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冬の戦士編
第12話 借金取り!?
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サンディルと浮浪者はなんとか追っ手をまいた。
「ねぇ、あの人たち誰なの??」
サンディルは浮浪者に尋ねた。
「あれは昔俺が借りた借金取りの会社の奴らだ。
今の時代金は意味をなさないから金貨で返せと言ってくるのだが金貨なんて持ってないから返せないんだ。
金なら地面にいくらでも落ちてるからいいんだけどな。」
「それってあなたが悪いんじゃない!!
なんでインフレになる前に返さなかったのよ!!」
「この俺に金があるように見えるか!?
家もなければ家族もいない不浪人だぞ!
逃げるしかないのは当然だろ!!」
すると、すぐ近くで借金取りの声がした。
「おい!今の声が聞こえたか!!あっちの方角だ!!」
サンディルと浮浪者は慌て始めた。
「ほぉら言わんこっちゃない!ヤツらにバレたじゃないか!!
ずらかるぞ!!」
浮浪者がずらかろうとしたその時だった。
「いたぞーー!!捕まえろーー!!!」
サンディルと浮浪者は捕まったのであった。
2人はその後、人気のない倉庫のような場所に連れていかれた。
そして、浮浪者はホワイトボールの住民の腕の太さと同じサイズの腕輪を2本一緒につけられた。
一方サンディルは指に5セット同じ腕輪をつけられた。
まるで指に5本同時にはめる指輪のようだった。
しばらくすると、借金取り達が目の前に現れた。
「残念だったなお2人さん。
いや、1人と1匹か??
見たことの無い生き物も一緒にいるからな。
まぁいい。
借金の返済が無理ならばその分拷問で解決するしかないな。
大人しくしてな。今、その腕輪から電流を流してやるからな。
気絶してそのまま死ぬってことも有り得るぜぇ??」
サンディルと浮浪者は引きつった顔をした。
「ほら。あなたが借金を返済しないからこんなことになったのよ?
今素直に謝ったら返済期間が伸びるんじゃない??」
サンディルはボソッと浮浪者に言った。
「そんなわけあるか。
そもそも俺は借金したくてしてるんじゃないんだ。
向こうが勝手に借してきたからこうなってんだ。
強引にな。」
サンディルは驚いた。
「どうして?どうしてそうなったの??」
「俺は元々国のお偉いさんの書記をやってて金持ちだったんだ。
だがある日突然目の前にコイツらが現れて、お前の家族を襲われたくなければ俺たちから金を借りろと脅してきたんだ。
そして、とんでもない利子を付けられて借金を背負うことになり、そのせいで仕事はクビになって、家族から逃げられたんだ。」
「そして、インフレが起こって金貨でしか返済できなくなったのね。
酷い話だわ……。」
すると、サンディルは足が自由だということに気づいた。
「ねぇ、私があいつら退治したらその代償として私についてきてくれるっていうのはどう??」
浮浪の者はしばらく考えた。
「本当に退治できるのか??
相手は恐らく銃なんかも持ってるぞ。」
サンディルはニヤッと笑った。
「私にはここの住民には使えない魔法が使えるの。
心配しないで。
それを使えば、あんな相手なんてイチコロよ。」
浮浪の者はまたしばらく考え、
「分かった。信じよう。
君の考えにのった。」
と賛同してくれた。
サンディルはほぼミッション完了だと確信した。
「あんたたち!私のイジュースで蹴り殺してやるわ!!かかってきなさい!!」
借金取り達は動揺した。
そして懐から銃のようなものを取り出した。
「勝手に怪しい動きをしてみろ!!撃つぞ!!」
浮浪の者の言う通り、借金取りは銃を持っていた。
サンディルは焦った。
サンディル達の世界の銃よりかは小さい銃だったが、脅威があったからだ。
すると、
「お前、名前なんつーんだ?」
浮浪の者は突然尋ねてきた。
「え?……わたし??
サンディルよ。サンディル・ブランデー。」
「分かった。サンディル、首を左に傾けな。」
「え?首を??」
サンディルは言われるがまま首を左に傾けた。
その瞬間、借金取りが撃った銃弾が頭の右を通っていった。
サンディルは驚いた。
「凄い!避けられた!!でもなんでわかったの!?」
とサンディルは浮浪の者に尋ねたが、
「尋ねてる場合じゃない!次は身体を右側にねじれ。」
と言われ、サンディルはまた言われた通りに身体をねじった。
その瞬間また、銃弾が左半身ギリギリと後頭部ギリギリに飛んできた。
「すごい!またかわせたわ!!」
「なんだよこいつ!なんで弾が当たんねぇんだよ!!
ひょっとして、ターニバル!!お前が予知しているのか!?
手を伸ばしていないのになぜ予測ができる!!」
浮浪の者はニヤリと笑いながら
「俺の軽い取り柄でねぇ。
手なんか空にかざさなくても必要最低限の未来予知が出来るんだなぁ。」
と言った。
「クソッ!!銃が通用しないなら腕輪に高圧電流を流すしかない!!
食らえ!!」
借金取り達はそう言うと後ろにあったレバーをゆっくりと上にあげ始めた。
「ちょっと!!どうするの!!
このままだと身体に電流が流れるわ!!」
サンディルはそう言ったが、その時既に浮浪の者は腕輪をはずしていた。
そして、
「未来予知だけじゃないんだな。
必要最低限の情報も入手できるんだ。
この腕輪の外し方とかな。」
と言った。
「そうなら私のやつも開放してよ!!」
「分かった。待ってろ。
10個も付けられているから外すのが大変なんだよ。全く。」
「イタタタタ!!!電流が来てる!!」
サンディルの腕輪には既に電流が流れていた。
「痛いな!これじゃぁ開放するにも出来ないなぁ!!」
浮浪の者は苦戦していた。
サンディルは痛みを訴えながらなんとか堪えていた。
意識が薄れていきながらその時、サンディルは閃いたのだった。
自分の足を借金取りにちかづけたのだ。
借金取りはサンディルの足を見た。
「おい!この布……見たことの無い繊維をだぞ!
これ、取り引きで高く物々交換できるんじゃないか!?」
なんと借金取りは、サンディルが履いてた靴下に興味を持っていかれたのだった。
サンディルはだんだんと足を自分に近づけて行った。
同時に借金取りもサンディルに近づいて行った。
サンディルと借金取りの距離がギリギリまで近づいた時、
「ねぇ?どう蹴り飛ばせばいい??」
サンディルは浮浪の者に尋ねた。
「右脚で思いっきり真っ直ぐに蹴り飛ばせ!」
サンディルはサッカーボールキックの如く思いっきり借金取りを蹴り飛ばした。
その借金取りは電流を流しているレバーにあたり、電流は消えたのであった。
「強烈な蹴りだな。まるで魔法というより、力技のように見えるな。」
浮浪の者はそう言った。
「魔法を使ったら勢いが凄すぎて内蔵なんて破裂しちゃうかなと思って使わなかったの。」
「魔法とやらを見てみたい気もしたんだがな……。
ほら、全部外せたぞ。」
浮浪の者はサンディルについてた腕輪を10個全て解放した。
「これで解決ね。」
サンディルは一難乗り越えたつもりだったが借金取りは他にも数人残っていた。
「覚悟しろお前ら!!生きて返さないからな!!」
そして、借金取りの銃の引き金は引かれた。
しかし、サンディルはこうなることは予想済みであり、既に黄色いイジュースを眼と左手に吸いつかせていた。
銃で放たれた3つの弾丸はサンディルの左手で全て受け止められた。
「え……?おい!銃弾はどこに消えた!?」
浮浪の者は銃弾を探そうとした。
サンディルは浮浪の者の頭を軽く叩き、銃弾はすべて手の中にあるのを見せた。
すると、サンディルは赤いイジュースを出し
、手の中の銃弾に流し込んで借金取り達に撃ち返した。
「なんだなんだ!!相手も銃を持っていたのかよ!!やばいぞやり返されるぞ!!逃げろーー!!!」
借金取りはサンディルにビクつき逃げていったのであった。
「ねぇ、あの人たち誰なの??」
サンディルは浮浪者に尋ねた。
「あれは昔俺が借りた借金取りの会社の奴らだ。
今の時代金は意味をなさないから金貨で返せと言ってくるのだが金貨なんて持ってないから返せないんだ。
金なら地面にいくらでも落ちてるからいいんだけどな。」
「それってあなたが悪いんじゃない!!
なんでインフレになる前に返さなかったのよ!!」
「この俺に金があるように見えるか!?
家もなければ家族もいない不浪人だぞ!
逃げるしかないのは当然だろ!!」
すると、すぐ近くで借金取りの声がした。
「おい!今の声が聞こえたか!!あっちの方角だ!!」
サンディルと浮浪者は慌て始めた。
「ほぉら言わんこっちゃない!ヤツらにバレたじゃないか!!
ずらかるぞ!!」
浮浪者がずらかろうとしたその時だった。
「いたぞーー!!捕まえろーー!!!」
サンディルと浮浪者は捕まったのであった。
2人はその後、人気のない倉庫のような場所に連れていかれた。
そして、浮浪者はホワイトボールの住民の腕の太さと同じサイズの腕輪を2本一緒につけられた。
一方サンディルは指に5セット同じ腕輪をつけられた。
まるで指に5本同時にはめる指輪のようだった。
しばらくすると、借金取り達が目の前に現れた。
「残念だったなお2人さん。
いや、1人と1匹か??
見たことの無い生き物も一緒にいるからな。
まぁいい。
借金の返済が無理ならばその分拷問で解決するしかないな。
大人しくしてな。今、その腕輪から電流を流してやるからな。
気絶してそのまま死ぬってことも有り得るぜぇ??」
サンディルと浮浪者は引きつった顔をした。
「ほら。あなたが借金を返済しないからこんなことになったのよ?
今素直に謝ったら返済期間が伸びるんじゃない??」
サンディルはボソッと浮浪者に言った。
「そんなわけあるか。
そもそも俺は借金したくてしてるんじゃないんだ。
向こうが勝手に借してきたからこうなってんだ。
強引にな。」
サンディルは驚いた。
「どうして?どうしてそうなったの??」
「俺は元々国のお偉いさんの書記をやってて金持ちだったんだ。
だがある日突然目の前にコイツらが現れて、お前の家族を襲われたくなければ俺たちから金を借りろと脅してきたんだ。
そして、とんでもない利子を付けられて借金を背負うことになり、そのせいで仕事はクビになって、家族から逃げられたんだ。」
「そして、インフレが起こって金貨でしか返済できなくなったのね。
酷い話だわ……。」
すると、サンディルは足が自由だということに気づいた。
「ねぇ、私があいつら退治したらその代償として私についてきてくれるっていうのはどう??」
浮浪の者はしばらく考えた。
「本当に退治できるのか??
相手は恐らく銃なんかも持ってるぞ。」
サンディルはニヤッと笑った。
「私にはここの住民には使えない魔法が使えるの。
心配しないで。
それを使えば、あんな相手なんてイチコロよ。」
浮浪の者はまたしばらく考え、
「分かった。信じよう。
君の考えにのった。」
と賛同してくれた。
サンディルはほぼミッション完了だと確信した。
「あんたたち!私のイジュースで蹴り殺してやるわ!!かかってきなさい!!」
借金取り達は動揺した。
そして懐から銃のようなものを取り出した。
「勝手に怪しい動きをしてみろ!!撃つぞ!!」
浮浪の者の言う通り、借金取りは銃を持っていた。
サンディルは焦った。
サンディル達の世界の銃よりかは小さい銃だったが、脅威があったからだ。
すると、
「お前、名前なんつーんだ?」
浮浪の者は突然尋ねてきた。
「え?……わたし??
サンディルよ。サンディル・ブランデー。」
「分かった。サンディル、首を左に傾けな。」
「え?首を??」
サンディルは言われるがまま首を左に傾けた。
その瞬間、借金取りが撃った銃弾が頭の右を通っていった。
サンディルは驚いた。
「凄い!避けられた!!でもなんでわかったの!?」
とサンディルは浮浪の者に尋ねたが、
「尋ねてる場合じゃない!次は身体を右側にねじれ。」
と言われ、サンディルはまた言われた通りに身体をねじった。
その瞬間また、銃弾が左半身ギリギリと後頭部ギリギリに飛んできた。
「すごい!またかわせたわ!!」
「なんだよこいつ!なんで弾が当たんねぇんだよ!!
ひょっとして、ターニバル!!お前が予知しているのか!?
手を伸ばしていないのになぜ予測ができる!!」
浮浪の者はニヤリと笑いながら
「俺の軽い取り柄でねぇ。
手なんか空にかざさなくても必要最低限の未来予知が出来るんだなぁ。」
と言った。
「クソッ!!銃が通用しないなら腕輪に高圧電流を流すしかない!!
食らえ!!」
借金取り達はそう言うと後ろにあったレバーをゆっくりと上にあげ始めた。
「ちょっと!!どうするの!!
このままだと身体に電流が流れるわ!!」
サンディルはそう言ったが、その時既に浮浪の者は腕輪をはずしていた。
そして、
「未来予知だけじゃないんだな。
必要最低限の情報も入手できるんだ。
この腕輪の外し方とかな。」
と言った。
「そうなら私のやつも開放してよ!!」
「分かった。待ってろ。
10個も付けられているから外すのが大変なんだよ。全く。」
「イタタタタ!!!電流が来てる!!」
サンディルの腕輪には既に電流が流れていた。
「痛いな!これじゃぁ開放するにも出来ないなぁ!!」
浮浪の者は苦戦していた。
サンディルは痛みを訴えながらなんとか堪えていた。
意識が薄れていきながらその時、サンディルは閃いたのだった。
自分の足を借金取りにちかづけたのだ。
借金取りはサンディルの足を見た。
「おい!この布……見たことの無い繊維をだぞ!
これ、取り引きで高く物々交換できるんじゃないか!?」
なんと借金取りは、サンディルが履いてた靴下に興味を持っていかれたのだった。
サンディルはだんだんと足を自分に近づけて行った。
同時に借金取りもサンディルに近づいて行った。
サンディルと借金取りの距離がギリギリまで近づいた時、
「ねぇ?どう蹴り飛ばせばいい??」
サンディルは浮浪の者に尋ねた。
「右脚で思いっきり真っ直ぐに蹴り飛ばせ!」
サンディルはサッカーボールキックの如く思いっきり借金取りを蹴り飛ばした。
その借金取りは電流を流しているレバーにあたり、電流は消えたのであった。
「強烈な蹴りだな。まるで魔法というより、力技のように見えるな。」
浮浪の者はそう言った。
「魔法を使ったら勢いが凄すぎて内蔵なんて破裂しちゃうかなと思って使わなかったの。」
「魔法とやらを見てみたい気もしたんだがな……。
ほら、全部外せたぞ。」
浮浪の者はサンディルについてた腕輪を10個全て解放した。
「これで解決ね。」
サンディルは一難乗り越えたつもりだったが借金取りは他にも数人残っていた。
「覚悟しろお前ら!!生きて返さないからな!!」
そして、借金取りの銃の引き金は引かれた。
しかし、サンディルはこうなることは予想済みであり、既に黄色いイジュースを眼と左手に吸いつかせていた。
銃で放たれた3つの弾丸はサンディルの左手で全て受け止められた。
「え……?おい!銃弾はどこに消えた!?」
浮浪の者は銃弾を探そうとした。
サンディルは浮浪の者の頭を軽く叩き、銃弾はすべて手の中にあるのを見せた。
すると、サンディルは赤いイジュースを出し
、手の中の銃弾に流し込んで借金取り達に撃ち返した。
「なんだなんだ!!相手も銃を持っていたのかよ!!やばいぞやり返されるぞ!!逃げろーー!!!」
借金取りはサンディルにビクつき逃げていったのであった。
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