エナジークエスト

リョウタ

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第8エナジー 「クラスメイトはエナジー使い」

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「さこ」のエナジー追跡能力によって、すぐに犯人と場所が特定できた。


「まよ」は、昨日、エナジーが使えなくなった途端に落下してしまった公園にいた。


落下の後は、大きな穴ができてしまっており、柵が取り付けてあって立ち入り禁止になっていた。


「竜牙」のクラスメイトの「田中良太」と「鈴中愛」が「まよ」のそばにいた。


「お前らが、『まよ』をさらったのか。返答次第で消し炭にするぞ。」


二人は、いきなり土下座をし謝罪した。


「申し訳ございません。三戦士様。『まよ』様がお腹を空かせていたので、猛スピードで駄菓子屋に行き、今流行りの『くまちゃんチョコ』を召し上がってもらっていました。」


「『くまちゃんチョコ』とってもおいしいの。『まよ』ちゃんと一緒で可愛くておいしいの。」


「なるほど。お前らの心を読ませてもらった。悪いのは全て『竜牙』だということがわかった。」


「えっ何で俺なんだよ~。」


そのとき意地悪そうに「鈴中愛」は言った。


「そうなんです。ほんとに『竜牙』の馬鹿のせいなんです。給食の時間、『まよ』様はすごくお腹を空かせていました。ランドセルの中からかわいいお手てを出し、『竜牙』に頂戴と言っていました。そこで、『竜牙』は面倒くさそうに、また嫌そうにパンを半分割ってあげていました。『まよ』様はそんな量で足りるわけないに決まっているのに、『竜牙』はランドセルの鍵を閉め、『まよ』様を閉じ込めました。もう私は怒りでどうにかなりそうでした。だから、昼休みに『竜牙』がトイレで教室を立った隙をみて、私のランドセルに移動させてもらい、放課後たくさんお菓子を買う約束をさせていただきました。以上が今回の騒動でした。」


「俺だって食べ盛りなんだぜ~。お腹空くじゃん。」


「『竜牙』!!あんた相変わらず、馬鹿ね。マクロ様は私たちからしたら神様みたいな存在なのよ。何でタメ口なのよ。頭痛くなってきたわ~。」


「んで『良太』と『愛』はいつから俺が『まこ』たちと一緒にいるの知ってたんだよ。」


「昨日よ。あんたいっつも学校で嫌なことがあるたびに気まぐれで、ミクロ生物退治に行くでしょ?いっつも『良太』と私と三人で帰るのに、一人でさっさと帰るときはたいていエナジー体で空を飛び回って退治に行ってる。昨日も私と『良太』であんたの様子を、エナジー使って動向探っていたのよ。そしたらとんでもない莫大な量のエナジーを保有している生物が接近していることがわかったの。それが、宇宙三戦士様たちだったのよ。」


「何でお前らが『まこ』たちのこと知ってるんだ?それとお前らもやっぱりエナジー使えるんだな。クソ。」


「あんたが馬鹿だから隠していたのよ。ミクロ生物たちは私と『良太』がいつも夜に退治しているわ。地球はエナジー無効化しているけど、ごく一部の人間はエナジーが使えるのよ。『まこ』様。訳をこの馬鹿に話してもよろしいでしょうか?」


「いいんじゃねーか。『竜牙』やお前らみたいな弱小ミクロどもがどうにかできるレベルではないからな。」


「あと、5年ほど先の未来で宇宙戦争が起こると地球から言われているの。その戦争の先頭に立つのが、三戦士様たちなの。だから地球は地球人の中からエナジー使いを少数生み出し、その戦争の役に立てるよう私たちに指示をしていたの。だから私も『良太』も生まれたときから、必死にエナジーの修行している。『竜牙』!!あんたにも何度も声を掛けようと思ったけど、いっつもダラけてばかり。私と『良太』が勉強もスポーツも両方できるから嫉妬しているは知っていたけど、あんた努力したことある?ないでしょ?あんたのそういうところが嫌いなの!!」


「いっつもうるせーけど、今日は格別うるせーな。んじゃ勝負しよーぜ。エナジーで。現実世界でお前らに勝てる気がしねーが、エナジー対決ならどうかな?ぶっ潰してやるぜ。『愛』。」


「学校の運動場に行こうーぜ。エナジー放出すれば、他の人には見えないし、物を破壊することもねーし。」


「『まよ』ちゃん。そんなことより『くまちゃんチョコ』もっと食べたい。」


「良太」の提案で学校の運動場で「竜牙」と「愛」の決闘が行われることになった。


「『竜牙』。あんた負けたらどうするの?」


「んー。宿題写させてもらうのやめる。」


「あんたが勝手に写してるんでしょーが!!もうこっちから行くわ!!」


「愛」はエナジーで体の周りに三つの球体を出現させた。


「私の絶対防御。『エナジーボール』。この『エナジーボール』は敵が近くに寄れば、自動で攻撃し、遠くにいる敵にも攻撃を仕掛けることができるのよ。今は三つが限界だけど、目標は100個出すことよ。」


「なんだこれ?」


「愛」が三つの「エナジーボール」を操作し、ボールを激しく「竜牙」に衝突させた。


ドン!!バキ!!ドンドン!!


「ク。鬱陶しい。攻撃だな。そっちがその気になら俺も秘密兵器を出すぜ。」


次回。  第9エナジー  「仲間とエナジー修行」
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