィラの雷すら通じない鱗に、僕がダメージを与えられるとは到底思えない。それなら――鞄からタオルを出して、自分の顔半分に巻きつける。
「あの雷、僕が合図したらもう一回落とせる?」
「出来るが。あれは細かい範囲の調整が効かない」
「ここから西に大きめの湖がある。指笛を吹いたら、そこに落として」
ヴィラは瞬時に察して止めようとしていたけど、最終的には僕のことを信じて頷いてくれた。
震える足を叱咤して、ハンカチに包んだままの試験管とゴーグルを掴んで走り出す。
飛び出て来た獲物を見つけたエレメントデビルが、ドスンドスンと追いかけて来る。スピードでは到底敵わない。だから、なるべく巨体が通りにくい場所を選んで走り抜ける。
木々が開けた瞬間、垂直に曲がってヴィラに聞こえるよう指笛を吹き、手近にあった木に飛びついた。速度を落とせなかったエレメントデビルが、目の前の湖に突っ込んで水浸しになる。
ドゴォン!!!
空が光って、大きな稲妻が湖に直撃する。手や足がビリビリしているけど、動けないほどではない。
急いでゴーグルを装着し、ぷすぷすと焦げた匂いを放つエレメントデビルに近づく。思った通り、水を伝って鱗の内部まで感電したらしい。動きが止まっているうちに……!
試験管のキャップを開けて、半開きになった口の隙間からねじ込む。そのまま傾けて胞子を全て流し込み、できる範囲で口元を抑えつけた。
経口摂取であれば吸収も早いはず。人間なら小指の先程度の量で死に至るけど、この巨体に足りるかどうか……。
たとえ足りなくても、せめて眠ってくれればそれでいい。祈るような気持ちとは裏腹に、心臓はあり得ないほど脈打っていた。
見開かれていた目玉がゆっくりと閉じていく。淡い水色が見えなくなったところで、恐る恐る手を離した。途端に張り詰めていた糸が弛んで、ヘナヘナと地面に座り込む。何とか……なった……?
「セシェル!」
「ヴィラ!? 動いちゃダメだって言ったのに」
「本当に、無事でよかった」
駆け寄って来たヴィラに、強く強く抱きしめられる。怖かったとか、安心したとか、君が無事でよかったとか、言いたいことはいっぱいあったのに、どれも言葉にならなくて、代わりに涙が溢れ出た。
「ご、ごわがった~」
「そうだな。ありがとう」
一通り泣き終わると、じわじわと恥ずかしくなってきた。歳下の子、それも怪我してる相手に縋り付いて号泣するなんて……。
気にするなとは言ってくれたけど、ヴィラの服は僕の鼻水と涙でそれはもう悲惨な状態だった。帰ったら速攻洗濯行きである。
とりあえず、目下の問題はこいつをどうするかだ。一応息はしてないみたいだけど、もし起き上がったらと思うとぞっとする。かといって拘束できるようなロープもないし……。ヴィラに相談すると、動かなくなった巨体を静かに見つめてこう言った。
「…氷で押し潰して沈めるか」
乱暴すぎる策ではあるけれど、念には念をということで……お願いします!!!
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