32 / 41
第32話 辰巳、リスポーンのピンチ
しおりを挟む
何はともあれ、アンナの雑魚清掃力は凄まじかった。ホーミングミサイルはMPで自動生成されるため弾薬は無限なのだが、クールタイムが五分程かかる。あれを無限に撃たれてはモンスターたちも堪ったものではないだろう。そのほかにもグレネードやガトリングガン、アサルトライフル、スナイパーライフル、果てはアンチマテリアルライフルと呼ばれるバカデカい銃まで持っていた。
「……なに」
「いや、すげーな、と思って」
当然、その全てを持ち運んでいたらガッチャガッチャっと邪魔でしょうがないだろうが、どうやらアンナはアンナで独自のアイテムボックスを持っているようだ。神話級恐るべし。
「でも、アンナさんのおかげで随分レベルが上がりましたね」
「確かに。アンナの攻撃で一瞬にして殲滅だからレベル上げの効率はめちゃくちゃ上がったな」
四層は転送門をいくつかスルーして、雑魚狩りをした結果、一ノ瀬さんはレベル45、俺はレベル66まで上がっていた。
「だけど、なんかモヤモヤするんだよなぁ」
二人の時までは火力は一ノ瀬さん任せだとしても、まだ役に立てていた感じがあった。しかし、今はアンナに寄生しているような状態だ。
「うーん、確かにアンナさん一人に戦わせてしまってますよね……」
「……私、余計なことしてる?」
その言葉に対し俺は一瞬考え、
「いや、アンナは間違っていない。少なくとも俺は自分が弱いからそう思ってしまうんだ。だからまずはアンナより沢山雑魚敵を倒せるようになるのが俺の目標だ」
「フフ、そうですよ。アンナさんには助けてもらっています。でも、仲間だから私と辰巳君はアンナさんの役に立ちたいと思っているだけですよ」
「……ん」
アンナはホッとしたようだ。神話級に小生意気でも心は繊細──って、オートマタなのに本当にまるで人間のようだ。
(いや、オートマタと考えるのはやめるか。一ノ瀬さんが言ったように人格がある。アンナは生きている仲間だ)
「よし、アンナ、グーを出せ」
「?」
いきなりのことにアンナは困惑した表情だ。しかし言われた通り手をグーにし、俺へと向ける。
コツン。
俺はそこに自分の拳を軽く当てた。
「よーし、ボス倒しにいくかっ!」
「???」
今の行為に何の意味があったか分からないであろうアンナは、更に怪訝な表情になり固まった。
コツン。
「さ、アンナさん、行きましょう」
一ノ瀬さんも固まったままだったアンナの拳に拳を合わせる。アンナは自分の拳を暫く見つめると、
「……フン」
何やら照れくさそうに鼻で笑った。さぁ、五層は目前だ。
「ふぅ、ようやくボス部屋か。結構時間掛かっちゃったな。お腹も空いてきたし」
スマホを取り出して現在時刻を確認する。十四時だ。若干というかかなりお腹も空いてきた。
「そうですね。でも、こんなこともあろうかと、お弁当を作ってきました。食べます?」
「……ボス部屋の前で?」
「まぁ、安全地帯ですし? 天気もいいですし?」
ボス部屋は洞窟に扉がついてる風で、その直前の安全地帯は普通に山だ。本物の空と太陽というわけではないのだろうが、確かに天気も良い。風も爽やかだ。
「私もお腹空いた」
「「え?」」
ダンジョン産のオートマタについては詳しくないが、まさか腹が減るとは思わなかった。
「オートマタって何を食べるんだ?」
「人と同じ」
「食べられないものとかあるのか?」
「食べたことないから分からない」
「そりゃそうか……。え、じゃあトイレも?」
「……タツミ、ホントにデリカシーない、最低」
「辰巳君、ちょっと今のは減点です」
二人から怒られた。いや、でも気になるだろ。食ったものを全部消化してエネルギーに変えるとかあり得るだろうけどさ。ちなみにダンジョン内にはトイレが結構な頻度で生成されている。ポッターさんが人類の尊厳を守るためにまずは必要なものとして魔王に進言したとかしないとか。
「……すまん。じゃあまぁ少しお昼休憩してからボスに挑むとしようか」
「はい」
「ん」
こうして俺たちはダンジョン内でランチをすることにした。一ノ瀬さんはカラフルはピクニックシートまで持ってきており、ダンジョン内の緊張感が一気になくなる。これではハイキングに来たのか、ダンジョン攻略に来たのか分からなくなる。そしてピクニックバスケットをいくつか取り出し、並べ始めた頃には──。
「すごいな、これ全部作ったの?」
俺の心はハイキングに染まってしまっていた。
「はい。と、言っても簡単なものですけど……」
サンドイッチにおにぎり、卵焼きやら唐揚げやらタコさんウィンナーまで。プチトマトやレタスにより色合いのバランスもすごく良い。
「……ヒカリ、天才」
「ありがとうございます。でも、美味しくなかったらゴメ──」
「んじゃ、いただきます」
「私もいただきます」
「……もう。はい、どうぞ」
俺とアンナは待ちきれないとばかりに料理に手を出した。
「んまいっ」
「美味しい。ヒカリ大天才」
「フフ、ありがとうございます。あんまり慌てずに食べて下さいね」
「むぅー……んんっ」
その忠告は時既に遅し、だ。おにぎりが喉につまってしまった。マズイ、このままではリスポーンしてしま──うぬぬぬぬ。
「はい、麦茶です。もう辰巳君言ったそばから……」
一ノ瀬さんに背中を撫でてもらいながら、差し出された麦茶を一気飲みする。
「っぷはー。さんきゅ。危うくリスポーンするとこだった。いや、まぁ最悪リスポーンできるからいいかとも思ってしまったが」
「タツミバカ」
そんな俺を冷めた目で見て、バカにするアンナ。
「あん? そういうこと言うなら、こうだっ」
アンナの箸の先にいたタコさんウィンナーをヒョイっと奪い取り、パクッとモグモグ。
「……殺す」
アンナのホーミングミサイルがキュイーンという音を立て始める。
「ダメです。二人とも仲良く食べないなら没収しますよ? はい、辰巳君は謝って、アンナさんも仲直りして下さい」
「「ぐぬぬぬぬぬ」」
俺たちは睨み合いながらお弁当をチラチラと見る。没収されるか、頭を下げるか。食欲を取るか、プライドを取るか……。決まっている。
「「ごめんなさい」」
俺たちは食欲を取った。
「はい、じゃあ仲良く食べましょうね」
「「はいっ」」
俺たちは仲良く食べた。一心不乱にお弁当を食べた。だって、これうめーんだもんよ。
「「ふぅー。ご馳走様」」
「フフ、はい、お粗末さまでした。二人とも食べてる時も食べ終わった時もそっくりで本当に親子みたいでしたよ」
そんなことを言われたのでアンナの方を見る。アンナも同時に見てきたようで視線が合う。まったく同じ姿勢で同じタイミングでお互いを見たものだから、鏡のようだ。
「……真似すんな」
「……こっちのセリフ」
一応、悪態はついてみるがお互い覇気がない。お腹が満たされて喧嘩などする気が起きないからだ。
「ふぅー、でもお腹いっぱいになったら少し眠くなってきちゃいましたね……」
「昼寝を提案する」
「タツミ、今年一番イイこと言った」
今年一番って、お前と出逢ってまだ数時間だ。え、まさか年末まで俺これ以上イイこと言わないと思ってる?
「フフ、ではおやすみなさい」
一ノ瀬さんは寝た。よほど眠かったのだろう、横になってすぐに静かに寝息を立て始めた。
「「…………おやすみ」」
一ノ瀬さんが寝た以上、二人で言い争っても虚しいことを悟ったため、横になる。どうやらアンナも同じ考えのようだ。そして俺たち三人はボス部屋の前でお昼寝をしたのだった。
「……なに」
「いや、すげーな、と思って」
当然、その全てを持ち運んでいたらガッチャガッチャっと邪魔でしょうがないだろうが、どうやらアンナはアンナで独自のアイテムボックスを持っているようだ。神話級恐るべし。
「でも、アンナさんのおかげで随分レベルが上がりましたね」
「確かに。アンナの攻撃で一瞬にして殲滅だからレベル上げの効率はめちゃくちゃ上がったな」
四層は転送門をいくつかスルーして、雑魚狩りをした結果、一ノ瀬さんはレベル45、俺はレベル66まで上がっていた。
「だけど、なんかモヤモヤするんだよなぁ」
二人の時までは火力は一ノ瀬さん任せだとしても、まだ役に立てていた感じがあった。しかし、今はアンナに寄生しているような状態だ。
「うーん、確かにアンナさん一人に戦わせてしまってますよね……」
「……私、余計なことしてる?」
その言葉に対し俺は一瞬考え、
「いや、アンナは間違っていない。少なくとも俺は自分が弱いからそう思ってしまうんだ。だからまずはアンナより沢山雑魚敵を倒せるようになるのが俺の目標だ」
「フフ、そうですよ。アンナさんには助けてもらっています。でも、仲間だから私と辰巳君はアンナさんの役に立ちたいと思っているだけですよ」
「……ん」
アンナはホッとしたようだ。神話級に小生意気でも心は繊細──って、オートマタなのに本当にまるで人間のようだ。
(いや、オートマタと考えるのはやめるか。一ノ瀬さんが言ったように人格がある。アンナは生きている仲間だ)
「よし、アンナ、グーを出せ」
「?」
いきなりのことにアンナは困惑した表情だ。しかし言われた通り手をグーにし、俺へと向ける。
コツン。
俺はそこに自分の拳を軽く当てた。
「よーし、ボス倒しにいくかっ!」
「???」
今の行為に何の意味があったか分からないであろうアンナは、更に怪訝な表情になり固まった。
コツン。
「さ、アンナさん、行きましょう」
一ノ瀬さんも固まったままだったアンナの拳に拳を合わせる。アンナは自分の拳を暫く見つめると、
「……フン」
何やら照れくさそうに鼻で笑った。さぁ、五層は目前だ。
「ふぅ、ようやくボス部屋か。結構時間掛かっちゃったな。お腹も空いてきたし」
スマホを取り出して現在時刻を確認する。十四時だ。若干というかかなりお腹も空いてきた。
「そうですね。でも、こんなこともあろうかと、お弁当を作ってきました。食べます?」
「……ボス部屋の前で?」
「まぁ、安全地帯ですし? 天気もいいですし?」
ボス部屋は洞窟に扉がついてる風で、その直前の安全地帯は普通に山だ。本物の空と太陽というわけではないのだろうが、確かに天気も良い。風も爽やかだ。
「私もお腹空いた」
「「え?」」
ダンジョン産のオートマタについては詳しくないが、まさか腹が減るとは思わなかった。
「オートマタって何を食べるんだ?」
「人と同じ」
「食べられないものとかあるのか?」
「食べたことないから分からない」
「そりゃそうか……。え、じゃあトイレも?」
「……タツミ、ホントにデリカシーない、最低」
「辰巳君、ちょっと今のは減点です」
二人から怒られた。いや、でも気になるだろ。食ったものを全部消化してエネルギーに変えるとかあり得るだろうけどさ。ちなみにダンジョン内にはトイレが結構な頻度で生成されている。ポッターさんが人類の尊厳を守るためにまずは必要なものとして魔王に進言したとかしないとか。
「……すまん。じゃあまぁ少しお昼休憩してからボスに挑むとしようか」
「はい」
「ん」
こうして俺たちはダンジョン内でランチをすることにした。一ノ瀬さんはカラフルはピクニックシートまで持ってきており、ダンジョン内の緊張感が一気になくなる。これではハイキングに来たのか、ダンジョン攻略に来たのか分からなくなる。そしてピクニックバスケットをいくつか取り出し、並べ始めた頃には──。
「すごいな、これ全部作ったの?」
俺の心はハイキングに染まってしまっていた。
「はい。と、言っても簡単なものですけど……」
サンドイッチにおにぎり、卵焼きやら唐揚げやらタコさんウィンナーまで。プチトマトやレタスにより色合いのバランスもすごく良い。
「……ヒカリ、天才」
「ありがとうございます。でも、美味しくなかったらゴメ──」
「んじゃ、いただきます」
「私もいただきます」
「……もう。はい、どうぞ」
俺とアンナは待ちきれないとばかりに料理に手を出した。
「んまいっ」
「美味しい。ヒカリ大天才」
「フフ、ありがとうございます。あんまり慌てずに食べて下さいね」
「むぅー……んんっ」
その忠告は時既に遅し、だ。おにぎりが喉につまってしまった。マズイ、このままではリスポーンしてしま──うぬぬぬぬ。
「はい、麦茶です。もう辰巳君言ったそばから……」
一ノ瀬さんに背中を撫でてもらいながら、差し出された麦茶を一気飲みする。
「っぷはー。さんきゅ。危うくリスポーンするとこだった。いや、まぁ最悪リスポーンできるからいいかとも思ってしまったが」
「タツミバカ」
そんな俺を冷めた目で見て、バカにするアンナ。
「あん? そういうこと言うなら、こうだっ」
アンナの箸の先にいたタコさんウィンナーをヒョイっと奪い取り、パクッとモグモグ。
「……殺す」
アンナのホーミングミサイルがキュイーンという音を立て始める。
「ダメです。二人とも仲良く食べないなら没収しますよ? はい、辰巳君は謝って、アンナさんも仲直りして下さい」
「「ぐぬぬぬぬぬ」」
俺たちは睨み合いながらお弁当をチラチラと見る。没収されるか、頭を下げるか。食欲を取るか、プライドを取るか……。決まっている。
「「ごめんなさい」」
俺たちは食欲を取った。
「はい、じゃあ仲良く食べましょうね」
「「はいっ」」
俺たちは仲良く食べた。一心不乱にお弁当を食べた。だって、これうめーんだもんよ。
「「ふぅー。ご馳走様」」
「フフ、はい、お粗末さまでした。二人とも食べてる時も食べ終わった時もそっくりで本当に親子みたいでしたよ」
そんなことを言われたのでアンナの方を見る。アンナも同時に見てきたようで視線が合う。まったく同じ姿勢で同じタイミングでお互いを見たものだから、鏡のようだ。
「……真似すんな」
「……こっちのセリフ」
一応、悪態はついてみるがお互い覇気がない。お腹が満たされて喧嘩などする気が起きないからだ。
「ふぅー、でもお腹いっぱいになったら少し眠くなってきちゃいましたね……」
「昼寝を提案する」
「タツミ、今年一番イイこと言った」
今年一番って、お前と出逢ってまだ数時間だ。え、まさか年末まで俺これ以上イイこと言わないと思ってる?
「フフ、ではおやすみなさい」
一ノ瀬さんは寝た。よほど眠かったのだろう、横になってすぐに静かに寝息を立て始めた。
「「…………おやすみ」」
一ノ瀬さんが寝た以上、二人で言い争っても虚しいことを悟ったため、横になる。どうやらアンナも同じ考えのようだ。そして俺たち三人はボス部屋の前でお昼寝をしたのだった。
21
あなたにおすすめの小説
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
配信者ルミ、バズる~超難関ダンジョンだと知らず、初級ダンジョンだと思ってクリアしてしまいました~
てるゆーぬ(旧名:てるゆ)
ファンタジー
女主人公です(主人公は恋愛しません)。18歳。ダンジョンのある現代社会で、探索者としてデビューしたルミは、ダンジョン配信を始めることにした。近くの町に初級ダンジョンがあると聞いてやってきたが、ルミが発見したのは超難関ダンジョンだった。しかしそうとは知らずに、ルミはダンジョン攻略を開始し、ハイランクの魔物たちを相手に無双する。その様子は全て生配信でネットに流され、SNSでバズりまくり、同接とチャンネル登録数は青天井に伸び続けるのだった。
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
底辺動画主、配信を切り忘れてスライムを育成していたらバズった
椎名 富比路
ファンタジー
ダンジョンが世界じゅうに存在する世界。ダンジョン配信業が世間でさかんに行われている。
底辺冒険者であり配信者のツヨシは、あるとき弱っていたスライムを持ち帰る。
ワラビと名付けられたスライムは、元気に成長した。
だがツヨシは、うっかり配信を切り忘れて眠りについてしまう。
翌朝目覚めると、めっちゃバズっていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる