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6話 ピロートーク
しおりを挟む(って言わないと終わんないからな。笑)
「いっていい?」
「いいよ。」
(よしよし。しつこいよりマシだからな。)
通常、竿は「いく」といってからの何振りかが
一番硬直する。
それが女としても一番気持ちいい瞬間であるが
彼の「いく」からの何振りかは記憶に残るほどの
硬さの変化は見られなかった。
彼は果てるとさちこの上に覆い被さった。
確か過去2回では見られなかった行為であった。
さちこは彼にしがみつきながら
精液を絞り出すようにぎゅうっと膣で締め付けた。
「あ、すごい締まってる。。。」
「うん。。。(締めてるからね。)」
「ごめん、息が切れて。。。」
「うんいいよ。」
「す、すごい、、、
い、息が切れてて。。。ごめん。。。」
「いいよ。こないだ終わった後は話しかけるなって
言われたから、もう話しかけないことにしてるから
大丈夫。ゆっくり休んで。」
「え?俺そんなこと言った?」
「うん。」
「それめっちゃ最低な奴じゃん。」
「うん。めっちゃ怖かった。」
「え、全然覚えてない。」
「お酒飲んでたからじゃない?」
「そんなこと言ったとしたらそれは謝ります。
ごめんなさい。」
「うん。」
「きっと今よりももっとしんどかったんだと思う。」
「うん。」
「よく覚えてるね。」
(そりゃあ書いてるからね。笑)
「だって、心に深く傷ついたことって
よく覚えてるもんでしょ?」
「うん。ごめんなさい。」
「もういいよ。しんどいなら話さなくていいよ。」
「だいぶ息が整ってきたから大丈夫。」
「そう。」
「俺、そんなひどいこと言ったのか。。。
全然覚えてないなあ。。。
きっと今よりもしんどかったんだよ。
今だったらそんなこと言わないもん。
ほんとごめんなさい。」
「もういいよ。笑」
「今日は朝から何も食べてないし飲んでないし
熱中症になりそうで。。。」
「朝ごはん食べてきていいんだよ。笑
お酒も呑みたかったら呑んでからでもいいんだよ。
(おめえとのセックスでは期待できないからさ、
中いきも期待してないし。)
今日はお酒飲まなくてもよかったの?」
「今日はそういう気分じゃないから。」
「ふーん。」
「こないだはメニュー見てたからじゃない?」
「違う、
部屋に入ってメニュー見る前にすぐ言ってたもん。
今日はお酒飲みたいって。」
「よく覚えてるね。」
「うん。」
(そりゃあ書いてるし、
今日来る前にそれ読んで復習してきたからね。笑)
「何ヶ月ぶりだっけ?」
「5ヶ月じゃない?
前会ったの私の誕生日の翌日だったから。」
「あー、ごめん。
ちゃんとお祝いしてあげられなくて。」
「それはいいんだよ。私が言ってなかったんだし。」
「公園に行くとしたらそろそろ行ったほうが。。。」
「公園行ってくれるの?
桜はもう終わってると思うけど。」
「うん、桜はもう見れないかもしれないけど行こう。
靴大丈夫?歩ける?」
「うん!やった!
じゃあデパ地下でお弁当買って中で食べようよ。」
「うん。」
彼は前回さちこが紅葉を見に近くの公園に行きたい
と言っていたことや
ラインで花見したいと言ったことを
覚えていてくれたようでさちこはそれが嬉しかった。
服を着てまずデパ地下に行った。
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