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番外編:俺達の合唱はこれからだ!!
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ついにカオスシンガースの合唱が始まった!!
岸或斗の名案のおかげでメンバーの緊張を笑顔に変えた。しかし、メンバー一人一人が綱渡りの状態なのである! 皆の歌は聞こえるのに、自分の声を聞く事ができない状態となっているのだ! 合唱なのに、一人で歌っているような感覚となり、極度の緊張が再び蘇った!
メンバー全員が初めて味わう感覚である! とにかく、全員が練習で体の奥底まで染みつかせた歌を極力そのまま出した! メンバー一人一人が本当に出せているのか確固たる自信を持っていないが、全力を出すことを心がけた!
気が付けばカオスシンガースの課題曲も自由曲も終わっていた。 曲が終わった後、2秒ほどの沈黙があった。この沈黙がカオスシンガースにとって、とても長く感じられた。果たして、お客さんは私たちの歌に対してどんな反応を示すのかと誰もが思っている。
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!
メンバー全員にとって、今まで聞いたことがない温かみのある拍手が贈られた! この拍手により、極限まで集中して疲労したメンバーの精神が回復していく。カオスシンガースは観客にお辞儀をして、ステージを後にした。
「お疲れ、皆、後は良い結果が出るのを祈りましょう」
「……ビリじゃありませんように……」
「あたしゃあ一位以外は考えてねえな」
「はぁ~~っ! 緊張した~~っ!」
「だよね~、皆の声が聞こえないほどの緊張状態なんて初めて経験したよ!」
ようやく全員が一息をつけた。
「……CDや本が売っている」
馬上誠実が見ている場所では何かのCDを売っている。
「ん? あぁ、声楽に絡んだ本が何冊か置かれているのよ。あと、あと、すでに演奏が終わった団体のCDを録音したものもあるわね。あんな感じで即売会をやるのよ。ちなみに私が過去に買った時は1枚2000円ぐらいだったかな?」
「高え! くそ~、人様の思い出を高く売りつけるとはひでえぜ!」
「ちなみに後々、全団体の曲を録音したCDもでるわね、3000円くらいだったかな」
「か、買おうかな」
「セーム君買うの? じゃあ私はセーム君のCDを借りて、コピーしようかな♪ フリーソフト二つ程あれば、ガードあっても楽勝でコピーできるしね♪」
「……よいこは真似しないでね」
馬上誠実が、何もない方向に向かってそんなことを言った。まるで、自分達を見ている人達に向かって言っているようだ。
ここでメンバー皆が「何かやっておきたいと思ったことがあるんだけどなんだったか?」という状態になっている。
「……記念撮影」
「それだよ馬上くん! 記念撮影やりたいと思ったの!」
「こんなこともあろうかと、デジカメ持ってきたぜ!!」
「お、流石恋奈ちゃんね!」
「じゃあ外で撮ろうか、外に良い場所見つけたからさ」
塩川聖夢曰く、写真撮影にぴったりな場所まで来た。
「ここなら場所も広いし、後ろに兵庫県立芸術センターをバックにして写真が撮れる。なかなかいいだろ?」
「よし、いいわね! ここにしましょう!」
「……カメラマン、どうしよう」
「言い出しっぺのセーム君、頼んだ!」
「予想通りだけど相も変わらず扱い酷いな! 自分だけ写らないじゃん!!」
「おう、俺っちが代わりに撮ってやるよ!!」
重々しいでカオスシンガースに話しかけた人がいた。スキンヘッド、グラサン、ひげ、良いガタイ、腕を数珠巻いたじいさんである。誰がどう見てもヤクザにしか見えない風貌であった。
「じいちゃん!? 来てたのか! 現場は大丈夫なのか?」
「おう! 愛孫の晴れ舞台! 俺っちがいなくても現場は回るから心配はいらねえぞ!」
「ったく、孫離れできねえ恥ずかしいじじいだな! まっ、来たんだからカメラマンやってくれや! 仕事柄慣れてるだろ!」
「おう! まずはCALSモードにしてっと! あっ、いけねえ、これはまずいんだな! 質の悪い写真になっちまう!」
「役所に写真出すわけじゃないんだから、普通に撮ればいいんだぞ!」
二人は建設業界の人にしか分からない会話をしていた。
ぱしゃり
なんやかんやで左京恋奈の祖父のおかげで、写真撮影は5人全員入って、撮ることができた。この後、秋田合唱界の首領 若桜、カオスシンガースの顧問 谷川先生も来てお祝いしてくれた。
「なんかね、ステージでは孤独に感じていたけど、歌った後の拍手も暖かく感じたし、恋奈ちゃんのおっかないおじいさんみたいに、応援に来てくれた人もいたし、なんか孤独とは感じたけど、実は孤独じゃないんだなって思ったよ!」
「それに気が付ければ、音楽人として一歩成長したって事よ、アデルちゃん」
「えへへ」
さて、ついにお待ちかねの結果発表を待つ時間となった。
「東工大! 東工大! 東工大!」
会場内に突然、大学名を呼ぶ大きいコールが始まった。そのコールと共に、東工大の学生達が合唱を始めた。
「な、なんじゃありゃあ?」
左京恋奈があっけにとられた顔をしている。
「あれは、毎度全国大会に顔を出していると、アンコール的な感じでもう一度歌ってほしいと大学名がコールされるの! それで、東工大が終わると、東工大の人達が他の大学を指名するのよ」
「……俺らもいつか……呼ばれるようになりたいな」
「そうね馬上君、また全国へ行きましょう!」
各団の代表者が、ステージに上がり、賞状やトロフィーを受け取った。カオスシンガースの代表はちろん岸或斗である。
結果、大学18団体中10位。なんとも中途半端な結果となった。
カオスシンガースが微妙なテンションであった。
「わあああああ!!!」
一位をとった大学の団体が喜びの声、雄叫びをあげている。その様子を見て、メンバー一同はなんとも嫌な気持ちになった。
「がぁ――っ!! くやしい!!! 周りで一位とって喜んでいる大学見ると腹が立ってきやがる!! 或斗! 来年はもっとしごいてくれよ!!」
「任せなさい!」
「え、自分はもうあの特訓は……いや、次は途中でくじけないように頑張る!」
「さて、帰っても全国大会の仕事は残ってるわよ。協賛金を渡してくれた人にちゃんとお礼のお手紙を書く事。もちろん手書きね」
「ちょっと待て、あたしゃあ現場のやつらから集めてきたから大量に書かなきゃいけねえじゃん!」
「そこはご心配なく、協賛金を一番集められなかったセーム君に手伝わせるからね♪」
「えっ、自分だってコミュ障なりに頑張ったんだぞ!」
「仕事は結果が全てよ。私たちが一番練習を頑張った団体という自負はあっても、結果は10位。誰もすごいと思わないでしょ?」
「じゃあ次こそはみんなをすごいと思わせる合唱をしようよアルちゃん!」
カオスシンガースの全国大会は終わった!
しかし、彼らはまだ1年生!
来年こそはと、五歌魂が燃えあがる!!!
俺 た ち の 合 唱 は こ れ か ら だ !
「という漫画をアルファポリスに向けて描いてみました! どう? どう? 面白かった~~?」
ここまでの壮大な物語は、作画「聖アデル」、原作「岸或斗」によるものであった。
「……面白かった」
パチパチと、ボリューム控えめな拍手をしながら馬上誠実が発言した。
「まるで打ち切り漫画のような終わり方だな……全体的に悪くはない作品だけどさ、自分の扱いが酷いのがちょっと……」
「だって~~、セーム君だけそのまま書くとキャラが弱いから~、せめて扱いの酷いキャラとして存在感を強くしたんだよ」
「そんな気遣いいらねえよ! ていうか、原作の或斗! お前も同罪か!」
「……或斗がガチで鍛えたらこんな感じになるのか?」
「私がガチで厳しく指導したら、皆一回は練習に来なくなると思うわよ。ご希望あれば、私直々の地獄の特訓をやってもいいのよ」
岸或斗が重々しいレッシャーをかけつつ、ぞっとする笑みを浮かべている。メンバー一同首を横に振った。
「ところでアルちゃん? 作画担当として、どうせなら全国大会一位で終わっても良かったんじゃないのかなと思うんだけど?」
「正直言ってそれだとリアリティがないわ。たかだか一年足らず頑張って全国大会で優勝なんてありえない話よ。世の中そんな非現実的な漫画や小説が多すぎるわね。まっ、そもそもこの五人だけで全国に行くのもキツイとは思うわ」
「えっ、皆があたしぐらい根性出して頑張ってもだめなのか?」
「無理ね。あと、著作権の事情でどんな曲をどう具体的に歌ったかを表現できてないのもちょっとひっかかるわね」
「……この漫画で出てきた宗教曲……気になる……」
「ほいきた、じゃあ馬上君のリクエストに応えて今日は宗教曲よ!!」
こうしていつものカオスシンガースの愉快な青春劇が始まるのであった。
岸或斗の名案のおかげでメンバーの緊張を笑顔に変えた。しかし、メンバー一人一人が綱渡りの状態なのである! 皆の歌は聞こえるのに、自分の声を聞く事ができない状態となっているのだ! 合唱なのに、一人で歌っているような感覚となり、極度の緊張が再び蘇った!
メンバー全員が初めて味わう感覚である! とにかく、全員が練習で体の奥底まで染みつかせた歌を極力そのまま出した! メンバー一人一人が本当に出せているのか確固たる自信を持っていないが、全力を出すことを心がけた!
気が付けばカオスシンガースの課題曲も自由曲も終わっていた。 曲が終わった後、2秒ほどの沈黙があった。この沈黙がカオスシンガースにとって、とても長く感じられた。果たして、お客さんは私たちの歌に対してどんな反応を示すのかと誰もが思っている。
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メンバー全員にとって、今まで聞いたことがない温かみのある拍手が贈られた! この拍手により、極限まで集中して疲労したメンバーの精神が回復していく。カオスシンガースは観客にお辞儀をして、ステージを後にした。
「お疲れ、皆、後は良い結果が出るのを祈りましょう」
「……ビリじゃありませんように……」
「あたしゃあ一位以外は考えてねえな」
「はぁ~~っ! 緊張した~~っ!」
「だよね~、皆の声が聞こえないほどの緊張状態なんて初めて経験したよ!」
ようやく全員が一息をつけた。
「……CDや本が売っている」
馬上誠実が見ている場所では何かのCDを売っている。
「ん? あぁ、声楽に絡んだ本が何冊か置かれているのよ。あと、あと、すでに演奏が終わった団体のCDを録音したものもあるわね。あんな感じで即売会をやるのよ。ちなみに私が過去に買った時は1枚2000円ぐらいだったかな?」
「高え! くそ~、人様の思い出を高く売りつけるとはひでえぜ!」
「ちなみに後々、全団体の曲を録音したCDもでるわね、3000円くらいだったかな」
「か、買おうかな」
「セーム君買うの? じゃあ私はセーム君のCDを借りて、コピーしようかな♪ フリーソフト二つ程あれば、ガードあっても楽勝でコピーできるしね♪」
「……よいこは真似しないでね」
馬上誠実が、何もない方向に向かってそんなことを言った。まるで、自分達を見ている人達に向かって言っているようだ。
ここでメンバー皆が「何かやっておきたいと思ったことがあるんだけどなんだったか?」という状態になっている。
「……記念撮影」
「それだよ馬上くん! 記念撮影やりたいと思ったの!」
「こんなこともあろうかと、デジカメ持ってきたぜ!!」
「お、流石恋奈ちゃんね!」
「じゃあ外で撮ろうか、外に良い場所見つけたからさ」
塩川聖夢曰く、写真撮影にぴったりな場所まで来た。
「ここなら場所も広いし、後ろに兵庫県立芸術センターをバックにして写真が撮れる。なかなかいいだろ?」
「よし、いいわね! ここにしましょう!」
「……カメラマン、どうしよう」
「言い出しっぺのセーム君、頼んだ!」
「予想通りだけど相も変わらず扱い酷いな! 自分だけ写らないじゃん!!」
「おう、俺っちが代わりに撮ってやるよ!!」
重々しいでカオスシンガースに話しかけた人がいた。スキンヘッド、グラサン、ひげ、良いガタイ、腕を数珠巻いたじいさんである。誰がどう見てもヤクザにしか見えない風貌であった。
「じいちゃん!? 来てたのか! 現場は大丈夫なのか?」
「おう! 愛孫の晴れ舞台! 俺っちがいなくても現場は回るから心配はいらねえぞ!」
「ったく、孫離れできねえ恥ずかしいじじいだな! まっ、来たんだからカメラマンやってくれや! 仕事柄慣れてるだろ!」
「おう! まずはCALSモードにしてっと! あっ、いけねえ、これはまずいんだな! 質の悪い写真になっちまう!」
「役所に写真出すわけじゃないんだから、普通に撮ればいいんだぞ!」
二人は建設業界の人にしか分からない会話をしていた。
ぱしゃり
なんやかんやで左京恋奈の祖父のおかげで、写真撮影は5人全員入って、撮ることができた。この後、秋田合唱界の首領 若桜、カオスシンガースの顧問 谷川先生も来てお祝いしてくれた。
「なんかね、ステージでは孤独に感じていたけど、歌った後の拍手も暖かく感じたし、恋奈ちゃんのおっかないおじいさんみたいに、応援に来てくれた人もいたし、なんか孤独とは感じたけど、実は孤独じゃないんだなって思ったよ!」
「それに気が付ければ、音楽人として一歩成長したって事よ、アデルちゃん」
「えへへ」
さて、ついにお待ちかねの結果発表を待つ時間となった。
「東工大! 東工大! 東工大!」
会場内に突然、大学名を呼ぶ大きいコールが始まった。そのコールと共に、東工大の学生達が合唱を始めた。
「な、なんじゃありゃあ?」
左京恋奈があっけにとられた顔をしている。
「あれは、毎度全国大会に顔を出していると、アンコール的な感じでもう一度歌ってほしいと大学名がコールされるの! それで、東工大が終わると、東工大の人達が他の大学を指名するのよ」
「……俺らもいつか……呼ばれるようになりたいな」
「そうね馬上君、また全国へ行きましょう!」
各団の代表者が、ステージに上がり、賞状やトロフィーを受け取った。カオスシンガースの代表はちろん岸或斗である。
結果、大学18団体中10位。なんとも中途半端な結果となった。
カオスシンガースが微妙なテンションであった。
「わあああああ!!!」
一位をとった大学の団体が喜びの声、雄叫びをあげている。その様子を見て、メンバー一同はなんとも嫌な気持ちになった。
「がぁ――っ!! くやしい!!! 周りで一位とって喜んでいる大学見ると腹が立ってきやがる!! 或斗! 来年はもっとしごいてくれよ!!」
「任せなさい!」
「え、自分はもうあの特訓は……いや、次は途中でくじけないように頑張る!」
「さて、帰っても全国大会の仕事は残ってるわよ。協賛金を渡してくれた人にちゃんとお礼のお手紙を書く事。もちろん手書きね」
「ちょっと待て、あたしゃあ現場のやつらから集めてきたから大量に書かなきゃいけねえじゃん!」
「そこはご心配なく、協賛金を一番集められなかったセーム君に手伝わせるからね♪」
「えっ、自分だってコミュ障なりに頑張ったんだぞ!」
「仕事は結果が全てよ。私たちが一番練習を頑張った団体という自負はあっても、結果は10位。誰もすごいと思わないでしょ?」
「じゃあ次こそはみんなをすごいと思わせる合唱をしようよアルちゃん!」
カオスシンガースの全国大会は終わった!
しかし、彼らはまだ1年生!
来年こそはと、五歌魂が燃えあがる!!!
俺 た ち の 合 唱 は こ れ か ら だ !
「という漫画をアルファポリスに向けて描いてみました! どう? どう? 面白かった~~?」
ここまでの壮大な物語は、作画「聖アデル」、原作「岸或斗」によるものであった。
「……面白かった」
パチパチと、ボリューム控えめな拍手をしながら馬上誠実が発言した。
「まるで打ち切り漫画のような終わり方だな……全体的に悪くはない作品だけどさ、自分の扱いが酷いのがちょっと……」
「だって~~、セーム君だけそのまま書くとキャラが弱いから~、せめて扱いの酷いキャラとして存在感を強くしたんだよ」
「そんな気遣いいらねえよ! ていうか、原作の或斗! お前も同罪か!」
「……或斗がガチで鍛えたらこんな感じになるのか?」
「私がガチで厳しく指導したら、皆一回は練習に来なくなると思うわよ。ご希望あれば、私直々の地獄の特訓をやってもいいのよ」
岸或斗が重々しいレッシャーをかけつつ、ぞっとする笑みを浮かべている。メンバー一同首を横に振った。
「ところでアルちゃん? 作画担当として、どうせなら全国大会一位で終わっても良かったんじゃないのかなと思うんだけど?」
「正直言ってそれだとリアリティがないわ。たかだか一年足らず頑張って全国大会で優勝なんてありえない話よ。世の中そんな非現実的な漫画や小説が多すぎるわね。まっ、そもそもこの五人だけで全国に行くのもキツイとは思うわ」
「えっ、皆があたしぐらい根性出して頑張ってもだめなのか?」
「無理ね。あと、著作権の事情でどんな曲をどう具体的に歌ったかを表現できてないのもちょっとひっかかるわね」
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