エナジークエスト

リョウタ

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第68エナジー  「殲滅」

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「アルガンドル」は「フレアミスト」から生み出された「一つ目火の玉」に、背中を貫かれ、炎のエナジーで燃やされてしまっていた。


「竜牙」エナジー体は、燃やされている「アルガンドル」に抱きつき、炎の吸収と消火を同時に行った。


「おいおい。『アルガンドル』!!大丈夫か?肺に穴が開いているな。止血と治療するぜ。『エナジー・リカバリー』(回復エナジー能力)」


「『竜牙』。サンキュー。」


「火の玉ちゃんは俺らと遊ぼうね。やべ。お前らの母さんの口癖うつちまった。」


「ギ。」


「なんだ。お前しゃべることできねーのかよ。エナジー力『800億』あってもバカならすぐ死ぬだけだぜ。」


「竜牙」エナジー体の一体が、「一つ目火の玉」にしがみついた。


「ギギギ。(離せ)」


「あっ思った通りだ。こいつの体、炎でできてるから『アブソーブ』(吸収)できるぜ。」


「竜牙」は「一つの火の玉」の体を吸収し始めた。


「おえっ。もうお腹いっぱい。」


どうやら「竜牙」エナジー体は、自身のエナジー力の100倍程度が吸収の限度のようだ。だからこの「竜牙」は「10億」エナジーを吸い取ったことになる。


10体の「竜牙」が一気に「一つ目火の玉」にしがみつき、吸収し、弱体化させた。


「一つ目火の玉」のエナジー力が「500億」まで下がったので、10000倍の「引力」付き「エナジーショット」を「竜牙」は放った。


バン!!


「ギッギギッギギギギギギギギイギギギギギギイギ!!!!!!(お母さん~~~)」


「一つ目火の玉」を一体、倒した。


残りの二体は、その戦いを目の当たりにし、敵わないことを察知したのか、上空へ逃げ始めた。


「え~逃がさないよ~。」






一方、「竜牙」エナジー体40000人ほどは、「ファイガー」と対峙していた。「アーク」が「ファイガー」に食べられるのを見ていた「竜牙」は、まず、「ファイガー」の動きを止めることに専念した。



「俺ら、40000人の『斥力』と『引力』をくらえ!!」


同出力で「斥力」と「引力」を発生させると、引き合う力と離れる力がぶつかり合い、物体ははさみうちにあい、動きを静止することができる。まさに今の「ファイガー」がそれだ。「竜牙」40000人の「磁力」に手も足も出ないのである。


「ぐががががが~。」


「あっ。いいね。カメさん。そのまま口開けといてね。『アーク』探してくるから。」


「竜牙」は無理やり口を開けさせ、「ファイガー」の体内に「竜牙」3体が入り、「アーク」を捜索した。


「『アーク』。発見したぞ!!下半身は噛み砕かれ、上半身も噛まれた跡があって血まみれだ。早く治療しようぜ。」


「竜牙」は急いで「アーク」を「ファイガー」の体内から出し、3体の「竜牙」がそのまま治療も開始した。


残りの39997人の「竜牙」は、「斥力」で「ファイガー」を宇宙空間まで持っていった。



そして49997人の「竜牙」たちも、「マーグン」を「磁力」で確保しており、順調に宇宙空間まで運んでいた。



「ブラウド」の治療中の3体の「竜牙」が


「おい。『マールル』。マクロたちを宇宙空間まで運んだぜ。次は何したらいい?」


「仕事早いじゃない。『竜牙』。次はね・・・・・・。」





「ケミエナ星」の地面から巨大なミサイルが出てきた。


「あの変態野郎だけは私の手で殺さなきゃ気が済まない。『竜牙』。逃がさないようにしてよ。『ケミエナ星』最大最強兵器『核エナジーミサイル』発射準備。3・2・1!!発射!!」


ミサイルは二発発射され、「マーグン」と「ファイガー」に狙いを定められている。


「グギッギギギギギッギギギギイギギギッギギ一ギイギギッギ~~~~(俺あんまり活躍してない)」


まずは、「ファイガー」が粉微塵になり、


「『マールル』ちゃん。この素敵な攻撃は君かい?やっぱり君は俺の目に狂いはなかったようだ。一日だけ付き合ってくれとか言ってゴメン。結婚しよう。死ぬ前にそう思ったぜ。」


チャラい男「マーグン」も死ぬ前に本当の恋に目覚めた。


両者とも、「核」まで綺麗に破壊され、完全に消滅。



ドカン。



次回。    第69エナジー    「被害状況」
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