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約束
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授業が終わり休み時間に入る。
アリスは休み時間に入ってすぐに教室を出ていく。
「なあなあ、アレン」
そう言って、ソラはアレンに話しかける。
「どうした?」
「放課後にバトルルームに行こうぜ」
「なんで、今日やるのか?」
「予約しに行くんだよ」
ソラは、今にも走って行きそうなぐらいわくわくしている。
「使いたいときに使えるんじゃないのか? 前はすぐに使えたし」
「だって、お前の使ったのは教員用だからすぐに使えただけだよ」
「そうだったのか」
アレンは、以外にいろいろなことを知っているソラに少し驚きつつも納得する。
「で、今日の放課後大丈夫か?」
と、話を戻す。
「いいぜ。何も用事はないし」
「よ~し、決まりだな」
そう言いながら、ソラは自分の席に戻って行く。
「なに話していたの?」
アリスが、ソラが帰るのと同時ぐらいに戻ってくる。
「放課後にバトルルームの予約をしに行こうって話してただけだよ」
「へ~、そうなんだ」
「アリスはどこへ行ってたんだ?」
今度はアレンが問いかける。
「先生に質問してきただけだよ」
アリスはいつも通りに笑顔で答える。
「勉強熱心だな」
そして、アレンも笑顔になってアリスの頭をなでる。
「えへへ」
嬉しそうにアリスは笑う。
昔からアレンはアリスががんばっていると頭をなでてほめる、アリスはそれが好きである。
だから、アリスは兄であるアレンに褒めてもらえるように勉強などいろいろなことを積極的に頑張っていた。
「俺ももっと強くなる」
アレンは小声で言う。
「何か言った?」
聞き取れなかったので、アリスは何を言ったのか聞く。
「アリスは偉いな~って言っただけだよ」
そう言って誤魔化した。
そんなやり取りをしているとチャイムが鳴り、先生が教室に入ってくる。
「授業を始める。みんな席につけ」
みんな急いで自分の席に座る。
そして先生はプリントをいくつも配る。
選択科目の調査、学校の設備利用について、授業の予定などのプリントや、見ても見なくても関係ないプリントが軽く十枚以上もあった。
「提出と書かれたプリントは今週中に出すこと」
「出さなかったらどうなるんですか?」
ソラがいつものように立ち上がって質問をする。
「単位を落とすだけだ」
先生は当たり前のことのように言った。
「じゃあ、一日遅れだとどうなるんですか?」
そのまま次の質問をする。
「一日ぐらいなら大丈夫だと思うぞ。でも、期限は守れよ」
「は~い」
そう言いながら椅子に座った。
「残り時間は自由に使え」
そう言って先生は教室から出て行った。
一部はプリントを片付け始めて、もう半分はさっきの授業と同じように教科書を出して自習を始める。
アリスは休み時間に入ってすぐに教室を出ていく。
「なあなあ、アレン」
そう言って、ソラはアレンに話しかける。
「どうした?」
「放課後にバトルルームに行こうぜ」
「なんで、今日やるのか?」
「予約しに行くんだよ」
ソラは、今にも走って行きそうなぐらいわくわくしている。
「使いたいときに使えるんじゃないのか? 前はすぐに使えたし」
「だって、お前の使ったのは教員用だからすぐに使えただけだよ」
「そうだったのか」
アレンは、以外にいろいろなことを知っているソラに少し驚きつつも納得する。
「で、今日の放課後大丈夫か?」
と、話を戻す。
「いいぜ。何も用事はないし」
「よ~し、決まりだな」
そう言いながら、ソラは自分の席に戻って行く。
「なに話していたの?」
アリスが、ソラが帰るのと同時ぐらいに戻ってくる。
「放課後にバトルルームの予約をしに行こうって話してただけだよ」
「へ~、そうなんだ」
「アリスはどこへ行ってたんだ?」
今度はアレンが問いかける。
「先生に質問してきただけだよ」
アリスはいつも通りに笑顔で答える。
「勉強熱心だな」
そして、アレンも笑顔になってアリスの頭をなでる。
「えへへ」
嬉しそうにアリスは笑う。
昔からアレンはアリスががんばっていると頭をなでてほめる、アリスはそれが好きである。
だから、アリスは兄であるアレンに褒めてもらえるように勉強などいろいろなことを積極的に頑張っていた。
「俺ももっと強くなる」
アレンは小声で言う。
「何か言った?」
聞き取れなかったので、アリスは何を言ったのか聞く。
「アリスは偉いな~って言っただけだよ」
そう言って誤魔化した。
そんなやり取りをしているとチャイムが鳴り、先生が教室に入ってくる。
「授業を始める。みんな席につけ」
みんな急いで自分の席に座る。
そして先生はプリントをいくつも配る。
選択科目の調査、学校の設備利用について、授業の予定などのプリントや、見ても見なくても関係ないプリントが軽く十枚以上もあった。
「提出と書かれたプリントは今週中に出すこと」
「出さなかったらどうなるんですか?」
ソラがいつものように立ち上がって質問をする。
「単位を落とすだけだ」
先生は当たり前のことのように言った。
「じゃあ、一日遅れだとどうなるんですか?」
そのまま次の質問をする。
「一日ぐらいなら大丈夫だと思うぞ。でも、期限は守れよ」
「は~い」
そう言いながら椅子に座った。
「残り時間は自由に使え」
そう言って先生は教室から出て行った。
一部はプリントを片付け始めて、もう半分はさっきの授業と同じように教科書を出して自習を始める。
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