6 / 25
1章
男性と男の子
しおりを挟むーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ここはどこ?? 大きな屋敷で……泣いているのは私……だ……。
必死の思いでやっと逃げだしたら、なにかに腕を強く掴まれた。
「きゃっ!!」
そして……キラリと光る赤い目。赤を交えてそのままグルグルと黒い渦に巻き込まれていく。
ガバッ!!!
怖い夢から逃れるように目を開けると、ベッドの上。しかしいつも私が寝慣れたものじゃない。
「……え……なに……っ?」
驚くくらいふかふかのベッド。高すぎる天井。明らかに知らない場所にいることを理解したら、冷や汗をかいてきた。
一体どこなの?
テレビでしか見たことないような部屋だ……
まるで貴族が住んでいそうな……
ってそんなことを冷静に考えてる場合じゃない。頭を抱えて何があったのか考えるけれど、やはり非現実な展開に気持ちが全くついていかなかった。キョロキョロと辺りを見回してみるが、自分の部屋でないことは明確だ。
……誰かに誘拐された?
ふとそんなことを考えたけど、そうだとしても非現実に変わりない。だって私の部屋の窓から人が入ってきて、誘拐していくなんて不可能すぎるもの。人目が無い時間でも無いし。
だけどそれではこんな場所にいる理由がわからない。
勝手に歩き回れば危ないだろうか……
でも……ここでジッとしてるのも怖い
恐る恐るベッドから足を下ろし、ゆっくり歩き出した。
まずここって日本なの?
……家の造りからそんな雰囲気が全く無い。だけどこんな短時間で外国にいくなんて、それこそありえないから日本……だよね?
扉を開けて部屋を出ると、階段があるのを見つける。階段を下りようと手すりに掴まると
「何してるんですかっ!!」
と誰かが叫んだ。
「…仕方ねぇだろ。マリアが倒れたんだから」
「倒れたからって連れてきていいわけ無いです! ……誘拐ですよっ!」
……男の人と……男の子???
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる