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第二章 ユウコの絶望(全14話)
ユウコの秘密
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身支度を整えてカバンを持ち夜の公園のトイレから出て2人は駅前に歩きはじめた。
ユウコとの彼氏のフリは継続してるかどうか曖昧な状態だが少なくとも直樹にとって、目の前の美しい女子高生に恋愛感情のような淡い恋心はなかった。
ユウコは美しく目の保養にはなるが好きか?好きになるか?と問われたら直樹は好きにはならないだろう。少女漫画の中にいるようなユウコみたいに清純で一途に恋に走るような頭の中がお花畑みたいな女は直樹はタイプではなかった。
直樹は自分はどこか適当にチャラチャラしなら生きていたい男なので、女も自由に振る舞っているようなもっと好きなように生きてる女で、どこか尻の軽そうな女の方が一緒にいて気が楽だと思っている。
なのでユウコはそういったタイプからは除外されるがユウコをレイプして今日もフェラしてもらって合意の上でセックスもした。恋愛感情はないもののユウコとの肉体関係を通じて、愛着なようなものを直樹は少しだけユウコに感じていた。
愛着なのか、愛着と呼べるのか、この気持ちはなんなのか。直樹も正確には分からないが”好きでもなんでもない女と好き勝手にセックスする”という甘美な好意と世間からは後ろ指を刺される行いにどこかしら”共犯者”みたいな仲間意識のようなものをユウコに持っているのは事実だった。
直樹とユウコとそしてユウヤの3人だけの
性的な快感を追求するだけの歪な関係。
その秘密の共有によってのみ3人の関係性が保たれていると思うとほんと、なんだか犯罪者グループの一員ような気持ちがしてきた直樹だったが、いやいや、自分とユウヤはユウコにレイプしてるから本当に犯罪者ではあるんだけどさ!と自分自身でツッコミを入れながら、
横を並んで歩くユウコと双子の兄、ユウヤの2人の関係もまた直樹にとっては歪いびつすぎて理解の範囲を超えていた。直樹は3人だけの秘密の関係性ができたと思っていたが、もしかするともともとあった双子の歪んだ関係性に直樹は巻き込まれただけかもしれないなと直樹は思った。直樹は思いきってユウコに聞いてみた。
「ユウヤのことは好きなのかよ?」
「好き。ずっと好きです。」
とユウコは答える。
「前から思ってたけど俺に敬語はやめてくれる?同じ歳じゃん?えええっとユウヤのこと好きって、それは兄として?男として?」
「男として好き。お兄ちゃんが好き。たぶん、兄に見られたの。私が兄の下着を使ってオナニーしてるところを」
「ゴボッ!オナニー?!ユウヤの下着で?!
どうやって?!何それ?!エロっ!」
「下着の匂いを嗅ぎながらしたり、そのままクリトリスに押し付けたりって、細かいところは別にいいじゃない。気にするところそこ?」
「それ……今度、目の前で見せろよ。
俺の前でやってくんない?」
「……機会があればね……」
と言うユウコ。話の内容が直樹の想像の上を言っていて、なかなか会話が進まないと思っていた直樹にユウコは会話を続けてきた。
「昨日のレイプは本当に怖かったのよ。初めてで痛かったし、レイプされたっていう事実を受け入れるのも怖かった。でも兄に”こうするしかなかった”って言われたの。
私を”抱きたかった”って。兄も私のことが好きだったけど、自分からは手を出せなかったって。こういう関係を無理やりにでも終わらせてセックスしたかったって。
あの後も何度か兄に抱かれたの。同じ家に住んでる兄妹だもん。逃げ場なんてないし。でももうこれで兄に隠れて兄のことを思いながら自分でオナニーしなくていいんだって思ったら気が楽になったの。
直樹さん……直樹のことは正直、言うとまだ怖い。でももうなんだか色々と考えるのが面倒になってしまったの。
とりあえず今日はお兄ちゃんに
”直樹とセックスしちゃった!見て見て~って股を開いて、お兄ちゃんが嫉妬してお兄ちゃんからもめちゃくちゃにされたい気分なの。だからありがとう直樹!」
「その”ありがとう”の使い方は
間違ってると思うぞ?!」
と思うしかない直樹だった。
駅に到着しユウコは電車に直樹は駅前のバス停で、2人は別れた。
直樹は家に帰る帰路でも、家にたどり着き、風呂に入ってくつろいでいる間でも、今日までことを考えていた。
昨日から?それともユウヤに会ってから?
ユウコが同じことバイト先にきてから?
兎に角、双子と関わり初めてから濃厚なイベントに参加させられている……ユウヤの実の妹を抱きたいという願望は叶った訳だし妹も妹で実の兄に抱かれて満足そうなので、もしかするとこれでハッピーエンドか?と直樹は思った。
ユウヤは3PしたいとLINEで言っていたが、ある意味、服従させた愛しい妹がいるなら、もうみんなでセックスする必要はないんじゃないか?俺はお役目が終わったということだろうか?
そんなことを悶々と考えながら入浴を終えると、ユウヤからのLINEが入っているのに気づいた。
『ユウコのフェラどうだった?俺が教えたんだけど?
どうだった?まぁそれはいいや。明日のバイトの後、暇?金曜日だしうちに泊まって朝まで3Pしない?ユウコをイかさるの手伝って!』
と、直樹の想像の超えるLINEがユウヤから届き、俺の入浴タイムにおまえたちのことをあれこれ考えた時間を返せー!と思う直樹だったが、直樹からもやり返したくなって
『ユウコにオナニーさせようぜ。お兄ちゃんのパンツでいつもしてるみたいだから。それを俺たちで見てようぜ』
とユウヤに送りつけるのだった。
ユウコとの彼氏のフリは継続してるかどうか曖昧な状態だが少なくとも直樹にとって、目の前の美しい女子高生に恋愛感情のような淡い恋心はなかった。
ユウコは美しく目の保養にはなるが好きか?好きになるか?と問われたら直樹は好きにはならないだろう。少女漫画の中にいるようなユウコみたいに清純で一途に恋に走るような頭の中がお花畑みたいな女は直樹はタイプではなかった。
直樹は自分はどこか適当にチャラチャラしなら生きていたい男なので、女も自由に振る舞っているようなもっと好きなように生きてる女で、どこか尻の軽そうな女の方が一緒にいて気が楽だと思っている。
なのでユウコはそういったタイプからは除外されるがユウコをレイプして今日もフェラしてもらって合意の上でセックスもした。恋愛感情はないもののユウコとの肉体関係を通じて、愛着なようなものを直樹は少しだけユウコに感じていた。
愛着なのか、愛着と呼べるのか、この気持ちはなんなのか。直樹も正確には分からないが”好きでもなんでもない女と好き勝手にセックスする”という甘美な好意と世間からは後ろ指を刺される行いにどこかしら”共犯者”みたいな仲間意識のようなものをユウコに持っているのは事実だった。
直樹とユウコとそしてユウヤの3人だけの
性的な快感を追求するだけの歪な関係。
その秘密の共有によってのみ3人の関係性が保たれていると思うとほんと、なんだか犯罪者グループの一員ような気持ちがしてきた直樹だったが、いやいや、自分とユウヤはユウコにレイプしてるから本当に犯罪者ではあるんだけどさ!と自分自身でツッコミを入れながら、
横を並んで歩くユウコと双子の兄、ユウヤの2人の関係もまた直樹にとっては歪いびつすぎて理解の範囲を超えていた。直樹は3人だけの秘密の関係性ができたと思っていたが、もしかするともともとあった双子の歪んだ関係性に直樹は巻き込まれただけかもしれないなと直樹は思った。直樹は思いきってユウコに聞いてみた。
「ユウヤのことは好きなのかよ?」
「好き。ずっと好きです。」
とユウコは答える。
「前から思ってたけど俺に敬語はやめてくれる?同じ歳じゃん?えええっとユウヤのこと好きって、それは兄として?男として?」
「男として好き。お兄ちゃんが好き。たぶん、兄に見られたの。私が兄の下着を使ってオナニーしてるところを」
「ゴボッ!オナニー?!ユウヤの下着で?!
どうやって?!何それ?!エロっ!」
「下着の匂いを嗅ぎながらしたり、そのままクリトリスに押し付けたりって、細かいところは別にいいじゃない。気にするところそこ?」
「それ……今度、目の前で見せろよ。
俺の前でやってくんない?」
「……機会があればね……」
と言うユウコ。話の内容が直樹の想像の上を言っていて、なかなか会話が進まないと思っていた直樹にユウコは会話を続けてきた。
「昨日のレイプは本当に怖かったのよ。初めてで痛かったし、レイプされたっていう事実を受け入れるのも怖かった。でも兄に”こうするしかなかった”って言われたの。
私を”抱きたかった”って。兄も私のことが好きだったけど、自分からは手を出せなかったって。こういう関係を無理やりにでも終わらせてセックスしたかったって。
あの後も何度か兄に抱かれたの。同じ家に住んでる兄妹だもん。逃げ場なんてないし。でももうこれで兄に隠れて兄のことを思いながら自分でオナニーしなくていいんだって思ったら気が楽になったの。
直樹さん……直樹のことは正直、言うとまだ怖い。でももうなんだか色々と考えるのが面倒になってしまったの。
とりあえず今日はお兄ちゃんに
”直樹とセックスしちゃった!見て見て~って股を開いて、お兄ちゃんが嫉妬してお兄ちゃんからもめちゃくちゃにされたい気分なの。だからありがとう直樹!」
「その”ありがとう”の使い方は
間違ってると思うぞ?!」
と思うしかない直樹だった。
駅に到着しユウコは電車に直樹は駅前のバス停で、2人は別れた。
直樹は家に帰る帰路でも、家にたどり着き、風呂に入ってくつろいでいる間でも、今日までことを考えていた。
昨日から?それともユウヤに会ってから?
ユウコが同じことバイト先にきてから?
兎に角、双子と関わり初めてから濃厚なイベントに参加させられている……ユウヤの実の妹を抱きたいという願望は叶った訳だし妹も妹で実の兄に抱かれて満足そうなので、もしかするとこれでハッピーエンドか?と直樹は思った。
ユウヤは3PしたいとLINEで言っていたが、ある意味、服従させた愛しい妹がいるなら、もうみんなでセックスする必要はないんじゃないか?俺はお役目が終わったということだろうか?
そんなことを悶々と考えながら入浴を終えると、ユウヤからのLINEが入っているのに気づいた。
『ユウコのフェラどうだった?俺が教えたんだけど?
どうだった?まぁそれはいいや。明日のバイトの後、暇?金曜日だしうちに泊まって朝まで3Pしない?ユウコをイかさるの手伝って!』
と、直樹の想像の超えるLINEがユウヤから届き、俺の入浴タイムにおまえたちのことをあれこれ考えた時間を返せー!と思う直樹だったが、直樹からもやり返したくなって
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とユウヤに送りつけるのだった。
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