転生した俺が触手に襲われるなんてありえない

西楓

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マキシミリアン視点

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(マキシミリアン視点)

口元のセクシーホクロが色っぽく印象的な頭脳明晰で温厚なリチャード。

初めて会った時、自分と同じような研究者資質を持つ彼に好感を抱いた。

時折見せる寂しい笑顔を見るにつれ、ますます彼のことが気になっていった。

真面目なリチャードや、穏やかなリチャードのいろんな一面を知るにつれ、もっと彼を知りたいと思うようになっていった。 

最近よく纏わりついてくる騒がしい女性にうんざりしていたので、穏やかな彼に余計に惹かれていったのかもしれない。




突然、リチャードから潤んだ瞳を向けられ手を握られた。
胸がドキドキと高鳴り魔力が少し溢れ出るような感覚がしたと思ったら、いきなり植物が巨大化した。

蔓に吊り下げられ淫らな格好のリチャード。
彼を助けなければと、早る気持ちを抑え、ギルバートの元へ行った。

ギルバートの炎の剣なら助けられる。

「リチャードが魔木ギヴォンに襲われた。貴方の剣が必要です」

ギルバートとレオポルドを引き連れて温室へと向かう。
執拗に女性の愛液を好む卑猥な触手。
そんな触手を自由に操る魔木ギヴォンは危険地帯という魔の森の奥に生息しており滅多にお目にかかることはない。

まさか、魔木ギヴォンが学園に存在するとは…
リチャードは大丈夫なのか?
リチャードは男性だから大丈夫なはず…

「大丈夫だ、マキシミリアン。魔木ギヴォンは女性を好むから男性のリチャードに害はないはずだ」

安心させるようにレオポルドが声をかける。
それでも、別れた時、局所を露わにし吊るされた卑猥な姿が頭に浮かび、不安が過ぎる。

大丈夫なはずだ。
と、自分に暗示しながら温室のドアを開けると想像を絶する光景が飛び込んできた。

「んっ…あぁんっ…やっ…あん…」

両脚を蔓に縛られ、触手により口や乳首、蕾を侵され、目が蕩け激しく痙攣をしながら嬌声をあげるリチャード。

想像だにしない状況に、マキシミリアンもギルバートもレオポルドも声を上げることができず固まっていた。

「おいっ」

いち早く意識を取り戻したレオポルドの声で覚醒し、マキシミリアンが魔法で触手の動きを抑える。

ギルバートが触手を剣で斬り払い、レオポルドがリチャードを受け止める。

リチャードが無事確保されたことを確認し、ギルバートは剣に炎を乗せ魔木ギヴォンを斬り倒した。
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