前触れなく感じてしまう体質をなんとかしてほしい

Sui

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しつこいのなんとかしてほしい 〜ケンタ〜

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 何度イかされたのだろう、そしてワタルはどれだけイったのだろう。

「あー……まだし足りないけど、心は充分潤った……」
「ここまでしといて、し足りないとかいうのかよてめぇ……」

 様々な体位で挑んだし、空イキもした。腰はもうガクガクで力が入らないし、精液なんて薄くなってきている。
 抜かずのナントカもやりやがって、後孔からはワタルの精液が音をたてながらこぼれていく。

「シャワー浴びたいのに動きたくねぇ……」
「あ、それ、一緒に浴びたいと思ってたんだよな」
「はぁ!?」
「おまえの身体、ずっと洗ってやりたかったんだよな~。湯船を久々に張っとくか」

 いそいそとバスルームへと消えていくワタルをただ見送るしか出来ないケンタであった。



「……おまえにバブルバスという知識があったとはな……」

 ワタルの頑張りのせいで動けなくなってる身体を抱えてもらいながらバスルームに連れてもらい、ドアを開けたら湯船の上に泡がふわふわと揺れていた。

「ケンタだって知識あるじゃん。恋人になったらやってみたかったんだよね~」
「何もするなよ……!?」
「何もしない自信はありません♡」
「即答するな!」

 怒るとお腹の力が入ってしまい、ナカにまだ残っていた精液がコポリと出てきて、その感覚にへたり込んだ。

「あぁ、入る前にまずはナカを洗わなくちゃね」
「さわっ……ああんっ」

 ワタルに洗われるのは阻止しようと腕を掴んだのに、その前に指を入れられてしまった。
 湯船に浮かんでいた泡を利用し、ナカを洗われてしまったが、潤滑油とはまた違う滑り良さに感じてしまう。

「やっぱり、元々敏感なんだな。挿れるだけでこんなに感じちゃってる……」
「はや……くっ、掻き出せ…っ」
「はーい。シャワー使いますよ」

 ちょうど良い湯加減で流してくれたが、全て洗い終えたころにはもう息が上がっていた。こいつ、掻き出すだけじゃなくちゃっかり感じるところをいじりやがって…!

「さ、あわあわの中に入りましょ」

 ワタルは嬉々しながら一緒に入ってきた。そんなに大きいバスタブではない。二人で入るにはギリギリになってしまう。
 ワタルが後ろで抱きしめられるスタイルで浸かっていく。

「……あー。つかれた……。なんでそんなに絶倫なんだよワタル」

 ワタルにもたれてそう呟く。すると即答で言われた。

「そうさせたのはケンタ」
「なんでだよ」
「だってケンタの性欲スイッチで、何度も我慢させられたんだし。でも今回はいつもより違った気がするからなんとなくまじないの力もあるとは思うんだけどさ」

 やさしく抱きしめられながらワタルの顔が僕の肩に乗せてくる。

「呪いかけたのは申し訳なかった……よ」
「全然。むしろ研究出来たから良かったよ」

 そうだった。研究してたんだっけ。
 すっかり忘れてた。

「あー、あのノートも終わりかぁ。ちょっと寂しいなぁ」
「燃やしてほしいなぁ、あれ」
「だめ。あれは俺とケンタの愛を育んだノートなんだから大事にとっとく」

 ……隙を見て燃やそうかな……。

「呪いかけられた時にな、初めてつけたノートを全部見返してみたんだけど、どれだけ俺がケンタのことが好きか分かっちゃって。捨てれないし燃やせないよ」
「あれって、いつからなんだ……?」
「ん? 初めて施した時から」
「うわ、そんなに前からなのかよ。変態だな」
「そんな変態の俺が好きなんでしょ。ケンタ~」

 ギュッと抱きしめられて、ドキンとしてしまう僕も変わり者なんだろうなぁ。
 抱きしめてきた手が明らかに性的で撫でてきたのを感じる。そういえば、お尻に硬いものがさっきから……。

「……あんっ、やめ…っ、あっ」

 僕の乳首を泡でツンツンしたり、つぶしてみたり、摘もうとするもなかなか摘めないもどかしさに喘いでしまう。
 乳首だけではなく鎖骨や首、お腹に腰にも撫で回され、ビクビクと震えてしまった。

「何も…するなって……」
「何もしない自信はないって~♡」

 撫でながら下がっていく手は僕自身には触らず、後孔へと向かい、中指で躊躇なくクププと挿れてきた。
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