作家先生の完璧な生活

徹頭徹男

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朝活

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それなりに名の通った作家として世間からは認知されているようだ。こちらからすれば一発当たってしまい、それなりに印税入ってきて、ひと財産築いてしまったという感じ。


自宅で作業してもいいが、社会との繋がりを感じ、かつ気分転換にもなるので、町場の雑居ビルの一室を借り、事務所としている。


一応、法人設立し資産管理しているので、賃料など諸々経費扱いだ。そんなわけで、世間の喧騒から離れ、自由に過ごしている。




以前は会社勤めだったが、色々制約のある環境が苦痛だった。



食事関係。


カップラーメンなど、匂いのきつい食べ物は他人の目が気になり、食べるのを憚られた。


整理されていない、誰のもの、いつのものが入っているとも分からない冷蔵庫には、自分のものを入れる気にもならなかったし、そもそも入れる隙間さえないときもあった。


声の大きい人や上役の冷蔵庫内での指定席があったらどうしようと萎縮してしまい、使う気にもならない。


キッチン、シンクは誰がどう使っているかも分からない。いや、最近誰か使ったのかも分からない状態。


みんな同じ昼休憩時間。


結局、コンビニのおにぎりやパンを自席でさっと食べて終わる毎日。




今は冷蔵庫には自分の食料しか入っていないし、いつ、何を食べようが、酒を飲もうが誰からも咎められることはない。


ここでは綺麗なキッチンで出来たての飯を食べられるし、牛乳も1ℓパックから普通に飲める。潔癖なのだろうか。そもそも町場なので外食すればいいのだけど。



物品管理。


物を買って置くにせよ、いる、いらないの判断をするにせよ、誰かに確認する必要がない。誰まで確認が必要か考える必要もない。自分が判断するだけなので、気楽なことこの上ない。



人間関係。


会社勤めでは一緒に働く人間は選べないが、ここでは1人だ。基本的に1人で事足りるが、手が足りなくなれば自分の好みの人間を雇える。


たまに出版社の使いが様子を窺いにくるが適当にあしらっている。



音環境。


声の大きい人、くだらない話で雑音を立てる人はいない。音楽も好きにかけられ、気分よく仕事も捗る。


仕事場は人生の大半の時間を費やす空間だ。自分の好きなように過ごせる方が精神衛生上もいい…





などと脳内で自賛していると、いつもの乳酸菌飲料の販売レディが玄関にきた。



「おはようございます。今日はいかがですか?」



腸内環境は大事にしたいのでおすすめされた時、というかほとんど毎日飲んでいる。



「120円になります。いま準備しますね。」



ほぼ毎日、彼女とは顔を合わせている。そうともなれば、世間話などで大体の素性は分かってくる。どうやら彼女は20代前半でシンママというものらしい。若いのに苦労されている。
愛嬌のある顔立ちと細身ながら、出るところは出ている身体。引く手数多だろう。



床に置いた保冷バッグから、乳酸菌飲料を取り出す。床にしゃがんだとき、彼女の胸の谷間が一瞬チラッと見えた気がした。



「あと、いつものやつお願いできます?」



「ええ…はい。」



彼女はおもむろに後ろを向く。うなじはうっすら汗ばんでいる。無機質な事務員風のスカートが小さめの尻にピタっと張りつき、緩やかな曲線を描いている。



後ろから抱きしめると、彼女の尻の隙間に自分の股間を埋め、ゆっくりと上下させる。股間に柔らかい肉感の圧が伝わる。同時に左手で細く引き締まった、くびれを弄り、右腕で服の上から乳首を刺激するように擦る。鼻をうなじに埋め、甘い体臭を鼻腔いっぱいに充満させる。


「あっ…」


彼女も感じるところがあるのか、淫靡な声を漏らす。股間が彼女の尻の間で大きくなってくる。



しばらく上下し、股間を温めると、彼女をしゃがませ、そり立った性器を目の前に露出させる。



上から見下ろすと、彼女の制服の胸元は、はだけ、程よいサイズで張りのある胸が薄ピンクのブラに支えられて谷間を作っている。股を開かせると、スカートがずり上がり、ブラと同じ色のパンティがしっかりと露出した。



「可愛い。」


「からかわないでください。」



彼女ははにかみながらそう言うと、小さな口を性器に絡みつけた。
いやらしい音を立てながら、丹念に絞り上げてくる。端正な制服とM字開脚のコントラストが卑猥だ。


と考えているうちにも彼女の舌使いは激しさを増す。もうこちらの好みを掴まれているようだ。かなり根元まで咥え込んで刺激される。
彼女は口で絶頂を受け止めた。



「あ…ティッシュ。」



と言いかけると、彼女はごくんと飲み込んだ。


5000円札を手渡す。
飲料代として経費扱いだが、これも慈善というものだ。



「ありがとうございました。では。」
彼女は乱れた制服を直し、恥ずかしそうに頬を赤らめながら、会釈して出て行った。



もう少し感想を聞きたかったが、次の訪問先もあるだろうし、あまり足止めさせても申し訳ない。
朝9時、すっきりとした気持ちで今日の作業に取り掛かる。
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