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#07_シェイク・シェイク

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交渉もひと段落したので一息入れましょう

取敢えずは待ちですし、ケーキも食べたいので紅茶にしますか

お供はレアチーズケーキですあとはアップルパイですね

アメリカンなどっさり系の丸いでかい奴を切り出しお皿へ載せます
でかいですね

さて、空いてる席はっと、サークルの皆さんが手招きしてます

情報交換も必要でしょうし、いきますか

『おっさんが紅茶とケーキとか、びみょ~』

「ほっといてください」

旨ければいいんです、旨ければ

『いや~、だけど助かりました』

「何が?」

『俺達ちょっとばかし浮かれてました、常識だとか、思い込みだとか』

そうみたいですね、人のことは言えませんが

「いえいえ、お気になさらずに」

『なんか交渉までしてくれちゃったみたいで』

「ついでですよ」

紅茶そろそろいいですね

『で、俺達幾つかのグループに分けて行動しようと思うんですけど一緒にどうですか?』

「有難い話ではあるんですが、私は一人でのんびり行きたいかなと」

『そうか~』

「なにより、年齢的、体力的に無理そうですしね」

『あぁ、そっちもあるか~』

ええ、そうですよ、もう若く無いんですから無理は禁物です

「ええ、そちらは基本冒険者系で行きそうですし」

『やっぱ、解りますか』

「ええ、解りますとも~おおぉぉぉ?」
なんか頭がクラクラ、グワングワン、しぇけなべいべ?

あ、あちこちで人が愚図折れてますね、私もですが

あ、あぁ?、はい、解りました、そうゆう世界なんですね

「いきなりはやめんか!ジジイ!」

思わず怒鳴っちゃったじゃないですか
いきなりはやめろよ、いきなりは

『うぅ~、まだ頭クラクラするわ~』

『マジ、いきなりは勘弁して』

「ひとまず、落ち着きましょうか」

『賛成~』

ふぅ、やっと収まりました

「皆さん大丈夫ですか?」

『なんとか~』

「では質問とかの前に、ここにいる面子でラノベとの違いを検証しますか
なんせあくまで一般知識的な事しかわからないですし」

『そうだな、おれ紙とペン貰ってくるわ』
『よろ~』

「俺たちの知識とこの世界の一般常識が混じりあって混乱しているので
あえて言葉にしていこうと思うのでよろしく」

『はーい』

「基本的には剣と魔法のファンタジー世界である」

『はい』

「幾つかの国に分かれており帝政又は王政である」

『はい』

「基本人間が多いがエルフ、ドワーフも含め人間と呼ばれている」

『はい』

「犬系、猫系、爬虫類系の幾つかの特徴を備えた亜人と呼ばれる者達もいる」

『はい』

「野生の動物や猛獣もいて魔核を持ち魔法や能力を持つものを魔獣と呼ぶ」

『はい』

「人間及び亜人にも魔核はあり能力差はあるが魔法の使用ができる」

『はい』

「貨幣経済で金本位制である」

『はい』

「貨幣は白金、金銀銅、鉄でそれぞれ板状の物、円形の大きい物、標準の物がある」

『はい』

「ここまでは普通にファンタジー世界って感じなんだがな~」

『そうなんですよね~』

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