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2019.02.
53 02.18
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決まった縁を受け入れるのは恐いよ
乏しい包容力で戒める
でも近くなった街灯に手を伸ばす
揺れる危険も顧みず
綺麗な円を見下ろしながら
コンクリートとアスファルトに勧められて
光も分からない罠にかかって
無駄を悟る有能さはないし
ぼかした月は浮き彫りにするし
固めの指の皮は尖ってる
唇に擦り付けて赤い川にして
見えてるだけの本心はもう
話してるだけで放心だな
落ちる前にもう一度だけ
聴力を上手く使いこなせるなら
歩き方を眩ませる暇もなく
誰かの足裏に潜みたい
乏しい包容力で戒める
でも近くなった街灯に手を伸ばす
揺れる危険も顧みず
綺麗な円を見下ろしながら
コンクリートとアスファルトに勧められて
光も分からない罠にかかって
無駄を悟る有能さはないし
ぼかした月は浮き彫りにするし
固めの指の皮は尖ってる
唇に擦り付けて赤い川にして
見えてるだけの本心はもう
話してるだけで放心だな
落ちる前にもう一度だけ
聴力を上手く使いこなせるなら
歩き方を眩ませる暇もなく
誰かの足裏に潜みたい
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