2 / 36
緑の帝王編
第2話 本の番人ヘライクマー!?
しおりを挟む
「イジュースって何?」
サンディルはこの瞬間イジュースと出会ったのだ。
「何これ、全部外国語じゃない。私スウェーデン語と英語しか分からないんだけどな。どこかに英語で書かれているページはないかしら。」
サンディルは自分の誕生日なんかすっかり忘れていきなり目の前に広げられた本に興味を示していた。
「ダメ。イジュースの所以外どこにも英語の記載がないわ。それにしてもこれ何語かしら?……そもそもなんで私の部屋にこんな本が??」
サンディルはそれが疑問でならなかった。
何故自分の家系について、ましてや外国語で書かれた本がサンディルの部屋にあるのか。
考えても考えても答えは浮かばなかった。
その時、
「15歳の誕生日おめでとう」
本の方向、というより本の方からテノール声の男の声が聞こえた。
「わぁっ!!」
サンディルは驚きその場ですってんと転んだ。
「誰!?誰なの!?!?」
少しの静寂が訪れた。
サンディルはビビりきってしまい体をガクガクさせてしまっていた。
そしてポケットに入っていた携帯を取り出し警察に通報しようとした時、
「驚かせたようだね。待ってろ今行く。」
また男の声が部屋の中を響き渡った。
すると本のページが勝手にペラペラと動き出し、イジュースのページで止まった。
その時、本から人の右腕が飛び出してきたと思えば、本からメキメキと人の身体が出てき始めた。
「わぉ…」
サンディルはこれ以外の声が出なかった。
薄ら寒い風がサンディルのブロンドの髪をなびかせた。
本から出て来た人間はゆっくりと本があったベッド影の方から現れた。
その人間は薄緑色の顔とタキシード姿が印象的な男だった。
「改めまして、誕生日おめでとう。サンディル」
男はタキシードのリボンを正しながら言った。
「あ、ありがとう…ありがとうございます。あなたは誰?何者なんですか?」
「俺の名前か?俺はヘライクマー。」
「ヘライクマー??」
「そうだ。覚えづらいか?なら覚えやすいように好きな名前で呼んでくれ。例えば……
ハッ…「スター・ロード」とか!」
「いや、ヘライクマーでも私は困らないわ。」
ヘライクマーの提案は虚しくも散ってしまった。
「あなたは何者なの?何で本から出てきたの??そもそもこの本は何なの?なんて書いてあるの??」
サンディルはヘライクマーの登場で気が動転していて、質問をすることで動転を抑えようとしていた。
「おい、質問は1つずつにしろ。気が動転しそうになる。今お前が1番気になる事を質問しろ。」
サンディルは改めて今1番気になる事が何か考えた。
しかし、考えた矢先、思いついたのは意外な1つの質問だった。
「ねぇ、ヘライクマー、……あのヘライクマーって呼び捨てにしてもいい?」
「あぁ好きにしろ」
「分かった。ねぇヘライクマー、、、、、「イジュース」って何??」
サンディルは他にも知りたいことがたくさんあったが自然と質問したのがそれだった。
「他の人間が尋ねることを尋ねない。流石ブランデーの一族だ。何よりもまず「イジュース」の正体を暴こうとするとは。」
サンディルは一瞬まずいことを聞いてしまったか不安になり固まった。しかし固まったのはほんの一瞬で良かった。
「教えてやろう。イジュースを。これはお前にとって切っても切り離せない運命の魔法だ。」
ヘライクマーは強い目線でニヤッとした口をした。
サンディルはこの瞬間イジュースと出会ったのだ。
「何これ、全部外国語じゃない。私スウェーデン語と英語しか分からないんだけどな。どこかに英語で書かれているページはないかしら。」
サンディルは自分の誕生日なんかすっかり忘れていきなり目の前に広げられた本に興味を示していた。
「ダメ。イジュースの所以外どこにも英語の記載がないわ。それにしてもこれ何語かしら?……そもそもなんで私の部屋にこんな本が??」
サンディルはそれが疑問でならなかった。
何故自分の家系について、ましてや外国語で書かれた本がサンディルの部屋にあるのか。
考えても考えても答えは浮かばなかった。
その時、
「15歳の誕生日おめでとう」
本の方向、というより本の方からテノール声の男の声が聞こえた。
「わぁっ!!」
サンディルは驚きその場ですってんと転んだ。
「誰!?誰なの!?!?」
少しの静寂が訪れた。
サンディルはビビりきってしまい体をガクガクさせてしまっていた。
そしてポケットに入っていた携帯を取り出し警察に通報しようとした時、
「驚かせたようだね。待ってろ今行く。」
また男の声が部屋の中を響き渡った。
すると本のページが勝手にペラペラと動き出し、イジュースのページで止まった。
その時、本から人の右腕が飛び出してきたと思えば、本からメキメキと人の身体が出てき始めた。
「わぉ…」
サンディルはこれ以外の声が出なかった。
薄ら寒い風がサンディルのブロンドの髪をなびかせた。
本から出て来た人間はゆっくりと本があったベッド影の方から現れた。
その人間は薄緑色の顔とタキシード姿が印象的な男だった。
「改めまして、誕生日おめでとう。サンディル」
男はタキシードのリボンを正しながら言った。
「あ、ありがとう…ありがとうございます。あなたは誰?何者なんですか?」
「俺の名前か?俺はヘライクマー。」
「ヘライクマー??」
「そうだ。覚えづらいか?なら覚えやすいように好きな名前で呼んでくれ。例えば……
ハッ…「スター・ロード」とか!」
「いや、ヘライクマーでも私は困らないわ。」
ヘライクマーの提案は虚しくも散ってしまった。
「あなたは何者なの?何で本から出てきたの??そもそもこの本は何なの?なんて書いてあるの??」
サンディルはヘライクマーの登場で気が動転していて、質問をすることで動転を抑えようとしていた。
「おい、質問は1つずつにしろ。気が動転しそうになる。今お前が1番気になる事を質問しろ。」
サンディルは改めて今1番気になる事が何か考えた。
しかし、考えた矢先、思いついたのは意外な1つの質問だった。
「ねぇ、ヘライクマー、……あのヘライクマーって呼び捨てにしてもいい?」
「あぁ好きにしろ」
「分かった。ねぇヘライクマー、、、、、「イジュース」って何??」
サンディルは他にも知りたいことがたくさんあったが自然と質問したのがそれだった。
「他の人間が尋ねることを尋ねない。流石ブランデーの一族だ。何よりもまず「イジュース」の正体を暴こうとするとは。」
サンディルは一瞬まずいことを聞いてしまったか不安になり固まった。しかし固まったのはほんの一瞬で良かった。
「教えてやろう。イジュースを。これはお前にとって切っても切り離せない運命の魔法だ。」
ヘライクマーは強い目線でニヤッとした口をした。
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺の妻になれと言われたので秒でお断りしてみた
ましろ
恋愛
「俺の妻になれ」
「嫌ですけど」
何かしら、今の台詞は。
思わず脊髄反射的にお断りしてしまいました。
ちなみに『俺』とは皇太子殿下で私は伯爵令嬢。立派に不敬罪なのかもしれません。
✻ゆるふわ設定です。
気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。
✻R-15は保険です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる