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日常
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「もともと、このサークル俺が作った時に、Subって馬鹿にされずに好きなことしてえなって思ってだからさ」
須田の説明を聞いていると、沢井はお菓子をつまみながらそう言った
「えっ、沢井さんが作ったんですか?」
サークル長であると紹介は受けていたものの、作った本人だとは知らなかったため驚きの声をあげると、次のお菓子を選びながら沢井は頷いた
「まあ、俺もそれなりにSubだからって周りにいらねぇこと言われてきたしな」
お目当てのお菓子を見つけると、包みを開けて口に放り込みながらそう言った
「食い過ぎやし、食べながら話さへんでください」
横に座ってスマホをいじっていた上條に横目に注意されると、沢井は舌を少しだけ出してみせた
「上條は高校の時の後輩で知ってたし、福部さん、須田さんは一個上でちょっと有名なDomだったからさ、声かけて一緒に立ち上げをしてもらったわけよ」
サークルができた経緯まで教えてもらえるとは思っておらず、初めて聞く話に彰人は興味を惹かれた
「河野さんは……?」
「僕?僕はね、福部の幼馴染なの。小中高大ってずっと一緒だから、学部は違うけど自然と、って感じかな」
名前が上がってなかった河野に聞くと、本を読んでいた河野は視線を上げてそう話してくれた
「それに、ほら……僕は福部のパートナーだからできれば一緒にいたいしね」
そう言ってシャツの首元から覗くColorを見せてくれながら、緩く微笑んでくれた
「まあ、どっちかっていうと俺が拓哉を側においておきたいから無理やり入会させたんだけどね」
河野の横に座っていた福部は少し苦笑いしながらそう言って、なんとなくこの話題は終了した
サークルの話や自分の第二次性について初めて聞く話が多く、彰人は整理するために少しだけ黙り込んでいた
「……と、……きと!彰人!」
「……っ!はい!」
考え込んでいたため、須田に呼ばれていることに気が付かずおそらく何度目かの声で気がついたため、勢いよく返事をした
「ちょ、そんな驚かなくていいから!ゲームなんかするって聞いただけだし」
「あ、ごめんなさい……えっと……」
「待った」
「え……?」
須田の声に気が付いてなかったことに反射的に謝る彰人に対して、須田は手のひらを目の前に出して彰人の言葉を遮った
「彰人?俺はお前の仮だけどパートナーな訳よ。だからそんな顔色窺うみたいにビクビクしなくて良いのよ」
「あ……」
「彰人、Come」
「……んぅ……」
机の目の前に座っていた須田の横に行くと、大きな手で頭を撫でてくれた
「GoodBoy」
Rewordの効果はすぐに現れ、緊張していた全身の筋肉が緩むのを感じた
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