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【ワーカー】〜冒険編〜
No.4 《数多の声で》
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「これより承臨を行う。」
ついに承臨が行われる
つい2日前までは全く乗り気にならなかった。
でも今はどうだ…
楽しみで仕方がない
「ヨハネス。合掌して待っていろ。」
俺は静かに頷く
「今より貴様に授けるは【湿度】【天体】の御技。神の御命において合掌せよ。」
……昨日までのあの女とはまるで別人のように武を舞っている。
「終わりだ。帰って良いぞ。」
意外と早かったな。
〔その後、ジェニーとシズクもしっかり承臨した。〕
そのままの足で冒険者組合へ足を運んだ。
かなり大きい…昨日見たのは支社だったか。
(冒険者組合本社は東京ドーム3つ分くらい。支社は平均的な県庁、都庁などの大きさ)
大きい門を通り、まずは辺りを見渡す。
「……独特な匂いだな…。」
鉄、化粧、魔物の匂い、料理の匂い、酒の匂い。さまざまな匂いが混ざり合って漂っている。
「まずは受付へ行かないとですよヨーくん。」
「あ、あぁそうだな。」
俺がこれから、ここにいる人たちと同業者になるなんてワクワクが止まらない。
とても広い受付へ行く。(まるで改札のように並んでいる。)
「こんにちわ!ワーカー新規登録の方ですか?」
受付嬢が元気よく挨拶をしてくる。
「はい。そうですが。」
「でしたら。この紙にサインと記入をした後にワーカー講座を受けてください。」
講座があるのか。
「わかりました。」
「あと、ワーカーになるなら敬語は指揮系統がバレちゃうので、どんなに先輩でもタメ口でお願いします。」
「なるほど。」
俺たちは紙にいろいろ書いて講座(といってもほぼ実技。講座はワーカーのマナーとルールについて。)を受けに冒険者組合の中心部にある円形闘技場の一つに入った。
講習用カードをもらった
「あれジェニー。お前俺とアルファベット違くないか。」
俺は【A-207】
ジェニーは【B-136】
「それを言ったら私だって皆さんと違いますよ。」
シズクは【D-12】だった。
「俺らが協力しないようにってこと?」
「そういうことになるわね。」
「じゃあ皆さん。これが終わったあと冒険者組合の目の前の公園にある大きな木の下で待ち合わせでどうですか?」
「俺は異議ないよ。」
「私も。」
そして3人はそれぞれAの闘技場、Bの闘技場、Dの闘技場に入って行った。
~~座学~~
「では、これといって話すこともないし、我は早く実技がしたいが、座学を始める」
すごく大きい人が座学するんだな。
種族は巨人というらしい。 15mはあると思う。
「まず、この冒険者組合についてだが、この組合全体がギルドになっている。」
「知っての通り、ここのギルド名は【黄金迷宮】という。そしてその中にクランというものがいくつもありその中にパーティーがある。」
「クエストの種類はさまざまで1つ目は【ギルドクエスト】(通称GC)ギルド全体のクエストだな、ほかのギルドと協力する場合もある。」
別に仲が悪いわけじゃないんだな。そしてギルド名は神話上の迷宮か…。
「2つ目は【クランクエスト】(通称CC)クラン全体のクエストだ。これも同じく他のクランと協力する事もある。」
「3つ目が【パーティークエスト】(通称PC, パソコンじゃないよ)パーティーごとの依頼だ。これが1番セオリー。」
「ちなみに全体の依頼に(GC,CCなど)受けるかどうかは任意だ、強制じゃない。」
かなり優しいじゃないか。別のクエストに行ってる奴もいるしな。
「次に話すのはワーカーのランクに対する冒険難易度についてだ。冒険者のランクは上から順に【ウルツァイト】
【ロンズデーライト】【ダイアモンド】ここまでが上位。【ボラゾン】【レニウム】【チタン】【ジコルニウム】までが中位。【アルミナ】【スピネル】【マラカイト】が下位。」
硬い鉱石順か。
「基本的に上官の命令は逆らえない。そして難易度について、下位の者は【ベリアル】【ザガン】【バラム】まで、
中位の者は【ヴィネー】【アスモダイ】【ブルゾン】まで受けられる。上位の者は【ベレト】【バイモン】【バエル】まで」
悪魔の階級とはまたあれだな。
「ちなみにクランの名前は公式で設定されるが、パーティーの名前は【ウルツァイト】【ロンズデーライト】【ダイアモンド】にならないと公式には設定されない。それ以下は自称になってしまうから注意しろよ。」
「ギルドがつける名前にはいろいろあって、例をあげると【ダイアモンド】級の森林魔法を使用するパーティーの名前は
【GH毒胞子 デッドグリーンハウス】。【ウルツァイト】級の現ギルド最強の剣姫がいるパーティーは
【IK文明崩壊 シザークロスプリンセス】。名前はこんな感じだ。」
「お前らもさっさと上位になれよ。」
「ここまでで質問は?」
バン!
「さぁて!!」
タイタンの人が床を叩く。
「実技に移るぞ。」
ついに承臨が行われる
つい2日前までは全く乗り気にならなかった。
でも今はどうだ…
楽しみで仕方がない
「ヨハネス。合掌して待っていろ。」
俺は静かに頷く
「今より貴様に授けるは【湿度】【天体】の御技。神の御命において合掌せよ。」
……昨日までのあの女とはまるで別人のように武を舞っている。
「終わりだ。帰って良いぞ。」
意外と早かったな。
〔その後、ジェニーとシズクもしっかり承臨した。〕
そのままの足で冒険者組合へ足を運んだ。
かなり大きい…昨日見たのは支社だったか。
(冒険者組合本社は東京ドーム3つ分くらい。支社は平均的な県庁、都庁などの大きさ)
大きい門を通り、まずは辺りを見渡す。
「……独特な匂いだな…。」
鉄、化粧、魔物の匂い、料理の匂い、酒の匂い。さまざまな匂いが混ざり合って漂っている。
「まずは受付へ行かないとですよヨーくん。」
「あ、あぁそうだな。」
俺がこれから、ここにいる人たちと同業者になるなんてワクワクが止まらない。
とても広い受付へ行く。(まるで改札のように並んでいる。)
「こんにちわ!ワーカー新規登録の方ですか?」
受付嬢が元気よく挨拶をしてくる。
「はい。そうですが。」
「でしたら。この紙にサインと記入をした後にワーカー講座を受けてください。」
講座があるのか。
「わかりました。」
「あと、ワーカーになるなら敬語は指揮系統がバレちゃうので、どんなに先輩でもタメ口でお願いします。」
「なるほど。」
俺たちは紙にいろいろ書いて講座(といってもほぼ実技。講座はワーカーのマナーとルールについて。)を受けに冒険者組合の中心部にある円形闘技場の一つに入った。
講習用カードをもらった
「あれジェニー。お前俺とアルファベット違くないか。」
俺は【A-207】
ジェニーは【B-136】
「それを言ったら私だって皆さんと違いますよ。」
シズクは【D-12】だった。
「俺らが協力しないようにってこと?」
「そういうことになるわね。」
「じゃあ皆さん。これが終わったあと冒険者組合の目の前の公園にある大きな木の下で待ち合わせでどうですか?」
「俺は異議ないよ。」
「私も。」
そして3人はそれぞれAの闘技場、Bの闘技場、Dの闘技場に入って行った。
~~座学~~
「では、これといって話すこともないし、我は早く実技がしたいが、座学を始める」
すごく大きい人が座学するんだな。
種族は巨人というらしい。 15mはあると思う。
「まず、この冒険者組合についてだが、この組合全体がギルドになっている。」
「知っての通り、ここのギルド名は【黄金迷宮】という。そしてその中にクランというものがいくつもありその中にパーティーがある。」
「クエストの種類はさまざまで1つ目は【ギルドクエスト】(通称GC)ギルド全体のクエストだな、ほかのギルドと協力する場合もある。」
別に仲が悪いわけじゃないんだな。そしてギルド名は神話上の迷宮か…。
「2つ目は【クランクエスト】(通称CC)クラン全体のクエストだ。これも同じく他のクランと協力する事もある。」
「3つ目が【パーティークエスト】(通称PC, パソコンじゃないよ)パーティーごとの依頼だ。これが1番セオリー。」
「ちなみに全体の依頼に(GC,CCなど)受けるかどうかは任意だ、強制じゃない。」
かなり優しいじゃないか。別のクエストに行ってる奴もいるしな。
「次に話すのはワーカーのランクに対する冒険難易度についてだ。冒険者のランクは上から順に【ウルツァイト】
【ロンズデーライト】【ダイアモンド】ここまでが上位。【ボラゾン】【レニウム】【チタン】【ジコルニウム】までが中位。【アルミナ】【スピネル】【マラカイト】が下位。」
硬い鉱石順か。
「基本的に上官の命令は逆らえない。そして難易度について、下位の者は【ベリアル】【ザガン】【バラム】まで、
中位の者は【ヴィネー】【アスモダイ】【ブルゾン】まで受けられる。上位の者は【ベレト】【バイモン】【バエル】まで」
悪魔の階級とはまたあれだな。
「ちなみにクランの名前は公式で設定されるが、パーティーの名前は【ウルツァイト】【ロンズデーライト】【ダイアモンド】にならないと公式には設定されない。それ以下は自称になってしまうから注意しろよ。」
「ギルドがつける名前にはいろいろあって、例をあげると【ダイアモンド】級の森林魔法を使用するパーティーの名前は
【GH毒胞子 デッドグリーンハウス】。【ウルツァイト】級の現ギルド最強の剣姫がいるパーティーは
【IK文明崩壊 シザークロスプリンセス】。名前はこんな感じだ。」
「お前らもさっさと上位になれよ。」
「ここまでで質問は?」
バン!
「さぁて!!」
タイタンの人が床を叩く。
「実技に移るぞ。」
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