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第3章:外の世界
リリーナの実力
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上層を難なく突破したアルバス達は、現在七階層に到達している。
一息入れようと安全地帯で腰を下ろし、次のボスモンスターとの戦闘に備えていた。
「確か次のモンスターはストナだったな」
「ストナ、ですか?」
初めてダンジョンに潜るリリーナはストナがゴーストパラディンであることを知らない。むしろモンスターに名前を付けているということすら知らなかった。
「ゴーストパラディンのことだ。小娘がゴーストナイトの時に名前を付けていたんだよ」
「……モンスターに、名前ですか?」
「そうだ。不思議だろう?」
アルバスの冗談めいた言葉に、リリーナは少しだけ困惑していたが、廻のことを思い出したのだろう、すぐに表情を笑みに変えていた。
「メグルさんならやりそうですね」
そして、そんなリリーナが驚きの提案を口にする。
「体も温まってきましたし、もしよろしければ次の戦闘は私一人にやらせていただけませんか?」
「えっ! リリーナさん一人でですか?」
驚きの声を上げたのはロンドである。
実力を付けてきているとはいえ、レア度3になったストナを相手に苦戦を強いられたこともあるので不安を感じてしまったのだ。
だが、当のリリーナはあっけらかんとしている。
「大丈夫ですよ。昇華していたとしても、レア度3なら問題ありませんから」
「くくくっ、はっきりと問題ないと言い切れるあたり、さすがは双剣のリリーナだな」
「あっ、それでもトーリさんの支援魔法は必要ですからね」
「わ、分かっています」
驚いていたのはトーリも同様で、突然話掛けられてつっかえながら返事をしていた。
「だいぶ休めましたし、行きましょうか」
「それもそうだな。貴族小僧」
「はい」
貴族小僧という呼ばれ方にも慣れたのか、トーリは否定することもなく速度向上と耐久向上をリリーナに施した。
軽く柔軟運動を行ったリリーナは、ニコリとトーリに笑みを向け、そのままボスフロアへと進んでいった。
※※※※
経営者の部屋では毎度のことながら、廻がニャルバンと一緒にダンジョンを見守っていた。
今回はアルバスが同行していることで安心感もあり、ランドン討伐イベントの時のようなハラハラ感はないのだが、リリーナが先頭でボスフロアに入った時には驚きを隠せなかった。
「えっ! もしかして、リリーナさんが戦うの?」
「なんだか話をしていたから、そうかもしれないにゃ」
「大丈夫かな? ブランクもあるだろうし、七階層のボスモンスターはストナだよ?」
ストナのレベルは30まで上がっており、現段階ではランドンを除けばジーエフ最強の一角を担っている。
レア度3でレベル30まで上がっているのはストナとライの二匹。ハイライガーはレベル21、アウリーが17、ピクシーが15。
冒険者ランキングで元27位のリリーナが苦戦するとは思えないが、やはりブランクを考えると心配性の廻としてはドキドキしてしまう。
「メグルは本当に心配性なのにゃ」
「ニャルバンは心配じゃないの?」
「元冒険者ランキング27位で、自分でも鍛えていたって聞いたにゃ。七階層までもたくさん動いていたし、大丈夫だと思うのにゃ」
「確かに、ここまで危ない場面はなかったけど、ストナだしなぁ」
「危なくなったらアルバスが助けに入るはずにゃ。だから安心して見ているのにゃ」
「……そうだね。アルバスさんを信じなきゃね!」
廻は自分が心配性だということを自覚している。だからこそ、誰かを信じることでその気持ちを抑えようとした。
常に廻を厳しい言葉で支えてくれているアルバスのことを信じながら、視線を再びモニターへと向けた。
※※※※
廻の想いを知ってか知らずか、リリーナは見事な動きと双剣捌きからストナを圧倒していた。
『──!』
「うふふ、遅いわね」
黄金の剣が鋭く振り抜かれる中、華麗な足捌きから掠らせもせずに回避し、双剣で弾き返し、そして舞うように連撃を繰り出していく。
一撃の重みはないものの、その連撃はすれ違いざまに二度では収まらず、合計八連撃となりストナの鎧を傷つける。
だが、その傷もストナの持つスキル《硬質化》をしようしてのことであり、仮にスキル発動前であればいとも容易く両断していただろう。
さらに《速度上昇》もすでに発動された状態でリリーナに追いつけないとなれば、ストナにはやりようがない状況だ。
「まだまだ本気ではないでしょう。確かゴーストパラディンには、他にもスキルがあったはずよね?」
空洞であるはずの鎧の中に、ゆらりと赤い光が見えた気がした――否、見えている。
紅い光は炎となり、鎧の隙間から溢れ出すと全身を包み込んでしまう。
「あれはなんですか?」
「ゴーストパラディンのスキル──《炎の鎧》だな」
「ダメージはないのか?」
「本人が出している炎だからな。ないんじゃないか?」
ロンドとトーリの質問にアルバスが答えながら戦況を見守っている。
事実、ストナには炎によるダメージはなく、近づく他者に対しては炎のダメージを負わせることができる。
攻防一体型のスキルであり、普通の冒険者であれば魔導師を伴わないと苦戦を強いられたり、最悪の場合は殺されることだってある。
「うふふ、可愛い炎だこと」
だが、リリーナにとって今のストナが放つ炎は全く意に介すことがなかった。
双剣を握った状態で直立していたリリーナの姿が一瞬にして消えてしまうと、ストナの体から『ガンッ!』と大きな音が左腕から響き渡り後方へと持っていかれる。
視線を向ければ一筋の傷跡が残っており、続いて右腕からも同様に大きな音と衝撃。
炎によるダメージが確実にあるはずと思っているストナではあるが、リリーナの姿を捉えることができずに困惑が動きの中に見て取れる。
その困惑を見逃すリリーナではなく、ストナの目の前にあえて姿を見せつけた。
「私は、無傷ですよ?」
『──!!』
視界に映る皮膚だけではなく、身に纏う洋服すら焦げたりしていない。
攻防一体のはずである《炎の鎧》が、リリーナに対しては全く効果を成していなかったのだ。
「アルバス様、あれはどういうことでしょうか?」
「高速で動くことで突風を巻き起こし、炎を風が吹き飛ばしているんだろう。そこを斬りつけながら勢いを殺すことなく離脱しているんだ」
「そ、そんなこと、できるんですか?」
「俺にはできない芸当だな。だが、それが双剣のリリーナってことなんだろう」
アルバスができないことをいとも容易くやってのけるリリーナの実力に、ロンドとトーリは息を呑む。
「それじゃあ──終わりにしましょうか」
『──!!!』
リリーナの言葉にストナが黄金の剣を振り上げて体を震わせる。
直後から炎が今まで以上に膨れ上がり、そして黄金の剣に集約された。
《速度上昇》による最大加速から、一撃必殺の威力を乗せて一振り──が、気づけばそこにリリーナの姿はない。
『──!!!!』
振り上げていた両腕が両断され、炎を纏った黄金の剣は振り下ろされることなく地面に落下。
振り返ろうにも首を動かすこと叶わず、両腕と同様に気づかぬうちに首も落とされていた。
地面をガラガラという音を立てながら転がる頭から見えたリリーナは、普段と変わらない笑みを浮かべていた。
「久しぶりの戦闘、まあまあ楽しかったですよ」
その言葉が聞こえたかどうかは分からない。
何故なら、言い終わるのと同じタイミングで、ストナの体は白い灰に変わってしまったのだから。
一息入れようと安全地帯で腰を下ろし、次のボスモンスターとの戦闘に備えていた。
「確か次のモンスターはストナだったな」
「ストナ、ですか?」
初めてダンジョンに潜るリリーナはストナがゴーストパラディンであることを知らない。むしろモンスターに名前を付けているということすら知らなかった。
「ゴーストパラディンのことだ。小娘がゴーストナイトの時に名前を付けていたんだよ」
「……モンスターに、名前ですか?」
「そうだ。不思議だろう?」
アルバスの冗談めいた言葉に、リリーナは少しだけ困惑していたが、廻のことを思い出したのだろう、すぐに表情を笑みに変えていた。
「メグルさんならやりそうですね」
そして、そんなリリーナが驚きの提案を口にする。
「体も温まってきましたし、もしよろしければ次の戦闘は私一人にやらせていただけませんか?」
「えっ! リリーナさん一人でですか?」
驚きの声を上げたのはロンドである。
実力を付けてきているとはいえ、レア度3になったストナを相手に苦戦を強いられたこともあるので不安を感じてしまったのだ。
だが、当のリリーナはあっけらかんとしている。
「大丈夫ですよ。昇華していたとしても、レア度3なら問題ありませんから」
「くくくっ、はっきりと問題ないと言い切れるあたり、さすがは双剣のリリーナだな」
「あっ、それでもトーリさんの支援魔法は必要ですからね」
「わ、分かっています」
驚いていたのはトーリも同様で、突然話掛けられてつっかえながら返事をしていた。
「だいぶ休めましたし、行きましょうか」
「それもそうだな。貴族小僧」
「はい」
貴族小僧という呼ばれ方にも慣れたのか、トーリは否定することもなく速度向上と耐久向上をリリーナに施した。
軽く柔軟運動を行ったリリーナは、ニコリとトーリに笑みを向け、そのままボスフロアへと進んでいった。
※※※※
経営者の部屋では毎度のことながら、廻がニャルバンと一緒にダンジョンを見守っていた。
今回はアルバスが同行していることで安心感もあり、ランドン討伐イベントの時のようなハラハラ感はないのだが、リリーナが先頭でボスフロアに入った時には驚きを隠せなかった。
「えっ! もしかして、リリーナさんが戦うの?」
「なんだか話をしていたから、そうかもしれないにゃ」
「大丈夫かな? ブランクもあるだろうし、七階層のボスモンスターはストナだよ?」
ストナのレベルは30まで上がっており、現段階ではランドンを除けばジーエフ最強の一角を担っている。
レア度3でレベル30まで上がっているのはストナとライの二匹。ハイライガーはレベル21、アウリーが17、ピクシーが15。
冒険者ランキングで元27位のリリーナが苦戦するとは思えないが、やはりブランクを考えると心配性の廻としてはドキドキしてしまう。
「メグルは本当に心配性なのにゃ」
「ニャルバンは心配じゃないの?」
「元冒険者ランキング27位で、自分でも鍛えていたって聞いたにゃ。七階層までもたくさん動いていたし、大丈夫だと思うのにゃ」
「確かに、ここまで危ない場面はなかったけど、ストナだしなぁ」
「危なくなったらアルバスが助けに入るはずにゃ。だから安心して見ているのにゃ」
「……そうだね。アルバスさんを信じなきゃね!」
廻は自分が心配性だということを自覚している。だからこそ、誰かを信じることでその気持ちを抑えようとした。
常に廻を厳しい言葉で支えてくれているアルバスのことを信じながら、視線を再びモニターへと向けた。
※※※※
廻の想いを知ってか知らずか、リリーナは見事な動きと双剣捌きからストナを圧倒していた。
『──!』
「うふふ、遅いわね」
黄金の剣が鋭く振り抜かれる中、華麗な足捌きから掠らせもせずに回避し、双剣で弾き返し、そして舞うように連撃を繰り出していく。
一撃の重みはないものの、その連撃はすれ違いざまに二度では収まらず、合計八連撃となりストナの鎧を傷つける。
だが、その傷もストナの持つスキル《硬質化》をしようしてのことであり、仮にスキル発動前であればいとも容易く両断していただろう。
さらに《速度上昇》もすでに発動された状態でリリーナに追いつけないとなれば、ストナにはやりようがない状況だ。
「まだまだ本気ではないでしょう。確かゴーストパラディンには、他にもスキルがあったはずよね?」
空洞であるはずの鎧の中に、ゆらりと赤い光が見えた気がした――否、見えている。
紅い光は炎となり、鎧の隙間から溢れ出すと全身を包み込んでしまう。
「あれはなんですか?」
「ゴーストパラディンのスキル──《炎の鎧》だな」
「ダメージはないのか?」
「本人が出している炎だからな。ないんじゃないか?」
ロンドとトーリの質問にアルバスが答えながら戦況を見守っている。
事実、ストナには炎によるダメージはなく、近づく他者に対しては炎のダメージを負わせることができる。
攻防一体型のスキルであり、普通の冒険者であれば魔導師を伴わないと苦戦を強いられたり、最悪の場合は殺されることだってある。
「うふふ、可愛い炎だこと」
だが、リリーナにとって今のストナが放つ炎は全く意に介すことがなかった。
双剣を握った状態で直立していたリリーナの姿が一瞬にして消えてしまうと、ストナの体から『ガンッ!』と大きな音が左腕から響き渡り後方へと持っていかれる。
視線を向ければ一筋の傷跡が残っており、続いて右腕からも同様に大きな音と衝撃。
炎によるダメージが確実にあるはずと思っているストナではあるが、リリーナの姿を捉えることができずに困惑が動きの中に見て取れる。
その困惑を見逃すリリーナではなく、ストナの目の前にあえて姿を見せつけた。
「私は、無傷ですよ?」
『──!!』
視界に映る皮膚だけではなく、身に纏う洋服すら焦げたりしていない。
攻防一体のはずである《炎の鎧》が、リリーナに対しては全く効果を成していなかったのだ。
「アルバス様、あれはどういうことでしょうか?」
「高速で動くことで突風を巻き起こし、炎を風が吹き飛ばしているんだろう。そこを斬りつけながら勢いを殺すことなく離脱しているんだ」
「そ、そんなこと、できるんですか?」
「俺にはできない芸当だな。だが、それが双剣のリリーナってことなんだろう」
アルバスができないことをいとも容易くやってのけるリリーナの実力に、ロンドとトーリは息を呑む。
「それじゃあ──終わりにしましょうか」
『──!!!』
リリーナの言葉にストナが黄金の剣を振り上げて体を震わせる。
直後から炎が今まで以上に膨れ上がり、そして黄金の剣に集約された。
《速度上昇》による最大加速から、一撃必殺の威力を乗せて一振り──が、気づけばそこにリリーナの姿はない。
『──!!!!』
振り上げていた両腕が両断され、炎を纏った黄金の剣は振り下ろされることなく地面に落下。
振り返ろうにも首を動かすこと叶わず、両腕と同様に気づかぬうちに首も落とされていた。
地面をガラガラという音を立てながら転がる頭から見えたリリーナは、普段と変わらない笑みを浮かべていた。
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