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第六章 城へ
21話
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「それでは、本日はここまでに致しましょう」
「はひぃ……」
終わりの合図が出た瞬間、へなへなと机にうつ伏せて安堵の息を吐く。
ハリムさんは優しくて教え方も上手だけど、意外なことに結構スパルタだった。
詰め込まれた単語や文法が頭の中でぐるぐると回っているような気さえして、こめかみを押さえる。窓から差し込む光は眩しいほどのオレンジ色だ。
いつも通りシャワーで済ませるつもりだったのに、湯船にはいつの間にか湯が張られ、何故か色とりどりの花びらまで浮かべてあった。
何故花びらを? と不思議に思いはしたのだが、折角なのでじっくりと観察させてもらうことにする。
花は全部で四種類。どれも実際には見たことのない種類のものだったが、植物図鑑の特徴に当て嵌めながらひとつひとつ調べていく。
(へぇ、これは水を弾く性質なのか。それなら――)
夢中になって手触りや匂いを確かめているうちに、気づけばすっかりのぼせてしまった。
体が熱くて、くらくらする。最低限の夜着だけを身につけて部屋に続く扉を開けると、ハリムさんがグラスを持って待ち構えていた。
中々上がってこない僕を案じて、あと数分遅かったら浴室に入るつもりだったらしい。……危ないところだった。
窓際に椅子を寄せ、頬杖をつきながら外を眺める。小さな光の粒たちが集まって、今日も町の形を作っていた。
この景色は見ていて飽きないし、なにより火照った体には夜風の冷たさが心地いい。
そう思っていると、後ろから伸びてきた手によって黄緑色のショールがかけられた。
「あまり夜風を浴びると湯冷めしてしまいます。程々になさいませ」
「あ、ありがとうございます」
まだ冷える季節とはいえ、部屋の中には暖炉もある。ここよりも寒暖差の激しい森で暮らしていた僕にとって特に寒いとは感じなかったけど、突き返すのも何なので、好意としてありがたく受け取っておくことにした。
暫くして、今度は夕食が運ばれて来る。
テーブル一杯に並べられた豪勢な食事は明らかに二人分だったのに、満足そうに頷いたハリムさんは「また明日」とだけ言い残して部屋を出て行ってしまった。
このだだっ広い部屋には現在、僕と配膳係のメイドさんしかいない。
もしかしてメイドさんとご飯を……? そう考えてはみたものの、言葉が通じないのでは直接聞くこともできない。
とりあえず昼食の時と同じようにソファーの左端に座ってみる。横目で顔色を伺ってみても、その表情からは何の感情も読み取れなかった。
(ハリムさん……お願いだから帰ってきて……)
食事を促す素振りもなく、かといって出て行くような気配もない。……こういう場合は一体どう対応するのが正解なんだろう。
うろうろと落ち着きなく視線を彷徨わせていると、沈黙を破るようなノックの音が耳に届いた。
ハリムさんが帰ってきてくれたのかと喜びかけたのも束の間、実際部屋に入ってきたのは思いがけない人物だった。
「ヴィラ……」
「待たせたな、セシェル」
ヴィシェーラが部屋に入ると、無表情だったメイドの顔色がパッと色づく。
一方セラシェルは、喜んでいいのか困惑すればいいのか分からないといった、複雑な表情を浮かべていた。
何ひとつ状況を飲み込めないままに、食事会はスタートする。
揃いのグラスに深い赤紫色の液体が注がれて、互いの手に握られたそれが一瞬だけ触れ合った。離れていったグラスは優雅な仕草で傾けられ、白い喉仏がこくりと動く。
(そっか、もうワインが飲める歳になったんだ)
そういえばワインで酔い潰れた自分を介抱してくれたこともあったっけ。それが今では――なんて、妙な感慨深さが湧いてきて涙が滲んだ。
変な顔をしているのがバレないように、慌ててグラスを傾ける。
鼻に抜ける芳醇な香りと舌触りの良い苦味、ワインを滅多に飲まない僕にすら、かなりいいものであるとわかった。
見たこともない魚のバターソテー、不思議な味がするポタージュ、仔羊に甘いソースがかかったやつ。
テーブルに並べられた食事は見たこともない豪勢なものばかりで、どれも美味しかった……はずなんだけど、やっぱり食欲は湧かなかった。
「口に合わないか」
「ううん、そんなことない。どれもすごく美味しいよ」
「気を使わなくてもいい。朝と昼も碌に食べてないんだろう」
「……それはそう、なんだけど」
チラリ、迷いながらもメイドさんの方を流し見る。何かを察したヴィラが手で合図をすると、彼女は深く一礼をして部屋から出ていった。
ようやく肩の力が抜けて思いっきりソファに倒れ込む。ヴィラしかいないなら礼儀なんて気にしなくてもいいだろう。
いきなり倒れ込んだ僕に驚いたのか、ヴィラが立ち上がって近づこうとしてくる。それを手で制しながら、暫くふかふかのクッションを堪能した。
「……よし、ちょっと回復した」
「まだ体調が優れないのか」
「いや、体調は問題ないよ。ただほんの少しだけ疲れちゃって」
「チッ、ハリムのやつ……」
「――ヴィラの舌打ちなんて初めて見た。……じゃなくて違う違う、ハリムさんの所為じゃないから!」
ヴィラが憎々しげにハリムさんの名前を呼び始めたので、慌ててソファから起き上がって首を振る。
少々はやとちりすぎではあるが、こんなにわかりやすく感情を表に出せるようになったのは喜ばしいことだ。
でも舌打ちするのは良くないので、後できちんと叱っておかなければ。
「ハリムさんやメイドさんたちには凄く良くしてもらってるよ。ただ、ずっと一人で暮らしてきたから、常に視線を感じてると勝手に気を張って疲れちゃうんだ」
「そうか……すまない。配慮が足りなかった。」
「ヴィラが謝ることじゃないよ。ただ食事中くらいは一人にしてもらえると嬉しいかなって気持ちはある」
「わかった。伝えておこう」
「ありがとう」
少しでもヴィラを安心させようと、すっかり冷めてしまった料理を口に運んで咀嚼する。味は変わっていない筈なのに、さっきより少しだけ美味しくなったような気がしてホッとした。これなら食べられるかも。
▽
一応健闘はしたのだが、結局半分も食べきれなくて残りは下げてもらうことにした。
食べ物をこうも粗末にするのは気がひけるので、明日も食べきれなかったら食事の量を減らしてもらおう。
そう心に決めて再びふかふかの座面へと寝転がる。
「ふぁぁ……」
ヴィラと二人っきりだと張り詰めていた気持ちが緩む。加えてお腹も満たされたことで心地の良い眠気に襲われた。
暖炉の火がパチパチと音を立てて弾けている。眠たい、でもヴィラがまだ帰ってない。
起きようと頑張ってみても、一度睡魔の誘惑に負けてしまった体は言うことを聞かない。
ゆっくりと瞬きを繰り返していた瞼がついには持ち上がらなくなってしまった。まぁいいか……今日はもう諦めて、このまま寝落ちてしまおう。
「はひぃ……」
終わりの合図が出た瞬間、へなへなと机にうつ伏せて安堵の息を吐く。
ハリムさんは優しくて教え方も上手だけど、意外なことに結構スパルタだった。
詰め込まれた単語や文法が頭の中でぐるぐると回っているような気さえして、こめかみを押さえる。窓から差し込む光は眩しいほどのオレンジ色だ。
いつも通りシャワーで済ませるつもりだったのに、湯船にはいつの間にか湯が張られ、何故か色とりどりの花びらまで浮かべてあった。
何故花びらを? と不思議に思いはしたのだが、折角なのでじっくりと観察させてもらうことにする。
花は全部で四種類。どれも実際には見たことのない種類のものだったが、植物図鑑の特徴に当て嵌めながらひとつひとつ調べていく。
(へぇ、これは水を弾く性質なのか。それなら――)
夢中になって手触りや匂いを確かめているうちに、気づけばすっかりのぼせてしまった。
体が熱くて、くらくらする。最低限の夜着だけを身につけて部屋に続く扉を開けると、ハリムさんがグラスを持って待ち構えていた。
中々上がってこない僕を案じて、あと数分遅かったら浴室に入るつもりだったらしい。……危ないところだった。
窓際に椅子を寄せ、頬杖をつきながら外を眺める。小さな光の粒たちが集まって、今日も町の形を作っていた。
この景色は見ていて飽きないし、なにより火照った体には夜風の冷たさが心地いい。
そう思っていると、後ろから伸びてきた手によって黄緑色のショールがかけられた。
「あまり夜風を浴びると湯冷めしてしまいます。程々になさいませ」
「あ、ありがとうございます」
まだ冷える季節とはいえ、部屋の中には暖炉もある。ここよりも寒暖差の激しい森で暮らしていた僕にとって特に寒いとは感じなかったけど、突き返すのも何なので、好意としてありがたく受け取っておくことにした。
暫くして、今度は夕食が運ばれて来る。
テーブル一杯に並べられた豪勢な食事は明らかに二人分だったのに、満足そうに頷いたハリムさんは「また明日」とだけ言い残して部屋を出て行ってしまった。
このだだっ広い部屋には現在、僕と配膳係のメイドさんしかいない。
もしかしてメイドさんとご飯を……? そう考えてはみたものの、言葉が通じないのでは直接聞くこともできない。
とりあえず昼食の時と同じようにソファーの左端に座ってみる。横目で顔色を伺ってみても、その表情からは何の感情も読み取れなかった。
(ハリムさん……お願いだから帰ってきて……)
食事を促す素振りもなく、かといって出て行くような気配もない。……こういう場合は一体どう対応するのが正解なんだろう。
うろうろと落ち着きなく視線を彷徨わせていると、沈黙を破るようなノックの音が耳に届いた。
ハリムさんが帰ってきてくれたのかと喜びかけたのも束の間、実際部屋に入ってきたのは思いがけない人物だった。
「ヴィラ……」
「待たせたな、セシェル」
ヴィシェーラが部屋に入ると、無表情だったメイドの顔色がパッと色づく。
一方セラシェルは、喜んでいいのか困惑すればいいのか分からないといった、複雑な表情を浮かべていた。
何ひとつ状況を飲み込めないままに、食事会はスタートする。
揃いのグラスに深い赤紫色の液体が注がれて、互いの手に握られたそれが一瞬だけ触れ合った。離れていったグラスは優雅な仕草で傾けられ、白い喉仏がこくりと動く。
(そっか、もうワインが飲める歳になったんだ)
そういえばワインで酔い潰れた自分を介抱してくれたこともあったっけ。それが今では――なんて、妙な感慨深さが湧いてきて涙が滲んだ。
変な顔をしているのがバレないように、慌ててグラスを傾ける。
鼻に抜ける芳醇な香りと舌触りの良い苦味、ワインを滅多に飲まない僕にすら、かなりいいものであるとわかった。
見たこともない魚のバターソテー、不思議な味がするポタージュ、仔羊に甘いソースがかかったやつ。
テーブルに並べられた食事は見たこともない豪勢なものばかりで、どれも美味しかった……はずなんだけど、やっぱり食欲は湧かなかった。
「口に合わないか」
「ううん、そんなことない。どれもすごく美味しいよ」
「気を使わなくてもいい。朝と昼も碌に食べてないんだろう」
「……それはそう、なんだけど」
チラリ、迷いながらもメイドさんの方を流し見る。何かを察したヴィラが手で合図をすると、彼女は深く一礼をして部屋から出ていった。
ようやく肩の力が抜けて思いっきりソファに倒れ込む。ヴィラしかいないなら礼儀なんて気にしなくてもいいだろう。
いきなり倒れ込んだ僕に驚いたのか、ヴィラが立ち上がって近づこうとしてくる。それを手で制しながら、暫くふかふかのクッションを堪能した。
「……よし、ちょっと回復した」
「まだ体調が優れないのか」
「いや、体調は問題ないよ。ただほんの少しだけ疲れちゃって」
「チッ、ハリムのやつ……」
「――ヴィラの舌打ちなんて初めて見た。……じゃなくて違う違う、ハリムさんの所為じゃないから!」
ヴィラが憎々しげにハリムさんの名前を呼び始めたので、慌ててソファから起き上がって首を振る。
少々はやとちりすぎではあるが、こんなにわかりやすく感情を表に出せるようになったのは喜ばしいことだ。
でも舌打ちするのは良くないので、後できちんと叱っておかなければ。
「ハリムさんやメイドさんたちには凄く良くしてもらってるよ。ただ、ずっと一人で暮らしてきたから、常に視線を感じてると勝手に気を張って疲れちゃうんだ」
「そうか……すまない。配慮が足りなかった。」
「ヴィラが謝ることじゃないよ。ただ食事中くらいは一人にしてもらえると嬉しいかなって気持ちはある」
「わかった。伝えておこう」
「ありがとう」
少しでもヴィラを安心させようと、すっかり冷めてしまった料理を口に運んで咀嚼する。味は変わっていない筈なのに、さっきより少しだけ美味しくなったような気がしてホッとした。これなら食べられるかも。
▽
一応健闘はしたのだが、結局半分も食べきれなくて残りは下げてもらうことにした。
食べ物をこうも粗末にするのは気がひけるので、明日も食べきれなかったら食事の量を減らしてもらおう。
そう心に決めて再びふかふかの座面へと寝転がる。
「ふぁぁ……」
ヴィラと二人っきりだと張り詰めていた気持ちが緩む。加えてお腹も満たされたことで心地の良い眠気に襲われた。
暖炉の火がパチパチと音を立てて弾けている。眠たい、でもヴィラがまだ帰ってない。
起きようと頑張ってみても、一度睡魔の誘惑に負けてしまった体は言うことを聞かない。
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