エナジークエスト

リョウタ

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第145エナジー 「アラシの前」

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「アーク」と「キング」は、「エナジー武具」の副作用により強制的に睡眠状態に入っている「雷牙」と「青牙」を「ディノヒューマン」が住んでいる「ディノシティ」の木の館の客室VIPルームに運んでベッドに寝かせた。


「なんで俺たちがこんな雑用しなきゃならないんだ~。『竜牙』がやればいいものを。しかもVIPルームとか贅沢すぎるだろ~。こんなクソガキどもにこんな場所もったいない。そう思わないか。『キング』?」


「気持ちはわかるけど、現時点やばい『マクロ生物』が襲ってきたら『リュウガ』の力を借りないといけないから仕方ねーんじゃないか?今回、『ディノ』様も『恐竜星』に迫ってきたのが『リュウガ』だったから良かったって内心ホッとしていたみたいだったし。もし他の『マクロ』だったら俺たち皆殺しにされていただろうからな。」


「改めて『宇宙』の怖さを思い知らされたな。どうせ『竜牙』のやつは『宇宙』の怖さなんてちっともわかっていないと思うけど。いつかあいつ偉そうな口を叩いて次元の違う敵にやられるに決まってる。それはそれで俺たちも困るけど。」


「とりあえず、『リュウガ』が連れてきた『エナ持ち星』の『ミクロ生物』を戦士にすることだな。やつら次第で今後の『恐竜星』の将来性、成長性が全然変わってくる。早く『エナジー武道』と『エナジー学』を叩き込みたいが、こっちの教育する方が人手不足だからな。『ブラウド』先生がいたらな。」


「ほんとだよな。『ブラウド』のやつ一ヶ月も音信不通なんていくらなんでもおかし過ぎる。『エナジー通信』しても『通信拒否』されるから生きていることには間違いないと思うけど。俺たちの星『ケミエナ星』が消滅したのは、どう考えても『竜牙』のせいじゃないのに何であいつ『竜牙』にあんなにこだわってるんだろ?わからん。」


「まあうちの『恐竜』たちの中にも『エナジー武道』『エナジー学』の講師もたくさんできてきたし、いいんじゃねーか?でも『ブラウド』先生の『セル・エナジー』(細胞単位のエナジー技)をもう一回みてたいな~。」


「一ヶ月前に襲ってきた『マクロ体』には負けちまったけど、『ブラウド』は『ミクロ体』では『宇宙』屈指の『エナジー使い』だと思う。細胞単位で操作できる『エナジー技』で敵を弱体化させ、敵の弱点を自動で分析して殺す。以前『エナジー体』を使っていた『竜牙』も一瞬で殺されてしまった。あ~この『恐竜星』に早く戻ってこいよ~。」


「アーク」の思いとは裏腹に、「竜牙」の「エナジー武道」の師「ブラウド」はとっくに闇に落ちていた。


そして捕食者「エナジーバード」たちも、ようやく現「恐竜星」の場所を突き止め、「恐竜星」の周りを5億羽の「エナジーバード」で取り囲んだ。


「ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリ。」


次回。  第146エナジー  「恐竜エナジー戦士たち」
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