マッチングアプリの男 大仏君編

１４．味わうことは気分に左右されない男

前日、
昼の予定を２時間早めることができたので待ち合わせ時間の変更を打診した。

「噂の鶯谷探検する？上野で待ち合わせでも大丈夫？」
「うん、じゃあ上野まで行くね。」
「着いたら教えて。」
「オッケー。大仏って甘いもの好き？」
「好きだよ！」

（だろうな。笑）

「そっか良かった。じゃあ明日持っていくね～。」
「ありがとう。楽しみにしてる。
こちらは明日に備えて精子を溜め込みます。」
「そうなんだ。笑　明日楽しみだね～ちゃんと寝れるかなあ。
大仏って年上とやったことある？私最高年齢じゃない？」
「年上ってほとんど変わらないじゃん。」
「うん　でもいい年だしがっかりさせないか心配で。笑　
大仏、若い子好きそうだから。笑」
「こちらこそ満足してもらえなかったら
捨てられちゃう危機感でいっぱいだよ！」
「じゃあお互い様で楽しもう♪」
「そうしよう。」
「私この前ペラペラしゃべってうるさくなかった？ごめんね。」
「全く大丈夫！！気にしすぎだよ。」
「大仏が聞き上手でついつい調子に乗ったなあと反省してたの。
明日は大仏の話いっぱい聞かせてね。」
「好きなだけ話していいよ！うん、こちらも話すね。」
「うん大仏がどんな人なのかもっと知りたい。
セックスでだいたいわかるけど。笑」
「ありがとう！変態で気分屋、気になる女性に優しい。
セックスはいたってノーマルだよ。」
「ノーマルで良かった。気分屋ってのが怖いなあ。」
「舐めるのも舐められるのも好き。」
「でも気分屋なんでしょ？」
「しつこくなければ大丈夫！」
「気分次第で舐めない！とかあるのかと。笑」
「しつこいと覚めるか嫌になっちゃう。気分で舐めはないよ！
まずは相手に気持ちよくなってもらわないと！」
「それはこの前も言ってたね。気をつけまーす。優しいね。」
「まずは明日試してみてください。大丈夫だと思うけど。笑」
「うんそだね。」
「そろそろ寝よか」
「そだね。ありがとう。おやすみなさい。」