63 / 88
第3章・炎帝龍の山
三十七話・魔水晶
しおりを挟む
オレ達は、シャンティの街へ入るための審査を受けている。
そこで問題が起きた。
審査で使用されている水晶玉がオレが触れても、反応しなかったんだ。
受付嬢が受付の奥に引っ込んでしまった。
水晶玉が光らなかったのを他の人が見てしまったようで
オレが無能者じゃないか?っとひそひそ声で話し合っている。
オレには微かに聞こえる程度だったんだけど
そのひそひそ声に、ボルドーが毛を逆立ててながら唸り声を出している。
その唸り声に、他に審査を受けている人たちは怯えて黙るが
ひそひそ声で、喋っている連中は、さらにひそひそと喋る
「この子は、無能者じゃないぞ」
リオさんがすかさず、その人たちに反論している。
次第にボルドーの唸り声が大きくなってきた。
オレは、唸り声をあげてるボルドーの首に手を回して
優しく、ボルドーの体を撫でて落ち着いてっと言って聞かせる。
周りには、気まずい空気が流れている。
そこに…
「すいません!!お待たせしました!!」
受付嬢が受付に戻って来た。
受付嬢の後ろに誰かついて来てる、若い男の人だった。
オレの方を受付嬢が男の人に
「主任この方です。お願いいたします!!」
「お待たせして、すいませんでした。私が変わって対応しますね。」
どうやらこの人と受付嬢は、交代らしい。
「水晶玉が反応しなかったんですね?念のため確認しますが、魔力が生まれつき弱い体質ですか?それとも…」
男の人が質問してくる
リオさんが横に来て
「この子にはわかりにくいので、私が代わりに説明しても大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。失礼ですが…貴方は、この子の…?」
男の人がオレの顔とヴァン君の顔を見た。
そして、再びリオさんの顔を見た。
「ああ、俺はこの子の父親じゃないんだが、今一緒に旅をしているんだ。」
「そうですか。なら質問を続けますが…よろしいですね?」
リオさんが話を聞いて、説明してくれている。
本来ならオレが質問に答えないといけないんだけど
この世界でポピュラーで簡単に答えられる質問だとしても
異世界から来たオレには、難しくて答えられないんだ。
「分かりました。この子は、この魔物と契約して自分の従魔にしているんですね?」
「ああ、そうだ。だからこの子は、決して無能者じゃないんだ。」
「もちろん、分かっています。ですが…こちらとしても、しっかりと確認をしないといけない決まりですから」
リオさんが納得出来ないって感じに腕を組んで睨みつけている。
ボルドーが再び唸り声をあげた。
受付の人がリオさんに丁寧に説明している。
ヴァン君はオレのそばから決して離れないで、周囲を見ている。
「万が一なんらかの手段で自分の素性を誤魔化してでも、シャンティの街へ入ろうとする輩がいないとも限りませんから」
「それは、十分に分かっている…しかし、こんな人目が多い場所でそんな風に長々と話をされると周りの注目を集めていらぬ誤解を生みかねない。」
そこで、リオさんが後ろでひそひそ声で喋っている人達を指差して
「今すでにあの連中は、この子が無能者と決まった訳でもないのにこの子の事を無能者呼ばわりしているんだぞ?」
ボルドーが後ろの人たちに飛びかかりそうな勢いだ。
オレは、ボルドーの首から手を離さないように必死になるし
リオさんは、完全に怒りをあらわにしている。
「貴方が怒る理由は、分かっています。それは申し訳ありません。」
受付の人が落ち着いてと言わんばかりに
リオさんに落ち着いた口調で話してる。
しかし、ボルドーはイライラがおさまらないのか終始唸っていた。
そこでオレは先ほどよりも念入りに全身を撫で回すとボルドーは嬉しいのか、尻尾をブンブンと激しく振っている
「この水晶玉では、審査できませんので別室にある魔道具で審査しますから、どうかこちらへ」
受付の人が奥の扉へとオレ達を誘導する。
リオさんが、ため息をついて、行きましょうっと受付の人が向かった部屋へと移動していく。
「やっとか、対応が遅いぞ…ひょっとして、アレを使ってないのか?」
アレって、何だろう?
受付の人が扉を開ける。
オレ達も中へと入るっと、中にあったのは…
「さっきの水晶玉より大きいですね。それに色が違う?」
先ほどの水晶玉が手毬程度の大きさだったのに比べるとかなり大きい。
エクササイズで人が乗って使うバランスボール波のサイズだからね。
「ああ、アレが高位の審査用の魔道具で、希少な魔水晶…クリスタル・ストーンで出来てる」
「魔水晶って、あの大粒の魔石よりもずっと、高価だっていうあの?」
さっきのは、無色透明だった。
これは、微かに緑色をしているが時折、その色が濃くなったり薄くなったりする。
「ああ、そうだ。あれだけの物だと魔水晶だけで金貨50…いや70枚くらいだろう」
「金貨50枚⁉︎もの凄く高いんだね。」
リオさんとヴァン君が目の前にある水晶がすごいって、話してるけど…
金貨50枚…ごめん、価値観が分からない
金貨1枚いくらになるのかな…
「ですから、こうして別室で保管しているんですよ。もしも割れたら…クビ、で済めばいい方ですよ。」
クビで済めばいい方…ひょっとして、監獄行きなのかな?
その魔水晶の魔道具は、部屋の中心に置いてある
「では、いくぞ。準備はいいか?」
「「大丈夫です」」
「いつでも、どうぞ」
他にもついて来ていた数人の審査の職員が何やら一斉に呪文唱え始めたすると…
部屋の四隅から鎖が現れた。
その鎖が魔水晶の台座の金具に繋がった。
「やっぱり、鎖で固定されてたんだ。」
「ええ、もしも倒れたら大事ですからね。」
「鎖で固定して、その上で防犯の為に鎖を数人がかりで魔法で消しているんです。」
防犯対策に魔法を使う
うん、ファンタジー…だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
夕刻の灯です。
3日連続投稿
相変わらず、話が長くてすいません。
審査の話はもう少し続きます。
四月一日ですね。
新年度突入~
面白いのか…正直なところ分かりませんが
これからもよろしくお願いします。
そこで問題が起きた。
審査で使用されている水晶玉がオレが触れても、反応しなかったんだ。
受付嬢が受付の奥に引っ込んでしまった。
水晶玉が光らなかったのを他の人が見てしまったようで
オレが無能者じゃないか?っとひそひそ声で話し合っている。
オレには微かに聞こえる程度だったんだけど
そのひそひそ声に、ボルドーが毛を逆立ててながら唸り声を出している。
その唸り声に、他に審査を受けている人たちは怯えて黙るが
ひそひそ声で、喋っている連中は、さらにひそひそと喋る
「この子は、無能者じゃないぞ」
リオさんがすかさず、その人たちに反論している。
次第にボルドーの唸り声が大きくなってきた。
オレは、唸り声をあげてるボルドーの首に手を回して
優しく、ボルドーの体を撫でて落ち着いてっと言って聞かせる。
周りには、気まずい空気が流れている。
そこに…
「すいません!!お待たせしました!!」
受付嬢が受付に戻って来た。
受付嬢の後ろに誰かついて来てる、若い男の人だった。
オレの方を受付嬢が男の人に
「主任この方です。お願いいたします!!」
「お待たせして、すいませんでした。私が変わって対応しますね。」
どうやらこの人と受付嬢は、交代らしい。
「水晶玉が反応しなかったんですね?念のため確認しますが、魔力が生まれつき弱い体質ですか?それとも…」
男の人が質問してくる
リオさんが横に来て
「この子にはわかりにくいので、私が代わりに説明しても大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。失礼ですが…貴方は、この子の…?」
男の人がオレの顔とヴァン君の顔を見た。
そして、再びリオさんの顔を見た。
「ああ、俺はこの子の父親じゃないんだが、今一緒に旅をしているんだ。」
「そうですか。なら質問を続けますが…よろしいですね?」
リオさんが話を聞いて、説明してくれている。
本来ならオレが質問に答えないといけないんだけど
この世界でポピュラーで簡単に答えられる質問だとしても
異世界から来たオレには、難しくて答えられないんだ。
「分かりました。この子は、この魔物と契約して自分の従魔にしているんですね?」
「ああ、そうだ。だからこの子は、決して無能者じゃないんだ。」
「もちろん、分かっています。ですが…こちらとしても、しっかりと確認をしないといけない決まりですから」
リオさんが納得出来ないって感じに腕を組んで睨みつけている。
ボルドーが再び唸り声をあげた。
受付の人がリオさんに丁寧に説明している。
ヴァン君はオレのそばから決して離れないで、周囲を見ている。
「万が一なんらかの手段で自分の素性を誤魔化してでも、シャンティの街へ入ろうとする輩がいないとも限りませんから」
「それは、十分に分かっている…しかし、こんな人目が多い場所でそんな風に長々と話をされると周りの注目を集めていらぬ誤解を生みかねない。」
そこで、リオさんが後ろでひそひそ声で喋っている人達を指差して
「今すでにあの連中は、この子が無能者と決まった訳でもないのにこの子の事を無能者呼ばわりしているんだぞ?」
ボルドーが後ろの人たちに飛びかかりそうな勢いだ。
オレは、ボルドーの首から手を離さないように必死になるし
リオさんは、完全に怒りをあらわにしている。
「貴方が怒る理由は、分かっています。それは申し訳ありません。」
受付の人が落ち着いてと言わんばかりに
リオさんに落ち着いた口調で話してる。
しかし、ボルドーはイライラがおさまらないのか終始唸っていた。
そこでオレは先ほどよりも念入りに全身を撫で回すとボルドーは嬉しいのか、尻尾をブンブンと激しく振っている
「この水晶玉では、審査できませんので別室にある魔道具で審査しますから、どうかこちらへ」
受付の人が奥の扉へとオレ達を誘導する。
リオさんが、ため息をついて、行きましょうっと受付の人が向かった部屋へと移動していく。
「やっとか、対応が遅いぞ…ひょっとして、アレを使ってないのか?」
アレって、何だろう?
受付の人が扉を開ける。
オレ達も中へと入るっと、中にあったのは…
「さっきの水晶玉より大きいですね。それに色が違う?」
先ほどの水晶玉が手毬程度の大きさだったのに比べるとかなり大きい。
エクササイズで人が乗って使うバランスボール波のサイズだからね。
「ああ、アレが高位の審査用の魔道具で、希少な魔水晶…クリスタル・ストーンで出来てる」
「魔水晶って、あの大粒の魔石よりもずっと、高価だっていうあの?」
さっきのは、無色透明だった。
これは、微かに緑色をしているが時折、その色が濃くなったり薄くなったりする。
「ああ、そうだ。あれだけの物だと魔水晶だけで金貨50…いや70枚くらいだろう」
「金貨50枚⁉︎もの凄く高いんだね。」
リオさんとヴァン君が目の前にある水晶がすごいって、話してるけど…
金貨50枚…ごめん、価値観が分からない
金貨1枚いくらになるのかな…
「ですから、こうして別室で保管しているんですよ。もしも割れたら…クビ、で済めばいい方ですよ。」
クビで済めばいい方…ひょっとして、監獄行きなのかな?
その魔水晶の魔道具は、部屋の中心に置いてある
「では、いくぞ。準備はいいか?」
「「大丈夫です」」
「いつでも、どうぞ」
他にもついて来ていた数人の審査の職員が何やら一斉に呪文唱え始めたすると…
部屋の四隅から鎖が現れた。
その鎖が魔水晶の台座の金具に繋がった。
「やっぱり、鎖で固定されてたんだ。」
「ええ、もしも倒れたら大事ですからね。」
「鎖で固定して、その上で防犯の為に鎖を数人がかりで魔法で消しているんです。」
防犯対策に魔法を使う
うん、ファンタジー…だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
夕刻の灯です。
3日連続投稿
相変わらず、話が長くてすいません。
審査の話はもう少し続きます。
四月一日ですね。
新年度突入~
面白いのか…正直なところ分かりませんが
これからもよろしくお願いします。
1
あなたにおすすめの小説
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる