『застежка-молния。』

日向理

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Episode.43

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                   ♫♫♫♫ッ!


                     ♫♫ッ!

       「ねぇねぇ!」
   「あそこからなんかきこえるよ!」

「ホントだ」
                     ♩~♪~

  「なに?この『昭和歌謡』みたいなのは」

「あ!!花純さん、今なんて」


                      ♩~

  「ん?『昭和歌謡』?」

    「『しょーわかよー』?(・・?)」



     貴女の~涙を~ おたまで取り去ってぇ~♪
                    ♪(´ε` )
  「え!?なんかめちゃくちゃ上手いんだけど…」

  「私にはないベクトルだ…」

     貴女の~心を~ お出汁でひと煮立ちぃ~♪
                    ♪(´ε` )

「フントくんだ」
             「あったよ!イモ虫!!」

「石橋叩板郎だ!これ!!」



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     「ホントにあった…」
                   俺ら~ ~♪
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                      я 


      「…でもこれって」



   「こんなに早く見つけていいものなの?」


  「え!?」


   「フツー1ヶ月くらい探索させて、
     連載を引き延ばすでしょ」


  「いや、そこは・・」

  「ウチらが気にしちゃいけないとこかなぁ~

   なんて(; ・`д・´)」


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           味付けぇ盛り付っけぇ名人~♪
                    ♪(´ε` )
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                      я 
       「…でもこれって」

  「え!?」

    「そもそも…どこが入り口なの?」

  よかった本筋に戻ったぁ。。

      「…聞こえてる、本音」

  「あ。。」

          「後ろからも見えるよ!これ!」
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 たとえ~鍋奉行と言わぁ~れってぇもぉ~~♪
         ♪( ´θ`)
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           я 
  「ホント!?」

  「これ、まじまじと見たことなかったけど…」



     「多方向から認識できるものなんだね…」

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     出汁が命の 男の心意気~♪
         ♪(´ε` )
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           я 

                  「ホントだ」

       「しかもこれ、後ろから見てんのに
             裏返んないで見える…」


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ポン酢くらいは許すけど~♪
♪(´ε` )
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俺らのこぉぉいごっこぉろぉ~ ~♪
♪( ´θ`)
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я 

「あった!!これだ!!」


         「え?なにも見えないんだけど…」

    「まさか、子供の目にしか見えない的な?」






もみじぃ~おろしで~~









       「あ、開いた」

             フントくんが

食べな~い~~で~~~~♪
♪(´ε` )
皆さんにお見せできない格好で熱唱してる…


  「結愛ちゃん!!お目々閉じて!!」

いやーーーん(〃ω〃)

              Σ(゜∀゜ノ)ノキャーーーー!!


           遅かったか…(。-_-。)

       「あ、消えた」

                「え!?」














              「ホントだ…」


「どこ行ったんだろ…」


「あ!」
「もしかして、身体に戻った、とか?」


      「その可能性はある、かもね」



        「ここ開けておくと、
    裏側の色んなのが出ちゃうんでしょ?」

 「取りあえず今はもう閉めちゃって、向こう戻ろ」


     「そう、ですね…」


           「あ!」
  「結愛ちゃんいないと、ここ閉められない…」


     「大丈夫、あそこで隠れてるから」


                     |д゜)チラッ


            「あ」
          「ホントだ」


             「結愛ちゃーん!」
「フントくん、もう元の体に戻ったっぽいから」

            「もう大丈夫だよぉ」


   「えっと…どっから入ったんだっけか」

  「言われてみれば、こっちって『あっち』と
            全然差はないんですね」



            じー

       「あったあった、ここだ」




「結愛ちゃーん!」
「おねぇちゃん達もこっち戻れたから」

「ここ、閉めてくれる?」




                   「はーい…」

まだ回復してない 苦笑


そりゃあ、小学生でアレはまだキツいでしょ


     「お姉ちゃんたち、聞こえてるぅー」


「あ、そっか 苦笑」





















            「でも今思ったんだけど…」


      「ん?なにをですか?」


           「ファスナーの指で摘む部分」

   「結愛ちゃんが見えて、開け閉めできるんなら、
 別にフントくんじゃなくても大丈夫なんじゃない?」

        「確かに!」
  

        「あ、でも」
  「それだったらそれで、あそこの社長さん…
      名前なんだっけ (;^ω^)」

「ひさっち!」

       「そうだそうだ」

     「その『ひさっちさん』が
     結愛ちゃんでも閉められる事、
   あん時に教えてくれたと思うんですけど」


         「でも「自分は『教師』ではなく
           『導師』」って言ってたし…」


「ひさっちんとこ、もいっかい行くぅ?」

                 「それは無理!」

      「はは…(;^ω^)」

 「取りあえずフントくんが無事に体に戻ってるのか、
      確認する必要はありますね」



(。・ω・。)


      「結愛ちゃん、安心して」

     「フントくん、意識は戻っても
     身体は横になったままだったから」

「暫くは会えないし。意識が戻ったかどうかの確認は
      お姉ちゃん達2人で行くから」


「うん(。・ω・。)」

   「『アレ』の後にまたフントくんに会うの、
     結愛ちゃんにはハードル高そうですね」


(。・ω・。)

               「うん、相当高いね…」

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