エナジークエスト

リョウタ

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第172エナジー 「千里眼」

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「竜牙」はエナジー能力「千里眼」が使える「ケミナ」を「青牙」と「雷牙」の元へ連れて来ていた。


「なんだ?その女の子は?」


「この子が『黒竜』らをみつけたってさ。」


「何?奴らはどこにいる?」


「今は何者かが創り出したどこかの世界。この宇宙とは別の空間だと思われます。黒髪で『竜牙』様に似ているのが、『黒竜』。白髪が『賢竜』。あっ。空間移動術を『賢竜』が始めました。どうやら二人はどこかに向かうらしいです。」


「別空間を作り、俺たちエナジー使いの感知を逃れていたのか。姑息なやつらだな。」


「空間を作っていたのは、十中八九『賢竜』だぜ。あいつは複雑なエナジー技が得意だったからな。」


「それにしてもお前すげーよ。『ケミナ』だっけ?この広範囲な宇宙を覗きみることができる『千里眼』なんてめちゃくちゃ高レベルなエナジー技じゃん。」


「お褒めのお言葉ありがとうございます。『雷牙』様。私は『エナ持ち星』にいた頃から、『千里眼』でたくさんの星や『マクロ生物』『ミクロ生物』をみてきました。私たち『エナ持ち星』に住んでいた者たちは、自分たちの住んでいる星から出るなどとは考えたこともない種族だったのですが、私は違う星の方たちに興味があったので、『千里眼』の能力を強化することばかり力を注いでいました。ですので、『竜牙』様たちが宿敵である『黒竜』を探しているという話を昨日耳に入れ、協力させていただいた次第であります。」


「サンキューな。んで俺たちどこ行ったらいいんだ?」


「えーとなんていうかですね。そのー。」


「あーもう。『エナジー通信』で方向教えてくれ。」


「はい。」


ピー。


「竜牙」たちに「ケミナ」の「エナジー通信」が伝わった。


「なるほど。そこか。よし。お前ら行くぞ。準備はいいか。」


「ヘン。ぶっ倒してやる。いや殺す。」


「どうする?『黒竜』は誰がやる?」


「はいはいはーい!!俺ーーー!!」


「『竜牙』か。まあいい。『重力』も使えるし、『エナジー武具』もあるし。いけるか。俺と『青牙』は『賢竜』を叩く。」


「チッ。俺も『黒竜』をやりたかった。」


「なんか盛り上がってきたな~!!」


そのとき、急に「アーク」がやってきた。


「おい!!お前ら、『黒竜』を見つけたらしいな。俺も連れて行ってくれ!!」


「はあー?なんで『アーク』も連れていかなきゃらないんだ?戦闘のレベルが違い過ぎるだろ?」


「いやだって今まで俺、活躍したことねーし。じゃなくて俺の仇だろ?『黒竜』は!!俺の星。『ケミエナ星』をぶっ壊した張本人だぜ?黙っていられるわけないだろ!!」


「そうだな。わかった。でも俺、戦いに集中したいから、前回の戦いみたいに守れねーぜ?それでも良かったら来い。」


「おう。(『竜牙』生意気すぎるだろ。ぶっ飛ばしてぇ。)」


「死亡フラグな気が。」


「ん?なんか言ったか?」


「いや。別に。」


「竜牙」が空間移動術で空間を開け始めた。


「んじゃ。行くか。」


「お待ち下さい。『黒竜』の近くに膨大なエナジー量を持つ者がいます。気をつけて下さい。」


「えっ。まさか。この宇宙で強いやつ・・・・。あのときのクソガキか。」


「竜牙」は「覇者」探しをしているとき、たまたま出会った強すぎる子どものエナジーに晒されただけで「竜牙」は死にかけた。そのときの恐怖を思い出した。


「やっぱ行くのヤメよう。」


「ふざけんな。早く行け!!」


ドン!!


「竜牙」は「雷牙」に蹴られ、空間移動の空間に入った。


次回。  第173エナジー 「超銀河の番人『ガーゴイル』」
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