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第3章:外の世界
驚くばかりで
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ジレラ夫妻の自宅に到着し、リリーナに事情を説明した直後──
「行きます! 行かせてください!」
まさかの食い気味での返答に廻は若干仰け反ってしまう。
その様子を見たボッヘルは苦笑しながらリリーナの肩を叩いていた。
「リリーナ、落ち着け。メグルちゃんが困ってるぞ」
「はっ! ……し、失礼いたしました」
下を向いて恥ずかしがるリリーナに見惚れているボッヘル。
そのような惚気は今のところ必要ないと思っている廻は、取り急ぎ予定を立てることにした。
「えぇっと、それじゃあいつダンジョンに潜りましょうか!」
「そうだな、アークスが看板は今日の夜にも出来上がると言っていたから、その時が妥当だが……リリーナさんはどうだ?」
アルバスも二人の惚気には興味がなかったのか、話を進めようと廻の話に乗っかってきた。
だが、その提案に異を唱えたのはボッヘルだった。
「よ、夜に潜るのか?」
「換金所を日中で閉めるわけにはいかないからな。小娘に任せるのもありだが、今回は一五階層まで潜らないといけないから長時間になる。それはさすがに心配だからな」
「な、何気に酷いですね」
「当然だろう」
ぐぬぬ、と声を漏らす廻だったが、ボッヘルの表情は暗いままだ。
「よ、夜のダンジョンは日中よりもモンスターが凶暴化すると聞いたが、それは本当なんですか?」
「えっ、そんなこと聞いたことありませんよ?」
「いや、本当だ」
「そうなんですか? ……これはまた、ニャルバンを問い詰めないといけませんね」
決意を口にする廻だったが、今はそのことよりも重要な確認がある。
「だったら換金所を閉めて日中に行くべきですよ! 危険はなるべく避けるべきです!」
「それができたら苦労はしないんだよ。なーに、大丈夫だ。ジーエフのモンスターはレア度も高くないし、ランドンのボスフロアに入らなければ強敵もいないからな」
「だ、だけど……」
「俺だけじゃなく、小僧達も連れて行くんだぞ? 俺じゃなくても、あいつらを信用しろ」
「アルバスさんのことも信用してますよ!」
「それなら安心じゃないか?」
口ではアルバスに勝てないことを分かっている廻は、再びぐぬぬと唸ってしまう。
その様子を見てジレラ夫妻が笑みを浮かべる。
「まあ、アルバスさんがいるなら安心だな」
「私のことは信用してくれないの?」
「信用しかしていないよ!」
「うふふ、ありがとう。久しぶりに私の双剣が閃くのねぇ」
双剣と聞いたアルバスは、惚気かと嫌気が差していた表情を驚きに染める。
「双剣に……リリーナ? ……あ、あんた、まさかあの?」
「うふふ、どうでしょうか?」
「……なるほど、これは驚きだな」
「えっ、なになに? どうしたんですか?」
アルバスとリリーナの間で何やら話が進んでおり、廻は二人の間で視線を行き来させている。
それはボッヘルも同様であり、困惑顔だ。
「……双剣のリリーナって言えば、冒険者ランキング100位以内常連だった冒険者だぞ」
「「……え、ええええええええぇぇっ!」」
「隠していてごめんなさいね」
「いやいや、なんで黙ってたんだよ! すごいことじゃないか!」
「だって、それを言ったら大工として一緒になることができなくなると思ったから」
「──! ……リ、リリーナ!」
「あなた!」
「あー、合間合間に惚気を挟むのは止めてくれ!」
ここでも惚気を爆発させようとしたジレラ夫妻にアルバスが待ったをかける。
いまだ思考が追いついていない廻はどんどん置いていかれてしまう。
「しかし、双剣のリリーナがいるなら小僧達はいらないんじゃないか?」
「いえいえ、鍛えているとはいっても実戦からは長らく離れていましたから、ロンド君達にもいてもらった方が助かります」
「……それもそうだな。それじゃあ、俺は小僧達に声を掛けてくるわ。そのまま換金所に戻るから、何かあったらそっちに来てくれ」
立ち上がったアルバスはジレラ夫妻の家を後にする。
残った廻はいまだに頭が追いついていないのか、ポカンとしたまま固まっていた。
「……メグルちゃん?」
「へっ? あ、はい。あれ、アルバスさんは?」
「先ほど出ていかれましたよ」
「あー、そうでしたか。……それにしても、リリーナさんってそんなにすごい冒険者だったんですね」
少し時間をおいてようやく頭が展開に追い付き、リリーナのことについて口を開く。
「昔の話ですよ」
「最高で何位まで上がったんだ?」
「最高では27位ですね」
「に、27位!?」
「確かジーンさんが283位でしたから、相当すごい順位ですね」
「今ではそこまでの実力はありませんよ」
笑顔を浮かべながらそんなことを口にするリリーナを見て、廻は苦笑する。
「そうなると、ジーエフって元冒険者のランキングがすごいことになってますね」
「言われてみたらそうだな。リリーナが元27位で、アルバスさんが元1位。……実はダンジョンランキングでも上位に食い込める都市になってるんじゃないか?」
ボッヘルの言葉に少しだけ考えを巡らせた廻だったが、すぐに思考を止める。
「いえ、あくまでもアルバスさんは換金所の管理人ですし、リリーナさんは大工ですから」
「個人の実力も反映されるんじゃないか?」
「だとしても、そこに頼るわけにはいきませんよ。まあ、アルバスさんは別ですけど!」
最後は冗談と本音を織り混ぜた返事となり、ジレラ夫妻は笑っていた。
「ところで、ダンジョンに潜るって話をした後で申し訳ないんですが、リリーナさんは付与魔法は使えないんですか?」
「使えません。付与魔法は大工とはまた違う魔法になりますから」
「付与魔法は貴重だからな」
「あっ、それアークスさんに聞きました。ランキング上位の都市にしか使える人がほとんどいないって」
「一番の使い道は魔導具だろうな」
「……魔導具?」
付与魔法の使い道は多い。
武器に魔法を付与することもそうだが、魔導具を作る時には必須の魔法であり、都市の発展に大きく貢献することができる。
付与魔法の使い手を都市が集める最大の理由が魔導具にあった。
「なんだ、知らなかったのかい?」
「ジーエフの経営者ですよ? 見たら分かるじゃないですかー」
「いや、そういう意味じゃなかったんだが」
「分かってますよ。ただ、別の世界から来た身としては、知らないことが多すぎるなーって思ってたところです」
「「別の世界?」」
「……もう、この説明も面倒ですよー!」
他の経営者も全員が転生者のはずだが、どうしてこうも知られていないのか。
疑問を抱えながら理由を説明すると、二人とも唖然としていた。
「……そんなことが、あり得るのですか?」
「私も最初は驚いていたんですけど、オレノオキニイリの経営者もそうでしたからたぶん合ってると思いますよ」
「いやはや、なかなかに信じられない話だが、もし本当にそうなら納得だわ」
「納得なんですか?」
以前の都市でボッヘルは経営者に目をつけられていたと言っていたことを思い出した廻は、それ絡みかもしれないと推測する。
そして、その推測は正しかった。
「いや、訳の分からないことで怒鳴り散らされた挙げ句、何を言っているのかさっぱりの言葉を羅列されたんだ」
「あー、分かりませんけど、それはたぶん元の世界の知識をあーだこーだ言ってたんでしょう。私は大工さんの仕事とか分かりませんけど、その経営者はそれに近い仕事をしてたんでしょうね」
この世界にはこの世界のルールがある。それをねじ曲げてでも自分のエゴを通そうとした経営者。
廻は、そんな経営者にはなりたくないと思ってしまった。
「行きます! 行かせてください!」
まさかの食い気味での返答に廻は若干仰け反ってしまう。
その様子を見たボッヘルは苦笑しながらリリーナの肩を叩いていた。
「リリーナ、落ち着け。メグルちゃんが困ってるぞ」
「はっ! ……し、失礼いたしました」
下を向いて恥ずかしがるリリーナに見惚れているボッヘル。
そのような惚気は今のところ必要ないと思っている廻は、取り急ぎ予定を立てることにした。
「えぇっと、それじゃあいつダンジョンに潜りましょうか!」
「そうだな、アークスが看板は今日の夜にも出来上がると言っていたから、その時が妥当だが……リリーナさんはどうだ?」
アルバスも二人の惚気には興味がなかったのか、話を進めようと廻の話に乗っかってきた。
だが、その提案に異を唱えたのはボッヘルだった。
「よ、夜に潜るのか?」
「換金所を日中で閉めるわけにはいかないからな。小娘に任せるのもありだが、今回は一五階層まで潜らないといけないから長時間になる。それはさすがに心配だからな」
「な、何気に酷いですね」
「当然だろう」
ぐぬぬ、と声を漏らす廻だったが、ボッヘルの表情は暗いままだ。
「よ、夜のダンジョンは日中よりもモンスターが凶暴化すると聞いたが、それは本当なんですか?」
「えっ、そんなこと聞いたことありませんよ?」
「いや、本当だ」
「そうなんですか? ……これはまた、ニャルバンを問い詰めないといけませんね」
決意を口にする廻だったが、今はそのことよりも重要な確認がある。
「だったら換金所を閉めて日中に行くべきですよ! 危険はなるべく避けるべきです!」
「それができたら苦労はしないんだよ。なーに、大丈夫だ。ジーエフのモンスターはレア度も高くないし、ランドンのボスフロアに入らなければ強敵もいないからな」
「だ、だけど……」
「俺だけじゃなく、小僧達も連れて行くんだぞ? 俺じゃなくても、あいつらを信用しろ」
「アルバスさんのことも信用してますよ!」
「それなら安心じゃないか?」
口ではアルバスに勝てないことを分かっている廻は、再びぐぬぬと唸ってしまう。
その様子を見てジレラ夫妻が笑みを浮かべる。
「まあ、アルバスさんがいるなら安心だな」
「私のことは信用してくれないの?」
「信用しかしていないよ!」
「うふふ、ありがとう。久しぶりに私の双剣が閃くのねぇ」
双剣と聞いたアルバスは、惚気かと嫌気が差していた表情を驚きに染める。
「双剣に……リリーナ? ……あ、あんた、まさかあの?」
「うふふ、どうでしょうか?」
「……なるほど、これは驚きだな」
「えっ、なになに? どうしたんですか?」
アルバスとリリーナの間で何やら話が進んでおり、廻は二人の間で視線を行き来させている。
それはボッヘルも同様であり、困惑顔だ。
「……双剣のリリーナって言えば、冒険者ランキング100位以内常連だった冒険者だぞ」
「「……え、ええええええええぇぇっ!」」
「隠していてごめんなさいね」
「いやいや、なんで黙ってたんだよ! すごいことじゃないか!」
「だって、それを言ったら大工として一緒になることができなくなると思ったから」
「──! ……リ、リリーナ!」
「あなた!」
「あー、合間合間に惚気を挟むのは止めてくれ!」
ここでも惚気を爆発させようとしたジレラ夫妻にアルバスが待ったをかける。
いまだ思考が追いついていない廻はどんどん置いていかれてしまう。
「しかし、双剣のリリーナがいるなら小僧達はいらないんじゃないか?」
「いえいえ、鍛えているとはいっても実戦からは長らく離れていましたから、ロンド君達にもいてもらった方が助かります」
「……それもそうだな。それじゃあ、俺は小僧達に声を掛けてくるわ。そのまま換金所に戻るから、何かあったらそっちに来てくれ」
立ち上がったアルバスはジレラ夫妻の家を後にする。
残った廻はいまだに頭が追いついていないのか、ポカンとしたまま固まっていた。
「……メグルちゃん?」
「へっ? あ、はい。あれ、アルバスさんは?」
「先ほど出ていかれましたよ」
「あー、そうでしたか。……それにしても、リリーナさんってそんなにすごい冒険者だったんですね」
少し時間をおいてようやく頭が展開に追い付き、リリーナのことについて口を開く。
「昔の話ですよ」
「最高で何位まで上がったんだ?」
「最高では27位ですね」
「に、27位!?」
「確かジーンさんが283位でしたから、相当すごい順位ですね」
「今ではそこまでの実力はありませんよ」
笑顔を浮かべながらそんなことを口にするリリーナを見て、廻は苦笑する。
「そうなると、ジーエフって元冒険者のランキングがすごいことになってますね」
「言われてみたらそうだな。リリーナが元27位で、アルバスさんが元1位。……実はダンジョンランキングでも上位に食い込める都市になってるんじゃないか?」
ボッヘルの言葉に少しだけ考えを巡らせた廻だったが、すぐに思考を止める。
「いえ、あくまでもアルバスさんは換金所の管理人ですし、リリーナさんは大工ですから」
「個人の実力も反映されるんじゃないか?」
「だとしても、そこに頼るわけにはいきませんよ。まあ、アルバスさんは別ですけど!」
最後は冗談と本音を織り混ぜた返事となり、ジレラ夫妻は笑っていた。
「ところで、ダンジョンに潜るって話をした後で申し訳ないんですが、リリーナさんは付与魔法は使えないんですか?」
「使えません。付与魔法は大工とはまた違う魔法になりますから」
「付与魔法は貴重だからな」
「あっ、それアークスさんに聞きました。ランキング上位の都市にしか使える人がほとんどいないって」
「一番の使い道は魔導具だろうな」
「……魔導具?」
付与魔法の使い道は多い。
武器に魔法を付与することもそうだが、魔導具を作る時には必須の魔法であり、都市の発展に大きく貢献することができる。
付与魔法の使い手を都市が集める最大の理由が魔導具にあった。
「なんだ、知らなかったのかい?」
「ジーエフの経営者ですよ? 見たら分かるじゃないですかー」
「いや、そういう意味じゃなかったんだが」
「分かってますよ。ただ、別の世界から来た身としては、知らないことが多すぎるなーって思ってたところです」
「「別の世界?」」
「……もう、この説明も面倒ですよー!」
他の経営者も全員が転生者のはずだが、どうしてこうも知られていないのか。
疑問を抱えながら理由を説明すると、二人とも唖然としていた。
「……そんなことが、あり得るのですか?」
「私も最初は驚いていたんですけど、オレノオキニイリの経営者もそうでしたからたぶん合ってると思いますよ」
「いやはや、なかなかに信じられない話だが、もし本当にそうなら納得だわ」
「納得なんですか?」
以前の都市でボッヘルは経営者に目をつけられていたと言っていたことを思い出した廻は、それ絡みかもしれないと推測する。
そして、その推測は正しかった。
「いや、訳の分からないことで怒鳴り散らされた挙げ句、何を言っているのかさっぱりの言葉を羅列されたんだ」
「あー、分かりませんけど、それはたぶん元の世界の知識をあーだこーだ言ってたんでしょう。私は大工さんの仕事とか分かりませんけど、その経営者はそれに近い仕事をしてたんでしょうね」
この世界にはこの世界のルールがある。それをねじ曲げてでも自分のエゴを通そうとした経営者。
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