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ハジマリ
カミサマは新しいチートの楽しみ方をミツケマシタ
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夢をみた。
とても美しい女性が
とても綺麗な男性が
乱れる姿を。
俺は生唾を飲み込んで見入った。
その色気に、自分自身も昂りそうになりながら、耳をくすぐる甘い声に聞き入った。
私は目をそらして耳を塞いだ。
見ては、聞いては、ダメだ。と何度も心の中で叫んだ。それでも耳に入ってくる喘ぎ声とかいうやつは、カラダをぞわぞわと震わせるだけの力があった。
◆ ◆ ◆
女性は俺の名前を呼んで、俺に触れようとしてくれたが、そこで夢は覚めてしまった。
「やっべー…すんっげぇ惜しいコトしたっ!」
なんでっ!今!あのタイミングで!夢は覚めたのかっ!
あと少しで女性、いやっ美女といっても過言じゃないくらいの人とイチャイチャできたかもしれないのっにっ!
「二度寝したら夢の続きがみられねっかなぁあ!」
ちょっと元気になってる下半身に悲しさをめいっぱい込めた叫びをぶつけた。ついでに、枕も殴っておいた。発散したかったんだ、発散。
だってほら、な?分かるだろ?この下半身、どーすんだよ。鎮まれコノヤロー…。
◆ ◆ ◆
男性は私の名前を呼んで、腕を伸ばしてきた。脱力してるのが、触られた頬越しに伝わってくる。
熱っぽい吐息が顔にかかる。
…かかる?
ん?かかる?
大切なことは2回言う。誰かが言っていた。
思わず一生懸命閉じていた目蓋を開け、私は息を呑んだ。そして、何か言いかけた相手より早く拳を繰り出した。
「いっやぁああああ!」
そんな自分の悲鳴と一緒に、突き出した拳もそのまま、目が覚めた。
「へ…ぁ…?あ、ゆっ、ゆめ…夢?」
拳を解き、腕を下ろして、慣れた部屋の天井をきょろきょろと見渡した。
よかった。ほんっとうによかった。なぜ夢でナニかあらにゃならないのか。いくら年齢=彼氏いない歴だからってそれはイヤだ。
しかも好きキャラならまだしも、知らない輩って…。
◆ ◆ ◆
「うぅっ殴るなんてヒドいっ!」
そう涙声に言うのは夢に現れた男だった。ていうか、女の子に殴られたのは久しぶりすぎるっ!とくわえた。
「男の子の方は、タイミングが悪かったわ…。アソコで起きちゃうなんて、楽しめなかったじゃない…」
そう拗ねた声で言うのは夢に現れた女の方だ。
けれど、その場には『1人』しかいない。
拗ねた声の女はムスッとしながら頬を軽く撫でる。
「ていうか痛いわ!あの子、顔殴るなんてダメよ!男も女も顔は殴っちゃ…いえ、女はお腹も?殴っちゃダメよ!」
むくりと上半身を起こした男はため息をついた。
「んー、まあ、急に触ったのがダメだったのかな?驚かせちゃった?ツラがいいからってそれに甘えちゃダメ?」
でも、このツラのウケはいいと思うんだよなー。淫夢に引き込んだ女の子は今まで1人だって最初は戸惑っても、最終的には受け入れくれたのにー。と男はうなだれた。
「でも、さ。夢が途中で覚めるのは、抵抗力があるってこと♪これは、みつけたかもしれないね♪なぁ女のオレ?」
にっこり微笑んだ男の姿が霞むように揺れたのち女の姿へと変わる
「そうね♪って言っても、別人格じゃないから、それっぽく演じ分けてるだけだけどー」
金色の髪をなびかせながら立ち上がり、その人は続けた。
「目星が付いたんなら!始めちゃおっかー!そろそろ、イキっぱなしなのも辛いし、独りじゃつまらないし、持て余してるし」
ニコニコしながらガッツポーズをとり、女は豊満な胸を揺らした。
「カミサマの本気!みせちゃうんだから♪」
とても美しい女性が
とても綺麗な男性が
乱れる姿を。
俺は生唾を飲み込んで見入った。
その色気に、自分自身も昂りそうになりながら、耳をくすぐる甘い声に聞き入った。
私は目をそらして耳を塞いだ。
見ては、聞いては、ダメだ。と何度も心の中で叫んだ。それでも耳に入ってくる喘ぎ声とかいうやつは、カラダをぞわぞわと震わせるだけの力があった。
◆ ◆ ◆
女性は俺の名前を呼んで、俺に触れようとしてくれたが、そこで夢は覚めてしまった。
「やっべー…すんっげぇ惜しいコトしたっ!」
なんでっ!今!あのタイミングで!夢は覚めたのかっ!
あと少しで女性、いやっ美女といっても過言じゃないくらいの人とイチャイチャできたかもしれないのっにっ!
「二度寝したら夢の続きがみられねっかなぁあ!」
ちょっと元気になってる下半身に悲しさをめいっぱい込めた叫びをぶつけた。ついでに、枕も殴っておいた。発散したかったんだ、発散。
だってほら、な?分かるだろ?この下半身、どーすんだよ。鎮まれコノヤロー…。
◆ ◆ ◆
男性は私の名前を呼んで、腕を伸ばしてきた。脱力してるのが、触られた頬越しに伝わってくる。
熱っぽい吐息が顔にかかる。
…かかる?
ん?かかる?
大切なことは2回言う。誰かが言っていた。
思わず一生懸命閉じていた目蓋を開け、私は息を呑んだ。そして、何か言いかけた相手より早く拳を繰り出した。
「いっやぁああああ!」
そんな自分の悲鳴と一緒に、突き出した拳もそのまま、目が覚めた。
「へ…ぁ…?あ、ゆっ、ゆめ…夢?」
拳を解き、腕を下ろして、慣れた部屋の天井をきょろきょろと見渡した。
よかった。ほんっとうによかった。なぜ夢でナニかあらにゃならないのか。いくら年齢=彼氏いない歴だからってそれはイヤだ。
しかも好きキャラならまだしも、知らない輩って…。
◆ ◆ ◆
「うぅっ殴るなんてヒドいっ!」
そう涙声に言うのは夢に現れた男だった。ていうか、女の子に殴られたのは久しぶりすぎるっ!とくわえた。
「男の子の方は、タイミングが悪かったわ…。アソコで起きちゃうなんて、楽しめなかったじゃない…」
そう拗ねた声で言うのは夢に現れた女の方だ。
けれど、その場には『1人』しかいない。
拗ねた声の女はムスッとしながら頬を軽く撫でる。
「ていうか痛いわ!あの子、顔殴るなんてダメよ!男も女も顔は殴っちゃ…いえ、女はお腹も?殴っちゃダメよ!」
むくりと上半身を起こした男はため息をついた。
「んー、まあ、急に触ったのがダメだったのかな?驚かせちゃった?ツラがいいからってそれに甘えちゃダメ?」
でも、このツラのウケはいいと思うんだよなー。淫夢に引き込んだ女の子は今まで1人だって最初は戸惑っても、最終的には受け入れくれたのにー。と男はうなだれた。
「でも、さ。夢が途中で覚めるのは、抵抗力があるってこと♪これは、みつけたかもしれないね♪なぁ女のオレ?」
にっこり微笑んだ男の姿が霞むように揺れたのち女の姿へと変わる
「そうね♪って言っても、別人格じゃないから、それっぽく演じ分けてるだけだけどー」
金色の髪をなびかせながら立ち上がり、その人は続けた。
「目星が付いたんなら!始めちゃおっかー!そろそろ、イキっぱなしなのも辛いし、独りじゃつまらないし、持て余してるし」
ニコニコしながらガッツポーズをとり、女は豊満な胸を揺らした。
「カミサマの本気!みせちゃうんだから♪」
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