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きょうだいの話。
しおりを挟むきょうだいの話 義経 親慶ver
「義経の兄弟は美容師やってる静さんだけだよな?」
「そう。髪の毛いつもしず姉にやってもらってる」
「静さん義経のことすっげぇ可愛がってるもんな」
「歳が離れてるし、母さんも父さんも忙しかったから『私が義経のお母さんになる』って昔から良く言ってた」
「そうだな、静さんはそんな感じだな」
「チカは一人っ子だったよな」
「そっ。でもなぜか『お兄ちゃん』って言われるんだよな。お前の世話やいてるからかな?」
「多分な」
「多分ってお前なぁ…」
「しょうがねぇじゃん。気付いたらお前がオレの世話をやいてたから」
「昔っから捨て犬とか?ほっとけなかったんだよなぁ…」
「…オレ、犬と一緒なの?」
「まぁね」
「…」
「いってぇ!!噛むなよ!」
「オレ、犬だから」
「…」
義経が拗ねてしまったので強制終了。
きょうだいの話。 神楽 東儀ver
「俺は妹二人と弟がいるけど、あんたは?」
「俺は男三人」
「……真ん中か?」
「よぉ分かったな」
「上のお兄さんは有名だからな。でも弟がいるとは思わなかったぜ。末っ子ぽいとこもあるよな」
「弟はなぁ………………ちょぉーーーーーーーっとだけ、変わりもんなんよ」
「変わりもん?どんな風に?」
「……それは…あんま言いたないねん。アキとも逢わせるつもりもないし…。もし、万が一どっかで逢うても全力で逃げてや?彼奴、絶対アキに逢いにくるはずやから」
「なんで分かるんだよ」
「分かんねん。彼奴は絶対アキに逢いにくる」
「…分かったよ。その時はあんたの言う通り逃げるようにするよ…」
「絶対、気ぃ許したらあかんよ?」
「分かったって」
「アキの兄弟はスケートやってへんよな?」
「あぁ。小さい頃は一緒にやってたんだけどなぁ……三人とも別の道に進んでいった」
「なんか言われたん?」
「……三人とも『アキ兄に勝てる気がしないから』って言って…。休日とかにたまに滑ってるみたいだけどな」
「そか。アキが寂しいんなら俺がいつでも滑ったるし🖤」
「そういえば、あんたはなんで振付師になろうと思ったんだ?」
「それは…」
「それは?」
「……いつか、アキに話すわ」
「いつか?なんで今じゃないんだよ」
「そらぁ…やっぱり、はずかしいやん?そういう話はさぁ…」
「ふーん…」
(本人を目の前にして話すんはやっぱ勇気いるわ…)
end
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