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19.相性

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さちこはずっと握っていた彼の竿に目を落とすと
すでに透明の我慢汁がダラダラと溢れ出ているのに気づいた。

「すごいもういっぱい我慢汁出てるよ。シックスナインしたい?」
「うん。」
さちこは彼に跨り、顔面に股間を預け、滴り落ちる我慢汁を舐めとった。
(この下向きカーブ、上からだと余計に舐めにくいなあ。
上向きカーブだと超舐めやすいのに。。。)

こないだ教えてもらった気持ちいいポイントを丁寧に舌で刺激した。
さちこはそんなに味わわれるのは好きではないし、
お尻に自信がないのでそそくさと体位を変えた。
「入れよっか。」

さちこは彼の上に乗っかった。

腰を動かしながら自分の気持ちい角度を探り当てていった。

やはり彼ぐらいの長さがあれば奥に当たる。
ただ先っちょが真っすぐに伸びていればもっとダイレクトに
突いてくれているのにな、と思いつつ、
ようやく気持ちいいポイントを見つけた。

「あ、気持ちいい。」
「気持ちいね。」

腰を振りながらイコうとする彼を焦らした。

「次交代。」

騎乗位から正常位に入れ替わった。
彼を抱き寄せると更に気持ちいい角度を発見した。

「あ、この角度いいね。すごい気持ちいい。」
「うん、気持ちいい。もうイキそうだよ。」
「うん、私もイキそう。イっていいよ。」

さちこはイったような、イってないような、でもすごく気持ちよかった。

「さっちゃん、最高だよ。」

彼は外に出してさちこに倒れこんだ。

「うん、すごく気持ちよかったね。」
「うん、気持ちよかった。」

しばらくしてさちこは先にシャワーを浴びて、下着の上にスリップを着た。
<終わってからはちゃんと下着をつけておく>
という最近習った女のたしなみを実行した。
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