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第77エナジー 「月に忍び寄る影」
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「もうはっきり言うわ。『竜牙』様のことすごく尊敬してるけど。やっぱりこの月の街はないと思うの。街のデザインが爬虫類で建造物もセンスないし、月にやってくる地球人や他の宇宙のミクロ生物がこれを見たら幻滅すると思うの。私、家から建築関係の本を持ってきたわ。私の知り合いにヨーロッパで建築関係のデザイナーをやっている方がいて、この方が作るようなヨーロッパ風のオシャレな街にしましょうよ。」
「そんなにカッコ悪いのか。」
自分のセンスを信じていた「竜牙」だったが、「藤堂光」にひどく傷つけられてしまった。「藤堂光」は建築関係の本を「竜牙」に見せながら、いろいろ指摘をしてくる。
「『竜牙』様。こういうデザインどうかしら?あっこの噴水の感じオシャレ。あっこの銅像もイイ。もう迷っちゃうわよね。『竜牙』様。」
「あ~。もううるさいぞ。おまえ!!そんなに細かくいろいろ言ってくるんだったら自分で作ればいいだろ!!」
「竜牙」は爬虫類パークのような街を一瞬にして消して、更地に変えた。
「ほら。全部無くしたぞ。やってみろよ。」
「そんな『竜牙』様。私の脆弱なエナジーで街なんて具現化できないわ。・・・・そうだ。私が街を頭の中でイメージするから、それを『竜牙』様に具現化していただくっていうのはどうかしら?」
「それならできると思うぞ。ちゃんと頭の中で街をイメージするんだぞ。それを俺がすくい取ってやる。」
「竜牙」は「藤堂光」の頭に手をかざした。
「ん~。こんな感じかな?『竜牙』様!!今よ!!」
「よし。『エナジー・イメージプロデュース(創造力の具現化)』。」
月一面にオシャレなヨーロッパ風の街ができた。
「わ~すごくいい~。もうこれなら地球に帰らなくて私ずっとここに居たいかも~。」
「はあ~?おまえ何寝ぼけたこと言ってんだよ。月は俺と『エナモン』のすみかするの。俺は月でエナジーの修行したり、マクロ体やミクロ体が地球に襲ってこないように見張ってるんだよ。」
「えっ。『竜牙』様は私たちを守ってくれてるの。嬉しい。私もお手伝いしま~す。」
「だからおまえみたいな弱っちいのはお断りだって言ってるだろ!!せめてエナジー力『10000』くらいは超えてくれ。弱い奴は守りきれねえ。」
「ミューミュー。(そうだ。そうだ。弱い奴は地球に帰れ。)」
「もう。わかりました。もう少しエナジー修行するわ。『10000』超えたら『竜牙』様の仲間に認めていただけるのね。地球に帰ったらがんばって修行します。」
「ちょっと待て。エナジー修行するなら月でやれ。」
「え~。『竜牙』様。突き放したり優しくしたりわけわかんない。もしかしてツンデレ?まさか・・・私のこと・・・。キャー。」
「何をごちゃごちゃと。地球でエナジー使ったら他のミクロ生物やマクロ生物に気付かれるかもしれないだろ。地球でエナジーは使うなよ。」
「は~い。あっ『竜牙』様。流星が見えるわ。綺麗。」
「違う!!何者かがこっちに向かっている!!おまえは早く逃げろ!!」
「えっ。もう間に合わない!!」
ドン!!
「藤堂光」が逃げる間もなく、その者は月に降り立った。
「よお。俺の名は『青牙』(せいが)。ちょっと地球に用があったんだけど、エナジーの反応を感じてこの星に来ちまったぜ。おまえ誰だ?」
「青牙」。身長は「竜牙」と同じくらいの150cmくらい。髪の色は水色。顔は「竜牙」に似ているのだが、「竜牙」と違って落ち着いた雰囲気があり、イケメンである。服装も青だが、オシャレな着こなしだ。
「俺は『竜牙』だ。あっちの女は『藤堂光』。最強に弱っちい女だ。おまえイケメンだな。」
「やだ。困る。あの『青牙』って男。敵か味方かもわからないのに、この胸のトキメキはなに?イケメン過ぎる。私のバカ~。」
「『竜牙』。おまえなかなか強いエナジーを秘めているな。どうだ。俺の部下にならないか?」
「そうだな。おまえの部下になれば、俺もイケメンになれるだろうな。・・・・・・・・なれるか~!!!!」
「竜牙」は「青牙」に殴りかかった。
次回。 第78エナジー 「『竜牙』VS『青牙』」
「そんなにカッコ悪いのか。」
自分のセンスを信じていた「竜牙」だったが、「藤堂光」にひどく傷つけられてしまった。「藤堂光」は建築関係の本を「竜牙」に見せながら、いろいろ指摘をしてくる。
「『竜牙』様。こういうデザインどうかしら?あっこの噴水の感じオシャレ。あっこの銅像もイイ。もう迷っちゃうわよね。『竜牙』様。」
「あ~。もううるさいぞ。おまえ!!そんなに細かくいろいろ言ってくるんだったら自分で作ればいいだろ!!」
「竜牙」は爬虫類パークのような街を一瞬にして消して、更地に変えた。
「ほら。全部無くしたぞ。やってみろよ。」
「そんな『竜牙』様。私の脆弱なエナジーで街なんて具現化できないわ。・・・・そうだ。私が街を頭の中でイメージするから、それを『竜牙』様に具現化していただくっていうのはどうかしら?」
「それならできると思うぞ。ちゃんと頭の中で街をイメージするんだぞ。それを俺がすくい取ってやる。」
「竜牙」は「藤堂光」の頭に手をかざした。
「ん~。こんな感じかな?『竜牙』様!!今よ!!」
「よし。『エナジー・イメージプロデュース(創造力の具現化)』。」
月一面にオシャレなヨーロッパ風の街ができた。
「わ~すごくいい~。もうこれなら地球に帰らなくて私ずっとここに居たいかも~。」
「はあ~?おまえ何寝ぼけたこと言ってんだよ。月は俺と『エナモン』のすみかするの。俺は月でエナジーの修行したり、マクロ体やミクロ体が地球に襲ってこないように見張ってるんだよ。」
「えっ。『竜牙』様は私たちを守ってくれてるの。嬉しい。私もお手伝いしま~す。」
「だからおまえみたいな弱っちいのはお断りだって言ってるだろ!!せめてエナジー力『10000』くらいは超えてくれ。弱い奴は守りきれねえ。」
「ミューミュー。(そうだ。そうだ。弱い奴は地球に帰れ。)」
「もう。わかりました。もう少しエナジー修行するわ。『10000』超えたら『竜牙』様の仲間に認めていただけるのね。地球に帰ったらがんばって修行します。」
「ちょっと待て。エナジー修行するなら月でやれ。」
「え~。『竜牙』様。突き放したり優しくしたりわけわかんない。もしかしてツンデレ?まさか・・・私のこと・・・。キャー。」
「何をごちゃごちゃと。地球でエナジー使ったら他のミクロ生物やマクロ生物に気付かれるかもしれないだろ。地球でエナジーは使うなよ。」
「は~い。あっ『竜牙』様。流星が見えるわ。綺麗。」
「違う!!何者かがこっちに向かっている!!おまえは早く逃げろ!!」
「えっ。もう間に合わない!!」
ドン!!
「藤堂光」が逃げる間もなく、その者は月に降り立った。
「よお。俺の名は『青牙』(せいが)。ちょっと地球に用があったんだけど、エナジーの反応を感じてこの星に来ちまったぜ。おまえ誰だ?」
「青牙」。身長は「竜牙」と同じくらいの150cmくらい。髪の色は水色。顔は「竜牙」に似ているのだが、「竜牙」と違って落ち着いた雰囲気があり、イケメンである。服装も青だが、オシャレな着こなしだ。
「俺は『竜牙』だ。あっちの女は『藤堂光』。最強に弱っちい女だ。おまえイケメンだな。」
「やだ。困る。あの『青牙』って男。敵か味方かもわからないのに、この胸のトキメキはなに?イケメン過ぎる。私のバカ~。」
「『竜牙』。おまえなかなか強いエナジーを秘めているな。どうだ。俺の部下にならないか?」
「そうだな。おまえの部下になれば、俺もイケメンになれるだろうな。・・・・・・・・なれるか~!!!!」
「竜牙」は「青牙」に殴りかかった。
次回。 第78エナジー 「『竜牙』VS『青牙』」
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