1 / 82
序章
第一話 ファーストコンタクト
しおりを挟む
「ねぇ! 起きて! 起きてってば!!」
街道沿いに無造作に放置された馬車、その車輪に背を持たれて眠る青年へ、少女が声をかけた。
「ホラっ! もうそこまで【神狼】が来ちゃってるんだってば」
青年を早く起こそうと、強めに揺すりながら焦る少女をよそに、青年は寝息をたてている。
「んーーーっ! もう私は逃げるからね!」
そう言い残すと少女は青年の方を振り返る事無く、足早にその場から走り去った。
「ウゥゥゥゥ…… グルルッ」
低い唸り声をあげた全身漆黒の狼男?のような化け物が二体、一歩ずつ青年の元へと歩み寄る。
先程、少女が【神狼】と呼んでいたその化け物の手には、血と錆で汚れた剣が握られていた。
初夏の暖かな日差しを浴びながら寝入る青年は、先程少女に起こされた事に加え、自分に当たる日差しを遮る何かに気付き、薄っすらと目を開ける。
「んんっ…… って、うぉあぁぁぁぁ」
青年の目に飛び込んできたのは、今にも斬りかからんとする二体の【神狼】の姿だった。
ドカッ!! ガスッ!!!
【神狼】が振り下ろした剣は既の所で青年に避けられ、先程まで青年がもたれかかっていた馬車の車輪を破壊する。
「なななっ…… なになに!?」
目を覚ました途端に襲いかかられた青年は、状況を飲み込めないまま這いずるように逃げ回っていた。
「グアァァァァァァ!!」
逃げる青年に、【神狼】二体は発狂しながら襲いかかった。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
青年は転げるように【神狼】の剣撃を既の所で避けていく。
何度も剣撃を繰り出す【神狼】は、何故か一向に剣撃がヒットしない事に苛立ちを覚えていた。
「だっ、誰かぁぁぁ!!」
青年は避ける以外に抗う術が無く、僅かな希望にかけ叫んだ。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
一方その頃、青年が襲われている現場から少し離れた場所。
そこには先程、青年を起こしていた少女がハァハァと息を切らす姿があった。
「こっ、ここまで来たら、大丈夫…… だよね?」
自分に言い聞かせるようにそう呟くと、改めて自分が逃げてきた道のりを見つめていた。
「【神狼】が現れて思わず逃げてきちゃったけど…… あのお兄さん、大丈夫かな」
置いて逃げてきた罪悪感からか、青年の様子を気にする少女。
「でもでも、あのお兄さんの腕には【烙印】が刻まれてたし。 大丈夫なはず、うん!」
再度、自分に言い聞かせ、その場から立ち去ろうとすると……
「誰かぁぁぁ!! たっ、助けてーー!!」
少女の逃げてきた方向から、助けを呼ぶ声が聞こえてきた。
「アッチャーー。 マジかぁぁ。 【烙印】持ちなのに助け呼ぶんだぁ……」
その声を聞いた少女は、青年が生きている事への安堵と助けを呼んでいる事への不満で、複雑な表情を浮かべている。
ほんの一瞬、躊躇うような素振りを見せた少女だったが
「よっ、よし! 一応、私だって【烙印】持ってるんだし…… お兄さんが逃げる時間位は稼げるはず! よし! 行くよ。 び、ビビるなレイ!」
レイと名乗る少女は、両手で頬をパンッと叩いて気合を入れると、背負っていた細身のメイスを握りしめ、青年の元へと走り出していった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
青年と【神狼】の攻防は現在も続いている。
「なっ、なぁ! ちょっと待てって! 落ち着いて話を。 なっ?」
見るからに言葉が通じなさそうな【神狼】に対し、両掌を相手に向けながら話しかける青年。
当然のように【神狼】は青年の言葉を気にかける様子は見せない。
ブォォン!! ヒュン!
大振りで剣を振り回す【神狼】と、それらを全て避ける青年の攻防が続いていたが、その攻防も終わりが近付いていた。
先程までは避けられる退路があった為に、ギリギリ避けられていたというような状況。
しかし二体居た【神狼】は二手に分かれ、青年の退路を断つようにジリジリと距離を縮めてくる。
「まっ、 待てって! なぁ! って……」
「ガルァァァァァァ」
完全に二体の間合いに入った青年に、二手から切りかかる【神狼】。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
絶体絶命の状態、目前に迫る剣。
もう避けられる事は無いであろうと悟った青年は、叫び声を上げながら両手で頭を抑え、しゃがみこんで目を瞑った。
ザシュッ…… ゴトンゴトン…… ガランガラン……
しゃがみこんだ青年は、死を覚悟していたが痛みも衝撃も感じず思わず呟いた。
「いっ…… 生きてる?」
恐怖で瞼が強張っていたが、ゆっくりと少しずつ目を開く。
「うぉわぁぁぁ」
目の前には【神狼】の首が二つ、転がっていた。
突然、目に飛び込んできた光景に、青年は思わず尻餅をつく。
「ななっ! ど、どーなってんだ?」
青年へ確実に当たる軌道で繰り出された【神狼】の剣撃は、青年の首を刎ねる事は出来なかった。
それどころか、しゃがみこんだ青年を目で追った【神狼】は、互いの剣撃から視線を切ってしまう。
【神狼】が繰り出す、反応出来ない程の剣速の為、お互いの首を刎ねてしまったのだ。
ようやく状況が飲み込めた青年は、その場にへたり込みながら呟く。
「はっ、はは。 ラッキー過ぎるだろ」
極度の緊張と恐怖から開放された安堵感からか、青年の表情は少し緩んでいた。
「とっとりあえず、ここから立ち去らないと……」
目の前に転がる【神狼】の死体と首、そして飛び散った血を浴びた自分の体を見て、得も言われぬ恐怖に襲われた青年は、この場から立ち去ろうとするが
「よっと、あっ、あれ? 腰が抜けてる?」
立ち上がろうする青年の腰は抜け、思うように立ち上がる事が出来ないでいた。
「きっ、気味悪いけど、仕方ねーか。 これを使って。 よっと……」
青年の手元に転がっていたのは【神狼】が持っていた剣。
血糊がべっとりとついた気味の悪い代物ではあったが、早く立ち去りたい一心の青年はその剣を握ると、杖のようにしてヨロヨロと立ち上がった。
「よっと…… ハァーー」
剣にもたれかかるように立ち上がり、深い溜息をつく青年であったが……
タッタッタッタッタッ…
青年の方へと駆け寄る足音が聞こえてくる。
その音の主は手にメイスを持った少女のような風貌で、青年から少し離れた場所で立ち止まると……
「こっ、こらぁぁー! 私が相手になるんだから! かっ、かかってきなさーい!」
両手を胸の所で握りしめ、目を瞑りながら大声で叫ぶレイ。
突然の光景に、息を切らしながらもポカーンとした表情で、レイを眺める青年。
大声を上げて挑発したにも関わらず、何のリアクションも無い事に疑問を抱いたレイは、ゆっくりと青年へと視線を向けた。
「えっ…… マジ!!?」
少女は驚きの光景を目にした。
そこには首を刎ねられた二体の【神狼】の姿。
そしてハァハァと息を切らしながら、地面に刺した剣にもたれかかる返り血を浴びた青年。
その光景だけを目にした者が居たら、百人中百人が青年の仕業だと思える光景であった。
事の真相を知らないレイは驚きと喜びでテンションが上がり、手に持ったメイスをその場に置くと青年の元へと駆け寄った。
「おわぁぁ」
「やったー! 凄いねお兄さん!」
突然抱きついてくるレイに圧倒されつつも、敵では無いという事実に安堵する青年。
「はっ、ははは。 まぁ…… 何とかね」
それがこの先、世界を揺るがす事になるレイと青年のファーストコンタクトだった。
街道沿いに無造作に放置された馬車、その車輪に背を持たれて眠る青年へ、少女が声をかけた。
「ホラっ! もうそこまで【神狼】が来ちゃってるんだってば」
青年を早く起こそうと、強めに揺すりながら焦る少女をよそに、青年は寝息をたてている。
「んーーーっ! もう私は逃げるからね!」
そう言い残すと少女は青年の方を振り返る事無く、足早にその場から走り去った。
「ウゥゥゥゥ…… グルルッ」
低い唸り声をあげた全身漆黒の狼男?のような化け物が二体、一歩ずつ青年の元へと歩み寄る。
先程、少女が【神狼】と呼んでいたその化け物の手には、血と錆で汚れた剣が握られていた。
初夏の暖かな日差しを浴びながら寝入る青年は、先程少女に起こされた事に加え、自分に当たる日差しを遮る何かに気付き、薄っすらと目を開ける。
「んんっ…… って、うぉあぁぁぁぁ」
青年の目に飛び込んできたのは、今にも斬りかからんとする二体の【神狼】の姿だった。
ドカッ!! ガスッ!!!
【神狼】が振り下ろした剣は既の所で青年に避けられ、先程まで青年がもたれかかっていた馬車の車輪を破壊する。
「なななっ…… なになに!?」
目を覚ました途端に襲いかかられた青年は、状況を飲み込めないまま這いずるように逃げ回っていた。
「グアァァァァァァ!!」
逃げる青年に、【神狼】二体は発狂しながら襲いかかった。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
青年は転げるように【神狼】の剣撃を既の所で避けていく。
何度も剣撃を繰り出す【神狼】は、何故か一向に剣撃がヒットしない事に苛立ちを覚えていた。
「だっ、誰かぁぁぁ!!」
青年は避ける以外に抗う術が無く、僅かな希望にかけ叫んだ。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
一方その頃、青年が襲われている現場から少し離れた場所。
そこには先程、青年を起こしていた少女がハァハァと息を切らす姿があった。
「こっ、ここまで来たら、大丈夫…… だよね?」
自分に言い聞かせるようにそう呟くと、改めて自分が逃げてきた道のりを見つめていた。
「【神狼】が現れて思わず逃げてきちゃったけど…… あのお兄さん、大丈夫かな」
置いて逃げてきた罪悪感からか、青年の様子を気にする少女。
「でもでも、あのお兄さんの腕には【烙印】が刻まれてたし。 大丈夫なはず、うん!」
再度、自分に言い聞かせ、その場から立ち去ろうとすると……
「誰かぁぁぁ!! たっ、助けてーー!!」
少女の逃げてきた方向から、助けを呼ぶ声が聞こえてきた。
「アッチャーー。 マジかぁぁ。 【烙印】持ちなのに助け呼ぶんだぁ……」
その声を聞いた少女は、青年が生きている事への安堵と助けを呼んでいる事への不満で、複雑な表情を浮かべている。
ほんの一瞬、躊躇うような素振りを見せた少女だったが
「よっ、よし! 一応、私だって【烙印】持ってるんだし…… お兄さんが逃げる時間位は稼げるはず! よし! 行くよ。 び、ビビるなレイ!」
レイと名乗る少女は、両手で頬をパンッと叩いて気合を入れると、背負っていた細身のメイスを握りしめ、青年の元へと走り出していった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
青年と【神狼】の攻防は現在も続いている。
「なっ、なぁ! ちょっと待てって! 落ち着いて話を。 なっ?」
見るからに言葉が通じなさそうな【神狼】に対し、両掌を相手に向けながら話しかける青年。
当然のように【神狼】は青年の言葉を気にかける様子は見せない。
ブォォン!! ヒュン!
大振りで剣を振り回す【神狼】と、それらを全て避ける青年の攻防が続いていたが、その攻防も終わりが近付いていた。
先程までは避けられる退路があった為に、ギリギリ避けられていたというような状況。
しかし二体居た【神狼】は二手に分かれ、青年の退路を断つようにジリジリと距離を縮めてくる。
「まっ、 待てって! なぁ! って……」
「ガルァァァァァァ」
完全に二体の間合いに入った青年に、二手から切りかかる【神狼】。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
絶体絶命の状態、目前に迫る剣。
もう避けられる事は無いであろうと悟った青年は、叫び声を上げながら両手で頭を抑え、しゃがみこんで目を瞑った。
ザシュッ…… ゴトンゴトン…… ガランガラン……
しゃがみこんだ青年は、死を覚悟していたが痛みも衝撃も感じず思わず呟いた。
「いっ…… 生きてる?」
恐怖で瞼が強張っていたが、ゆっくりと少しずつ目を開く。
「うぉわぁぁぁ」
目の前には【神狼】の首が二つ、転がっていた。
突然、目に飛び込んできた光景に、青年は思わず尻餅をつく。
「ななっ! ど、どーなってんだ?」
青年へ確実に当たる軌道で繰り出された【神狼】の剣撃は、青年の首を刎ねる事は出来なかった。
それどころか、しゃがみこんだ青年を目で追った【神狼】は、互いの剣撃から視線を切ってしまう。
【神狼】が繰り出す、反応出来ない程の剣速の為、お互いの首を刎ねてしまったのだ。
ようやく状況が飲み込めた青年は、その場にへたり込みながら呟く。
「はっ、はは。 ラッキー過ぎるだろ」
極度の緊張と恐怖から開放された安堵感からか、青年の表情は少し緩んでいた。
「とっとりあえず、ここから立ち去らないと……」
目の前に転がる【神狼】の死体と首、そして飛び散った血を浴びた自分の体を見て、得も言われぬ恐怖に襲われた青年は、この場から立ち去ろうとするが
「よっと、あっ、あれ? 腰が抜けてる?」
立ち上がろうする青年の腰は抜け、思うように立ち上がる事が出来ないでいた。
「きっ、気味悪いけど、仕方ねーか。 これを使って。 よっと……」
青年の手元に転がっていたのは【神狼】が持っていた剣。
血糊がべっとりとついた気味の悪い代物ではあったが、早く立ち去りたい一心の青年はその剣を握ると、杖のようにしてヨロヨロと立ち上がった。
「よっと…… ハァーー」
剣にもたれかかるように立ち上がり、深い溜息をつく青年であったが……
タッタッタッタッタッ…
青年の方へと駆け寄る足音が聞こえてくる。
その音の主は手にメイスを持った少女のような風貌で、青年から少し離れた場所で立ち止まると……
「こっ、こらぁぁー! 私が相手になるんだから! かっ、かかってきなさーい!」
両手を胸の所で握りしめ、目を瞑りながら大声で叫ぶレイ。
突然の光景に、息を切らしながらもポカーンとした表情で、レイを眺める青年。
大声を上げて挑発したにも関わらず、何のリアクションも無い事に疑問を抱いたレイは、ゆっくりと青年へと視線を向けた。
「えっ…… マジ!!?」
少女は驚きの光景を目にした。
そこには首を刎ねられた二体の【神狼】の姿。
そしてハァハァと息を切らしながら、地面に刺した剣にもたれかかる返り血を浴びた青年。
その光景だけを目にした者が居たら、百人中百人が青年の仕業だと思える光景であった。
事の真相を知らないレイは驚きと喜びでテンションが上がり、手に持ったメイスをその場に置くと青年の元へと駆け寄った。
「おわぁぁ」
「やったー! 凄いねお兄さん!」
突然抱きついてくるレイに圧倒されつつも、敵では無いという事実に安堵する青年。
「はっ、ははは。 まぁ…… 何とかね」
それがこの先、世界を揺るがす事になるレイと青年のファーストコンタクトだった。
0
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる