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「なぁ、ギルドから依頼受けたユウトなんだけど村長いるか?」
「…は、はい!少々お待ちください!!」
夜が明けて今は朝8時くらい、ちょっと早すぎた気もするけど、ニーマからしたら早い方がいい気もする。
「ユウト様!よくぞいらっしゃいました…!それにしてもお早いご到着で…」
割と大きい村なニーナには前に2回ほど来たことがある。
それにこの村の村長は割といいおじいちゃんだから気に入ってたりする。
「盗人出たんだろ?なら早い方が良いかなってかっ飛ばしてきた」
「なんと!ありがとうございます…!」
「あ~!これお土産のスイの実子供らと食べてくれ」
「そんな!お土産まで…ありがとうございます…!!」
何倍も歳下の俺にペコペコ頭を下げる村長を見てもいい気はしないので頭をあげてもらう。
この世界では魔法を使えない人もいるから、冒険者って仕事は国に仕える騎士と同じくらい地位がある。
平民からしたら冒険者は自分らを守ってくれる唯一の救いだし、崇拝する人も少なくない。
俺はちょっと崇拝されるのは抵抗あるけどなぁ…
「それで?盗人が来たのはいつ頃だ?」
「つい4日程前の事です、主に被害にあったのは私の家と少し裕福な家です…」
「まぁ…もの盗むっつったら金のある家からだよなぁ…」
4日前か…獣人の足ならもう遠くに居るだろうな…来たもんはしょうがないし、次の為に防犯を強化するくらいしか俺に出来ることはねぇ…村長もそれは分かってるんだろう
「とりあえず村に結界でも貼っとくよ、俺の結界だしちょっと寒いかもしんねーけど、そこは我慢な!」
「結界ですと?!…そんな!!」
「金の心配はするなよ?あいにく魔力はあるしここで使っても何ら問題はねぇから」
「ユウト様…!!」
あぁ!また頭下げちまったよ…!!
まぁペコペコしたまんまの村長連れて村の中心である小さめの広場に行く。
中心から覆うように結界を貼るつもりだからだ。
「ここに居るものだけで良い聞いてくれ!!今から冒険者であるユウト様が結界を貼られになる!」
村長の一声で村はしーんと静まり返る音量増幅魔法使いやがったな…村長…まだまだ現役じゃねぇか…。
「ごめんな!!俺の魔法ちょっと寒いんだ!その代わり効果は半年持つ!!」
俺も一声かけて結界を貼る準備をする。
準備っても村の大きさに合わせて結界の幅指定したり、強度付けたりそんくらい。
とりあえずは害のある人、物を入れない結界にしてみる。
「雪の結界」
これは俺のオリジナル魔法で雪の魔法こっちには雪が無いから昔勢いで作ってみたんだけど割と簡単に出来た。
それにプラスして俺の雪、作物とかも育ちやすくなるらしいからこの村に今必要かなと思ってやってみた。
村のみんなは、おお…とかすげぇ…とか言ってくれてるから俺的にはそれでもう満足だ。
お礼にってニーマの特産果物とか肉とか貰ってしまった、元々ながいする訳じゃなかったから俺は普通に受け取って片道15時間程かけてギルドに帰った。
「…は、はい!少々お待ちください!!」
夜が明けて今は朝8時くらい、ちょっと早すぎた気もするけど、ニーマからしたら早い方がいい気もする。
「ユウト様!よくぞいらっしゃいました…!それにしてもお早いご到着で…」
割と大きい村なニーナには前に2回ほど来たことがある。
それにこの村の村長は割といいおじいちゃんだから気に入ってたりする。
「盗人出たんだろ?なら早い方が良いかなってかっ飛ばしてきた」
「なんと!ありがとうございます…!」
「あ~!これお土産のスイの実子供らと食べてくれ」
「そんな!お土産まで…ありがとうございます…!!」
何倍も歳下の俺にペコペコ頭を下げる村長を見てもいい気はしないので頭をあげてもらう。
この世界では魔法を使えない人もいるから、冒険者って仕事は国に仕える騎士と同じくらい地位がある。
平民からしたら冒険者は自分らを守ってくれる唯一の救いだし、崇拝する人も少なくない。
俺はちょっと崇拝されるのは抵抗あるけどなぁ…
「それで?盗人が来たのはいつ頃だ?」
「つい4日程前の事です、主に被害にあったのは私の家と少し裕福な家です…」
「まぁ…もの盗むっつったら金のある家からだよなぁ…」
4日前か…獣人の足ならもう遠くに居るだろうな…来たもんはしょうがないし、次の為に防犯を強化するくらいしか俺に出来ることはねぇ…村長もそれは分かってるんだろう
「とりあえず村に結界でも貼っとくよ、俺の結界だしちょっと寒いかもしんねーけど、そこは我慢な!」
「結界ですと?!…そんな!!」
「金の心配はするなよ?あいにく魔力はあるしここで使っても何ら問題はねぇから」
「ユウト様…!!」
あぁ!また頭下げちまったよ…!!
まぁペコペコしたまんまの村長連れて村の中心である小さめの広場に行く。
中心から覆うように結界を貼るつもりだからだ。
「ここに居るものだけで良い聞いてくれ!!今から冒険者であるユウト様が結界を貼られになる!」
村長の一声で村はしーんと静まり返る音量増幅魔法使いやがったな…村長…まだまだ現役じゃねぇか…。
「ごめんな!!俺の魔法ちょっと寒いんだ!その代わり効果は半年持つ!!」
俺も一声かけて結界を貼る準備をする。
準備っても村の大きさに合わせて結界の幅指定したり、強度付けたりそんくらい。
とりあえずは害のある人、物を入れない結界にしてみる。
「雪の結界」
これは俺のオリジナル魔法で雪の魔法こっちには雪が無いから昔勢いで作ってみたんだけど割と簡単に出来た。
それにプラスして俺の雪、作物とかも育ちやすくなるらしいからこの村に今必要かなと思ってやってみた。
村のみんなは、おお…とかすげぇ…とか言ってくれてるから俺的にはそれでもう満足だ。
お礼にってニーマの特産果物とか肉とか貰ってしまった、元々ながいする訳じゃなかったから俺は普通に受け取って片道15時間程かけてギルドに帰った。
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