90 / 183
第3章:外の世界
設置の結果
しおりを挟む
─@その後、あっという間に一五階層の安全地帯までやって来たアルバス達は、看板をボスフロアに向かう通路の手前に突き刺した。
その前にリリーナが立ち、固定魔法を発動する為の杭を打ち込んでいく。
「──これでいいかしら」
ぼそりと呟きを落とすのと同時に杭が激しく発光し、杭同士を結ぶ光の線が現れた。
「固定魔法って、こうなってるんですね」
「僕も初めて見たよ」
「大工の仕事を見る機会なんて、なかなかないからな」
それぞれが感想を口にする中、リリーナは集中しており言葉を発しない。
杭から杭へと繋がる光が看板に届くと、全ての光が吸収されていき、そして消えていく。
光が消えた直後には、金属を打ち合わせたような甲高い音が安全地帯に響き渡った。
「……では」
そして、リリーナは双剣を抜くと素早く斬りつけた。
「ちょっと!」
「リリーナ様! ……って、傷ついて、ない?」
「ほぉ、これが固定魔法か」
トーリが驚きの声を上げ、ロンドが困惑声を漏らす。
唯一、アルバスだけが平静を保ちながら声を出していた。
「アルバス様が本気で斬れば斬れてしまうと思いますが、私程度なら大丈夫ですね」
「そうか……小僧、本気で斬ってみろ」
「えっ! ぼ、僕ですか!」
「そうだ。自分の実力を、こいつで感じてみろ」
よく理解できない、という表情を浮かべながらも、ロンドはショートソードを抜く。深呼吸をしてから、渾身の力で振り抜いた。
──ガキンッ!
「いったああああぁぁっ!」
「だ、大丈夫か!?」
手のしびれからショートソードを落として苦悶の表情を浮かべるロンドに、トーリが慌てて駆け寄る。
アルバスは看板を眺めながら、ほうほうと一人で呟いていた。
「傷一つ付かないのか、凄いな」
「それが固定魔法ですから」
「……こ、これだけでは、実力を感じることも、できないんですけど」
声を絞り出したロンドに対して、リリーナが声を掛ける。
「今の一撃で、看板はびくともしませんでしたよね。地面からピクリとも動きませんでした」
そう言われたロンドは、杭の部分に目を向ける。
地面に看板を突き刺した時にできたくぼみ以外には動いた形跡はない。
「おそらく、ヤダンさんが本気で攻撃したなら、傷つけることはできなくてもわずかながら動かすくらいはできるでしょう。ですが、ロンド君の場合は全く動いていません」
「……それは、僕の実力がまだまだだから、ということですね」
「アルバス様が言うように、駆け出しとしては抜きん出ているかもしれませんが、冒険者全体で見ればまだまだということです」
「そういうことだ。精進することだな」
「は、はい!」
「……看板を斬らす必要があったのか?」
疑問の声を漏らすトーリだったが、そこには誰も突っ込まない。
だが、そこに予想外の声が上がる。
「ああああああぁぁっ! ぼ、僕の剣が!」
落としてしまったショートソードを手に取ったロンドだった。
その視線は刀身を見つめており、看板に当たった部分が欠けている。
「……あー、こりゃダメだな」
「……あらあら、これはダメですね」
「そ、そんなあっ!」
「アルバス様が看板を斬れって言ったのに!」
アルバスとリリーナが仕方ないといった感じで口を開き、ロンドとトーリが困惑声を発した。
さすがのアルバスも申し訳ないと思ったのか、一つの提案を口にした。
「確か、以前にライガーの親爪と魔石を換金しただろう。それを使って、アークスに小僧の剣を打ってもらったらどうだ?」
「で、でも、あれは換金して僕の手元には無いですよ?」
「そこは小娘にお願いしたらいいだろう。あいつなら、ホイホイと素材を提供してくれると思うぞ」
「そこまでお世話になるわけにはいきませんよ!」
アルバスの確証もない意見に、ロンドは慌てて首を横に振る。
だが、アルバスの考えは変わらないようで、ダンジョンを出たら一度聞いてみろと何度も口にした。
「聞くだけならタダだからな。小僧が嫌なら、換金した時の金を使って購入するって形でもいいんじゃないか?」
「……こ、購入するなら、いいのかな?」
「小娘が小僧から金を受け取るかは別だがな!」
「それじゃあ意味がありませんよ! それに、アークスさんにもお金を払わないといけませんし!」
「……なあ、その話ってここでやらなきゃいけないことか?」
「ランドンには挑戦しないわけですし、そろそろ戻りませんか?」
トーリとリリーナの提案を受けて、アルバスは笑いながら足を進めていく。
その後ろをリリーナが続き、ロンドはトーリに肩を叩かれながら戻って行った。
※※※※
時間にして往復一時間の行程だった。
ランドンへ挑んだ時には片道四〇分以上掛かったことを考えると、相当な速度でダンジョンを突き進んだことになる。
入口にはすでに廻が待っており、ロンド達を労っていた。
「皆さんお疲れ様でした! 看板設置、本当にありがとうございます!」
「おうおう、もっとお礼を言ってくれていいんだぞー」
「アルバスさんは看板を運んだだけですけどね! アルバスさん以外は本当にお疲れ様ですー!」
「……もう、いい加減にしてくれ」
二人のやり取りにトーリが溜息を漏らす。
アルバスやリリーナと共に潜ったとはいえ、早い行程を消化したことには変わりなく、疲れが溜まっていたのだ。
「僕はもう戻ります」
「トーリ君もありがとうね! 今度、何かお礼をさせてちょうだいね!」
「……はあ」
力なくそう呟いたトーリは、そそくさと自宅へと戻って行った。
「では、私も戻りますね。どうやら、お迎えが来たようですし」
クスリと笑った視線の先からは、大きく手を振っているボッヘルの姿があった。
廻達に小さく手を振ったリリーナは、少し駆け足で戻って行く。
「二人も戻りますか?」
「その前に、小僧から小娘にお願いがあるそうだ」
「ちょっと、アルバス様!」
「お願い? 何々、なんなの?」
アルバスには購入するならと言っていたのだが、内心ではアークスの鍛冶屋で既製品を購入しようかと考えていた。
しかし、すでに廻の視線はロンドに釘づけであり、お願いを口にしない限りは離してくれそうもない。
「……えっと、僕の剣が欠けてしまいまして、それで、以前に換金したライガーの親爪と魔石を使って、アークスさんに武器を打ってほしいんです」
「そんなこと?」
「もちろんちゃんと購入します! 足りなければ働いて返しますから!」
「購入するも何も、あげるわよ」
「……へっ?」
「ほらな、言っただろ?」
呆気なくあげると口にした廻に、ロンドは困惑顏を浮かべ、アルバスは当然といった表情をしている。
「ダ、ダメですよ! 親爪も魔石もレアアイテムなんですから!」
「だったら、尚更誰かに使ってもらわないといけないじゃない。それがロンド君だっていうなら、私はアイテムを提供するよ」
「諦めろ、小僧。貰えるものは貰っておけ、そして恩はその後に返すんだな」
「アルバスさんもたまにはいいことを言いますね。たまには」
「なんだ、喧嘩をしたいのか?」
「そんなんじゃありませんよーで!」
いつもの言い合いが始まるのかと思いきや、夜も遅いとあって廻はすぐに切り上げた。
そして、ロンドへ向き直りこう告げる。
「親爪と魔石は準備しておくから、明日はアークスさんのところに行こうね!」
「……あ、ありがとう、ございます」
これ以上は何を言っても意味がないと悟ったロンドは、渋々お礼を口にすることしかできなかった。
その前にリリーナが立ち、固定魔法を発動する為の杭を打ち込んでいく。
「──これでいいかしら」
ぼそりと呟きを落とすのと同時に杭が激しく発光し、杭同士を結ぶ光の線が現れた。
「固定魔法って、こうなってるんですね」
「僕も初めて見たよ」
「大工の仕事を見る機会なんて、なかなかないからな」
それぞれが感想を口にする中、リリーナは集中しており言葉を発しない。
杭から杭へと繋がる光が看板に届くと、全ての光が吸収されていき、そして消えていく。
光が消えた直後には、金属を打ち合わせたような甲高い音が安全地帯に響き渡った。
「……では」
そして、リリーナは双剣を抜くと素早く斬りつけた。
「ちょっと!」
「リリーナ様! ……って、傷ついて、ない?」
「ほぉ、これが固定魔法か」
トーリが驚きの声を上げ、ロンドが困惑声を漏らす。
唯一、アルバスだけが平静を保ちながら声を出していた。
「アルバス様が本気で斬れば斬れてしまうと思いますが、私程度なら大丈夫ですね」
「そうか……小僧、本気で斬ってみろ」
「えっ! ぼ、僕ですか!」
「そうだ。自分の実力を、こいつで感じてみろ」
よく理解できない、という表情を浮かべながらも、ロンドはショートソードを抜く。深呼吸をしてから、渾身の力で振り抜いた。
──ガキンッ!
「いったああああぁぁっ!」
「だ、大丈夫か!?」
手のしびれからショートソードを落として苦悶の表情を浮かべるロンドに、トーリが慌てて駆け寄る。
アルバスは看板を眺めながら、ほうほうと一人で呟いていた。
「傷一つ付かないのか、凄いな」
「それが固定魔法ですから」
「……こ、これだけでは、実力を感じることも、できないんですけど」
声を絞り出したロンドに対して、リリーナが声を掛ける。
「今の一撃で、看板はびくともしませんでしたよね。地面からピクリとも動きませんでした」
そう言われたロンドは、杭の部分に目を向ける。
地面に看板を突き刺した時にできたくぼみ以外には動いた形跡はない。
「おそらく、ヤダンさんが本気で攻撃したなら、傷つけることはできなくてもわずかながら動かすくらいはできるでしょう。ですが、ロンド君の場合は全く動いていません」
「……それは、僕の実力がまだまだだから、ということですね」
「アルバス様が言うように、駆け出しとしては抜きん出ているかもしれませんが、冒険者全体で見ればまだまだということです」
「そういうことだ。精進することだな」
「は、はい!」
「……看板を斬らす必要があったのか?」
疑問の声を漏らすトーリだったが、そこには誰も突っ込まない。
だが、そこに予想外の声が上がる。
「ああああああぁぁっ! ぼ、僕の剣が!」
落としてしまったショートソードを手に取ったロンドだった。
その視線は刀身を見つめており、看板に当たった部分が欠けている。
「……あー、こりゃダメだな」
「……あらあら、これはダメですね」
「そ、そんなあっ!」
「アルバス様が看板を斬れって言ったのに!」
アルバスとリリーナが仕方ないといった感じで口を開き、ロンドとトーリが困惑声を発した。
さすがのアルバスも申し訳ないと思ったのか、一つの提案を口にした。
「確か、以前にライガーの親爪と魔石を換金しただろう。それを使って、アークスに小僧の剣を打ってもらったらどうだ?」
「で、でも、あれは換金して僕の手元には無いですよ?」
「そこは小娘にお願いしたらいいだろう。あいつなら、ホイホイと素材を提供してくれると思うぞ」
「そこまでお世話になるわけにはいきませんよ!」
アルバスの確証もない意見に、ロンドは慌てて首を横に振る。
だが、アルバスの考えは変わらないようで、ダンジョンを出たら一度聞いてみろと何度も口にした。
「聞くだけならタダだからな。小僧が嫌なら、換金した時の金を使って購入するって形でもいいんじゃないか?」
「……こ、購入するなら、いいのかな?」
「小娘が小僧から金を受け取るかは別だがな!」
「それじゃあ意味がありませんよ! それに、アークスさんにもお金を払わないといけませんし!」
「……なあ、その話ってここでやらなきゃいけないことか?」
「ランドンには挑戦しないわけですし、そろそろ戻りませんか?」
トーリとリリーナの提案を受けて、アルバスは笑いながら足を進めていく。
その後ろをリリーナが続き、ロンドはトーリに肩を叩かれながら戻って行った。
※※※※
時間にして往復一時間の行程だった。
ランドンへ挑んだ時には片道四〇分以上掛かったことを考えると、相当な速度でダンジョンを突き進んだことになる。
入口にはすでに廻が待っており、ロンド達を労っていた。
「皆さんお疲れ様でした! 看板設置、本当にありがとうございます!」
「おうおう、もっとお礼を言ってくれていいんだぞー」
「アルバスさんは看板を運んだだけですけどね! アルバスさん以外は本当にお疲れ様ですー!」
「……もう、いい加減にしてくれ」
二人のやり取りにトーリが溜息を漏らす。
アルバスやリリーナと共に潜ったとはいえ、早い行程を消化したことには変わりなく、疲れが溜まっていたのだ。
「僕はもう戻ります」
「トーリ君もありがとうね! 今度、何かお礼をさせてちょうだいね!」
「……はあ」
力なくそう呟いたトーリは、そそくさと自宅へと戻って行った。
「では、私も戻りますね。どうやら、お迎えが来たようですし」
クスリと笑った視線の先からは、大きく手を振っているボッヘルの姿があった。
廻達に小さく手を振ったリリーナは、少し駆け足で戻って行く。
「二人も戻りますか?」
「その前に、小僧から小娘にお願いがあるそうだ」
「ちょっと、アルバス様!」
「お願い? 何々、なんなの?」
アルバスには購入するならと言っていたのだが、内心ではアークスの鍛冶屋で既製品を購入しようかと考えていた。
しかし、すでに廻の視線はロンドに釘づけであり、お願いを口にしない限りは離してくれそうもない。
「……えっと、僕の剣が欠けてしまいまして、それで、以前に換金したライガーの親爪と魔石を使って、アークスさんに武器を打ってほしいんです」
「そんなこと?」
「もちろんちゃんと購入します! 足りなければ働いて返しますから!」
「購入するも何も、あげるわよ」
「……へっ?」
「ほらな、言っただろ?」
呆気なくあげると口にした廻に、ロンドは困惑顏を浮かべ、アルバスは当然といった表情をしている。
「ダ、ダメですよ! 親爪も魔石もレアアイテムなんですから!」
「だったら、尚更誰かに使ってもらわないといけないじゃない。それがロンド君だっていうなら、私はアイテムを提供するよ」
「諦めろ、小僧。貰えるものは貰っておけ、そして恩はその後に返すんだな」
「アルバスさんもたまにはいいことを言いますね。たまには」
「なんだ、喧嘩をしたいのか?」
「そんなんじゃありませんよーで!」
いつもの言い合いが始まるのかと思いきや、夜も遅いとあって廻はすぐに切り上げた。
そして、ロンドへ向き直りこう告げる。
「親爪と魔石は準備しておくから、明日はアークスさんのところに行こうね!」
「……あ、ありがとう、ございます」
これ以上は何を言っても意味がないと悟ったロンドは、渋々お礼を口にすることしかできなかった。
10
あなたにおすすめの小説
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる