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24.お告げ
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月末のデートの前日、ラインがきた。
「今度の週末に親が病院で検査受けることになってお金かかるから、
明日のデート代、さっちゃんに払ってもらうのは虫が良すぎるかなあ?」
「あら親御さん大丈夫?
デート代、いつも出してもらってるから
こういう時こそお返ししたい気持ちはめっちゃあるんだけど、
あいにく今手持ちがなくて
次の給料日まで日雇いのバイト行かなあかんぐらいで、、、ごめんね。
デートはまたお互いに余裕ができるまで延期しよう。」
「こちらこそごめんね。来月に延期させてくれる?
手術必要になりそうで結構お金かかるみたいです。」
(別に永久に延期でいいよ。
っていうか、年収そこそこあって、独身、実家暮らし、
子供がいて慰謝料や養育費払ってるわけでもないし、
ギャンブルやってるわけでもないし、
唯一の趣味のフットサルも今はやってなくて、なんでそんなに金ないの?
エンゲル係数どんだけ高いねん!笑
これはきっとデートするなというお告げだわ。)
「オッケー。
こちらこそ肝心な時にお役に立てずごめんね。
親御さん、よくなることを祈ってます。」
「こちらこそごめんね。かっこ悪いね。」
「気にしないで。
気持ち的にも今は親御さんに専念する時期というお告げかもしれないし、
今度会うときはお互いハッピーな状態で会おうね。
ありがとう。」
「ありがとう。確かにそうだね。自分も日雇いバイト行こうかな。
いっぱいお互い癒やそうね。」
(食べなきゃ金貯まるよ。笑 癒さねーよ。)
「おやすみ~」
2週間後、突然ラインがきた。
「明日さっちゃんの近所の駅に仕事で行くよ~。」
「おはよ~。ごめん。昨日はもう寝てた。今日近所に来るんだね。
お越しやす~。」
(だから何?って感じなんだけど。)
翌日の夜、私が寝る前にと早めにラインしてきた。
「こんばんは。元気にしてますか?」
「こんばんは。うん元気だよ。ありがとう。大仏は元気?
親御さんの具合どう?」
「気持ちはダウンだけど下は元気です。」
「そーなんだ。笑 気持ちどうしてダウンしてるの?大丈夫?」
「親の手術が持病で延期になってる。
気持ちはさっちゃんに会えてないから落ちてる。」
「そっか、ごめんね。やっぱ手術しなきゃいけないんだね。
持病の方は早く薬が効いて手術できる状態になるといいね。」
「ありがとう。」
「色々大変だね。」
「大丈夫だよ!こうやって話せる相手いるし。」
(まあ彼女ではないけどね。私はやる相手が欲しいです。)
それからしばらくバイトの話をしていると突然電話してきた。
隣の部屋には夫がいるし、当然電話に出れるはずもなく
キャンセルボタンを押した。
「今電話には出れないよ。ごめん。」
「こちらこそごめん。」
「また近所の駅に来ることあるの?」
「うん、月一回は契約あるから必ず行くよ。」
「そーなんだ。
じゃあ、また私のバイトが休みで空いてたらお茶でもしようね。」
(永遠に空いてる日はこないけど。笑)
「ぜひぜひ。やらしいこともね。
(しねーよ。
ってか、完全にホワイトデーのこと忘れてるやろ?
最初から期待してないし、別にいらんけど。)
「気分少し上がった?」
「やらしい写メあったら最高に上がったけど、すごく上がったよ!」
「よかった。おやすみなさーい。」
もう彼に会うことはなさそうだ。
「今度の週末に親が病院で検査受けることになってお金かかるから、
明日のデート代、さっちゃんに払ってもらうのは虫が良すぎるかなあ?」
「あら親御さん大丈夫?
デート代、いつも出してもらってるから
こういう時こそお返ししたい気持ちはめっちゃあるんだけど、
あいにく今手持ちがなくて
次の給料日まで日雇いのバイト行かなあかんぐらいで、、、ごめんね。
デートはまたお互いに余裕ができるまで延期しよう。」
「こちらこそごめんね。来月に延期させてくれる?
手術必要になりそうで結構お金かかるみたいです。」
(別に永久に延期でいいよ。
っていうか、年収そこそこあって、独身、実家暮らし、
子供がいて慰謝料や養育費払ってるわけでもないし、
ギャンブルやってるわけでもないし、
唯一の趣味のフットサルも今はやってなくて、なんでそんなに金ないの?
エンゲル係数どんだけ高いねん!笑
これはきっとデートするなというお告げだわ。)
「オッケー。
こちらこそ肝心な時にお役に立てずごめんね。
親御さん、よくなることを祈ってます。」
「こちらこそごめんね。かっこ悪いね。」
「気にしないで。
気持ち的にも今は親御さんに専念する時期というお告げかもしれないし、
今度会うときはお互いハッピーな状態で会おうね。
ありがとう。」
「ありがとう。確かにそうだね。自分も日雇いバイト行こうかな。
いっぱいお互い癒やそうね。」
(食べなきゃ金貯まるよ。笑 癒さねーよ。)
「おやすみ~」
2週間後、突然ラインがきた。
「明日さっちゃんの近所の駅に仕事で行くよ~。」
「おはよ~。ごめん。昨日はもう寝てた。今日近所に来るんだね。
お越しやす~。」
(だから何?って感じなんだけど。)
翌日の夜、私が寝る前にと早めにラインしてきた。
「こんばんは。元気にしてますか?」
「こんばんは。うん元気だよ。ありがとう。大仏は元気?
親御さんの具合どう?」
「気持ちはダウンだけど下は元気です。」
「そーなんだ。笑 気持ちどうしてダウンしてるの?大丈夫?」
「親の手術が持病で延期になってる。
気持ちはさっちゃんに会えてないから落ちてる。」
「そっか、ごめんね。やっぱ手術しなきゃいけないんだね。
持病の方は早く薬が効いて手術できる状態になるといいね。」
「ありがとう。」
「色々大変だね。」
「大丈夫だよ!こうやって話せる相手いるし。」
(まあ彼女ではないけどね。私はやる相手が欲しいです。)
それからしばらくバイトの話をしていると突然電話してきた。
隣の部屋には夫がいるし、当然電話に出れるはずもなく
キャンセルボタンを押した。
「今電話には出れないよ。ごめん。」
「こちらこそごめん。」
「また近所の駅に来ることあるの?」
「うん、月一回は契約あるから必ず行くよ。」
「そーなんだ。
じゃあ、また私のバイトが休みで空いてたらお茶でもしようね。」
(永遠に空いてる日はこないけど。笑)
「ぜひぜひ。やらしいこともね。
(しねーよ。
ってか、完全にホワイトデーのこと忘れてるやろ?
最初から期待してないし、別にいらんけど。)
「気分少し上がった?」
「やらしい写メあったら最高に上がったけど、すごく上がったよ!」
「よかった。おやすみなさーい。」
もう彼に会うことはなさそうだ。
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