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【完】幸せ者
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「ただいまぁ~!! 」
「ニック!おかえり」
「ああ~…!一日ぶりのセシル…吸っていい?」
「…相変わらず気色が悪いな!でも僕に会えなかったんだ!仕方がないだろう、よし来い!!」
「…スぅぅぅぅ…」
家に帰るとセシルが居て、両手広げて待っててくれるとか…マジ天国…
一緒に暮らすようになってからセシルは少しツンデレが入ったんだけど、俺には色でお見通しって分かってるからなのか、俺がオネダリするとすぐに素直になる。
それがまた最高に可愛いんだよコノヤロウ。
「っあ~…いい匂い…薔薇の匂いする…」
「学生時代から変わらずに付けている香の匂いだな。」
「それでも好き~…セシルの匂い…甘い…いい匂い…」
「ふふん!そうだろう。僕が母様から貰ったものだ。兄様とも違う匂いらしい。」
ドヤ顔のセシルも可愛い…
この数年で俺は更に背が伸びたからもうハグでセシルをすっぽり収められるようになった。セシルも充分大きいんだけどね…?
でも、セシルの上目遣いを堪能できるから高身長遺伝子には感謝だ。
『あるじ、メシ』
「黒糖じゃないか!僕ので良いなら食べるか?」
『うむ。頂く。』
「だぁめ~、セシルの魔力は俺のもの~」
「コラ!ニック!!」
『酷いぞ!あるじ。』
あーもう…俺のセシルは優し過ぎるんだ…
まぁ…そこが好きなんだけど…。
~完~
「ニック!おかえり」
「ああ~…!一日ぶりのセシル…吸っていい?」
「…相変わらず気色が悪いな!でも僕に会えなかったんだ!仕方がないだろう、よし来い!!」
「…スぅぅぅぅ…」
家に帰るとセシルが居て、両手広げて待っててくれるとか…マジ天国…
一緒に暮らすようになってからセシルは少しツンデレが入ったんだけど、俺には色でお見通しって分かってるからなのか、俺がオネダリするとすぐに素直になる。
それがまた最高に可愛いんだよコノヤロウ。
「っあ~…いい匂い…薔薇の匂いする…」
「学生時代から変わらずに付けている香の匂いだな。」
「それでも好き~…セシルの匂い…甘い…いい匂い…」
「ふふん!そうだろう。僕が母様から貰ったものだ。兄様とも違う匂いらしい。」
ドヤ顔のセシルも可愛い…
この数年で俺は更に背が伸びたからもうハグでセシルをすっぽり収められるようになった。セシルも充分大きいんだけどね…?
でも、セシルの上目遣いを堪能できるから高身長遺伝子には感謝だ。
『あるじ、メシ』
「黒糖じゃないか!僕ので良いなら食べるか?」
『うむ。頂く。』
「だぁめ~、セシルの魔力は俺のもの~」
「コラ!ニック!!」
『酷いぞ!あるじ。』
あーもう…俺のセシルは優し過ぎるんだ…
まぁ…そこが好きなんだけど…。
~完~
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