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第154話 ミスリル鉱山奪還
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ミズガルズ王国軍本隊と、日本陸軍歩兵、海軍陸戦隊主力の到着は、今日の夕刻から夜になると見込まれていた。
昨夜、大打撃を受けたヴァナヘイム軍が、直ちに攻撃を再開するとは考え難かったが、昨日は隠して配置していた戦車を、塹壕陣地正面と切通しに配置して前面に押し出すことで見える化し、反撃の意思を削ぐ形とした。
戦死体からの硬貨回収に忙しかったヴァナヘイム兵であったが、こちらからの攻撃がないと分かったのか、ぼつぼつと戦死体の回収も始めたようである。
ただ、膨大な数であるため、回収作業が終わる頃にはこちらがミスリル鉱山を奪還しているのではないか、と思われるくらいであった。
現在、捕虜扱いとしているセシリアは、見るに耐えかねたのか、天幕の中で跪き、祈りを捧げ続けている。
一連の戦況については、逐次、無線で報告しているが、根拠地隊司令部からは、特に指示などはない。
本作戦について、上空からの援護の要請でもしない限り、任せる腹のようである。
「大尉殿、今後、鉱山の奪還はどのように行うのでありますか?」
東野少尉が、朝日に尋ねた。
「正攻法で行くさ。元はと言えばミズガルズ王国の戦だ。王国軍に頑張ってもらおうじゃないか。敵兵は半分近くにまで我々が減らして、数的には優位に立っておるんだし、後は任せよう。」
朝日は、そう答えた。
◆◆◆◆
その日の夕方、ヴィルタネン准男爵率いるミズガルズ王国軍諸兵科約5,500名と、日本陸軍歩兵に海軍陸戦隊を合わせた約400名の本隊が、丘陵陣地に到着した。
多くの兵が馬車に乗って来たとはいえ、相当疲労していることは確かであることから、その晩は休息を取らせ、翌日、鉱山へ総攻撃を掛けることにした。
援軍の到来は、特段、敵に隠す必要もない。
本体の各将兵は、敵陣を睨みながらも、明り取りの篝火や炊事の火を焚いた。
夜、ミズガルズ兵と日本兵が共同で歩哨に立ったが、夜半を過ぎ、半月が雲に隠れた頃、戦車が布陣している前方に展開していた歩哨は、前方の鉱山陣地の異常に気が付いた。
暗闇の中から、大勢の人間が動く気配が伝わって来たのである。
「敵襲か!?」
「全員、配置に着け!」
塹壕陣地と、援軍の仮陣地に緊張が走る。
兵たちは銃を構えて配置に着き、戦車は、「ギイギイ」というスターターの音を響かせて、エンジンを起動した。
後方で砲声が轟き、昨晩同様、照明弾が撃ち上げられた。
その照明弾の明かりの中に浮かび上がったのは、こちらへ攻め上がって来るヴァナヘイム兵ではなく、こちらへ背を向けて、我先にと逃走を図っているヴァナヘイム兵の姿であった。
彼らが一斉に行動を起こしたため、その気配に歩哨が気付いたのだった。
「相変わらず、隠密行動ができない奴らだ。」
戦車の脇で、照明弾に浮かぶ敵兵の姿を双眼鏡で眺めながら東野は思った。
「砲撃用意!」
後方の野砲陣地から号令が聞こえる。
砲撃の諸元は、昼間、およその当りは付けてあるらしい。
ドドーン
砲声が2発、轟いた。
諸元が正しかったのか、2発とも、脇目も振らず逃走中のヴァナヘイム兵の群れの真ん中に着弾し、炸裂した。
着弾箇所の近くにいた何人かの兵が、吹き飛ばされて宙に舞った。
「初弾命中、諸元そのまま。効力射、撃ーッ!」
弾着観測員の号令に合わせて、次弾が発射された。
ドドーン
次の瞬間、また、着弾箇所近くの兵が吹き飛ばされる。
ドンッ…ドンッ…
ダダダダダ…
陣地の重機関銃や、戦車砲と車載機関銃も射撃を始めた。
敵は、もはや抵抗する者もおらず、一方的に撃たれるばかりである。
「打ち方止め、騎兵が突入する。打ち方止めー!」
各所で命令があり、射撃が止んだ。
照明弾だけは、続けて撃ち上げられる。
その光の中を、出撃準備の整ったミズガルズ軍騎兵300騎ほどが、サーベルを右手で振り上げ、敵陣へ突入して行った。
その後ろを、チハ車が進み、そのまた後ろを、歩兵が進撃して行く。
東野は、狩野曹長以下1個分隊を率いてチハ車に跨乗し、敵陣へと進入して行った。
鉱山陣地の中は、砲撃で吹き飛ばされた敵兵のほか、騎兵が敵を手当たり次第に斬りまくったらしく、斬殺されたり、重傷を負い呻吟する敵兵があちこちに転がっていた。
ヴァナヘイム兵の中で、無傷か軽傷の者たちは、半ば放心状態で騎兵や戦車を眺めている。
鉱山陣地は、ミスリル鉱山区画の付け城のような構造になっているが、鉱山区画との境目に設けられた門の辺りに東屋があった。
その出入り口に、場違いに派手な格好をした、いかにも「そっち系のお姉さん」がおり、脇には、恰幅の良い上半身裸の中年男が、女物のドレスを頭から被り、ヘナヘナと腰を下ろしていた。
一目見て状況を察した東野は、ゆっくりと前進中の戦車から飛び降りると、その男に駆け寄った。
男の面前で仁王立ちになった東野は、抜身の軍刀を鼻先に突き付け
「貴様、ここで何をしていた?」
と詰め寄った。
「………。」
男の顔面は蒼白である。
「貴様は高級将校だな。部下将兵が命を賭して戦っている時、貴様は何をしていた!」
男は何も答えない。
恐怖で答えられないのかも知れない。
「娼館でよろしくやっておったのだろう。卑怯者め!」
東野は、自分でもよく分からないほど、目の前の男に無性に腹が立った。
「その首、落としてやろうか。」
東野が軍刀を振り上げ、傍らの娼婦が
「キャーッ!」
と悲鳴を上げた時
「待たれよ。」
という声がしたので、東野は顔を上げた。
「貴殿のお怒りはごもっともであるが、ここは小官にお任せいただきたい。」
そこには、東野と同じ様に、サーベルをその男に突き付けている、馬上のヴィルタネン准男爵がいた。
「よろしいか。」
「承知した。お任せする。」
東野は、訳が分からず湧き上がった激情が、急速に萎んで行くのを感じた。
「とりあえず、ミスリル鉱山は奪還したらしいからヨシ。」
彼はそう思った。
昨夜、大打撃を受けたヴァナヘイム軍が、直ちに攻撃を再開するとは考え難かったが、昨日は隠して配置していた戦車を、塹壕陣地正面と切通しに配置して前面に押し出すことで見える化し、反撃の意思を削ぐ形とした。
戦死体からの硬貨回収に忙しかったヴァナヘイム兵であったが、こちらからの攻撃がないと分かったのか、ぼつぼつと戦死体の回収も始めたようである。
ただ、膨大な数であるため、回収作業が終わる頃にはこちらがミスリル鉱山を奪還しているのではないか、と思われるくらいであった。
現在、捕虜扱いとしているセシリアは、見るに耐えかねたのか、天幕の中で跪き、祈りを捧げ続けている。
一連の戦況については、逐次、無線で報告しているが、根拠地隊司令部からは、特に指示などはない。
本作戦について、上空からの援護の要請でもしない限り、任せる腹のようである。
「大尉殿、今後、鉱山の奪還はどのように行うのでありますか?」
東野少尉が、朝日に尋ねた。
「正攻法で行くさ。元はと言えばミズガルズ王国の戦だ。王国軍に頑張ってもらおうじゃないか。敵兵は半分近くにまで我々が減らして、数的には優位に立っておるんだし、後は任せよう。」
朝日は、そう答えた。
◆◆◆◆
その日の夕方、ヴィルタネン准男爵率いるミズガルズ王国軍諸兵科約5,500名と、日本陸軍歩兵に海軍陸戦隊を合わせた約400名の本隊が、丘陵陣地に到着した。
多くの兵が馬車に乗って来たとはいえ、相当疲労していることは確かであることから、その晩は休息を取らせ、翌日、鉱山へ総攻撃を掛けることにした。
援軍の到来は、特段、敵に隠す必要もない。
本体の各将兵は、敵陣を睨みながらも、明り取りの篝火や炊事の火を焚いた。
夜、ミズガルズ兵と日本兵が共同で歩哨に立ったが、夜半を過ぎ、半月が雲に隠れた頃、戦車が布陣している前方に展開していた歩哨は、前方の鉱山陣地の異常に気が付いた。
暗闇の中から、大勢の人間が動く気配が伝わって来たのである。
「敵襲か!?」
「全員、配置に着け!」
塹壕陣地と、援軍の仮陣地に緊張が走る。
兵たちは銃を構えて配置に着き、戦車は、「ギイギイ」というスターターの音を響かせて、エンジンを起動した。
後方で砲声が轟き、昨晩同様、照明弾が撃ち上げられた。
その照明弾の明かりの中に浮かび上がったのは、こちらへ攻め上がって来るヴァナヘイム兵ではなく、こちらへ背を向けて、我先にと逃走を図っているヴァナヘイム兵の姿であった。
彼らが一斉に行動を起こしたため、その気配に歩哨が気付いたのだった。
「相変わらず、隠密行動ができない奴らだ。」
戦車の脇で、照明弾に浮かぶ敵兵の姿を双眼鏡で眺めながら東野は思った。
「砲撃用意!」
後方の野砲陣地から号令が聞こえる。
砲撃の諸元は、昼間、およその当りは付けてあるらしい。
ドドーン
砲声が2発、轟いた。
諸元が正しかったのか、2発とも、脇目も振らず逃走中のヴァナヘイム兵の群れの真ん中に着弾し、炸裂した。
着弾箇所の近くにいた何人かの兵が、吹き飛ばされて宙に舞った。
「初弾命中、諸元そのまま。効力射、撃ーッ!」
弾着観測員の号令に合わせて、次弾が発射された。
ドドーン
次の瞬間、また、着弾箇所近くの兵が吹き飛ばされる。
ドンッ…ドンッ…
ダダダダダ…
陣地の重機関銃や、戦車砲と車載機関銃も射撃を始めた。
敵は、もはや抵抗する者もおらず、一方的に撃たれるばかりである。
「打ち方止め、騎兵が突入する。打ち方止めー!」
各所で命令があり、射撃が止んだ。
照明弾だけは、続けて撃ち上げられる。
その光の中を、出撃準備の整ったミズガルズ軍騎兵300騎ほどが、サーベルを右手で振り上げ、敵陣へ突入して行った。
その後ろを、チハ車が進み、そのまた後ろを、歩兵が進撃して行く。
東野は、狩野曹長以下1個分隊を率いてチハ車に跨乗し、敵陣へと進入して行った。
鉱山陣地の中は、砲撃で吹き飛ばされた敵兵のほか、騎兵が敵を手当たり次第に斬りまくったらしく、斬殺されたり、重傷を負い呻吟する敵兵があちこちに転がっていた。
ヴァナヘイム兵の中で、無傷か軽傷の者たちは、半ば放心状態で騎兵や戦車を眺めている。
鉱山陣地は、ミスリル鉱山区画の付け城のような構造になっているが、鉱山区画との境目に設けられた門の辺りに東屋があった。
その出入り口に、場違いに派手な格好をした、いかにも「そっち系のお姉さん」がおり、脇には、恰幅の良い上半身裸の中年男が、女物のドレスを頭から被り、ヘナヘナと腰を下ろしていた。
一目見て状況を察した東野は、ゆっくりと前進中の戦車から飛び降りると、その男に駆け寄った。
男の面前で仁王立ちになった東野は、抜身の軍刀を鼻先に突き付け
「貴様、ここで何をしていた?」
と詰め寄った。
「………。」
男の顔面は蒼白である。
「貴様は高級将校だな。部下将兵が命を賭して戦っている時、貴様は何をしていた!」
男は何も答えない。
恐怖で答えられないのかも知れない。
「娼館でよろしくやっておったのだろう。卑怯者め!」
東野は、自分でもよく分からないほど、目の前の男に無性に腹が立った。
「その首、落としてやろうか。」
東野が軍刀を振り上げ、傍らの娼婦が
「キャーッ!」
と悲鳴を上げた時
「待たれよ。」
という声がしたので、東野は顔を上げた。
「貴殿のお怒りはごもっともであるが、ここは小官にお任せいただきたい。」
そこには、東野と同じ様に、サーベルをその男に突き付けている、馬上のヴィルタネン准男爵がいた。
「よろしいか。」
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