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第二章
第74話:ライゴウの希望
ライゴウの希望は、とても主想いの内容だった。
(ヴィオンさんを守るための従魔具を作ってほしい、か。……見た目は大きくてカッコいいのに、とっても優しい性格なんだね)
ヴィオンがライゴウを好いているように、ライゴウもヴィオンを好いている。
お互いに信頼し合っているからこそ、お互いのことを思って行動することができるのだ。
そんな関係が美しいと感じた楓は、ライゴウの希望を絶対に叶えたいと思い、材料を見つめる。
(ヴィオンさんが用意してくれた材料は、ミスリル、風神の魔石、感電水、そしてライゴウさんの雷鳥の羽)
魔獣の素材を従魔具の材料に使うことはよくあることだが、多くの場合は従魔から素材を受け取ることはない。
それは、強い魔獣を従魔にすることがほとんどないからだ。
ライゴウの場合は珍しく、強い魔獣であったにもかかわらず、ヴィオンのことを気に入ったライゴウから従魔になることを求めていた。
故に、自身の素材を提供することに抵抗はなく、それでヴィオンを守れるのであれば、なおさら素材を提供してくれることだろう。
(とはいえ、これはライゴウさんの一部だった素材。それを何度も貰うことなんて、絶対にできない。他の材料だって貴重なものだし、一度で成功させるわよ、犬山楓!)
気合いを入れた楓は最初に、〈従魔具職人EX〉でミスリルをライゴウに合う形状に変化させていく。
驚くことに、ヴィオンは貴重なミスリルを大量に用意してくれていた。
それこそ、貴族でありバルフェムの領主でもあるボルトが用意していたミスリルよりも、その量は多い。
これがSランク冒険者なのかと驚きながらも、楓は作業を進めていく。
「……これ、部屋の中に納まるのかしら?」
ふと、ティアナがそんなことを口にした。
「大丈夫です、ティアナさん。従魔具自体は翼と胴体、別々のものになる予定ですから」
「あ! ごめんなさい、カエデ!」
楓としてはティアナの疑問を解消するために答えたのだが、ティアナは集中を乱したかと思い慌てて謝罪した。
「いいんです。従魔具を作っていく中で、少しずつ余裕も出てきていて。それに、近くで誰かが見てくれているって分かった方が、安心して作業ができるんです」
セリシャやティアナが見守ってくれていると分かるだけで、楓の心は安定する。
それは何かがあったとしても、助けてくれる人がいるという安心感もあるが、何より頼りにしている人が近くにいるという安心感の方が大きかった。
「見ていてくださいね。ティアナさん、セリシャ様」
「もちろんよ!」
「カエデさんは安心して、従魔具作成に集中してちょうだい」
「はい!」
ティアナとセリシャの言葉に力強く返事をした楓。
そこからの楓の意識は、全てが従魔具へ注がれた。
両翼の従魔具にはミスリルと感電水が使われる。
ライゴウが空高く飛び、そこから加速する際に使用される雷魔法を効率よく使えるようにするための仕様だ。
魔法が効率よく行きわたり、爆発的な加速を生み出すことができるようになる。
(なるほど。楓は雷属性なのね。……あれ? でも、レクシアの従魔具には、僅かだけど火属性があったわよね? もしかして、二属性持ちなの?)
楓の従魔具作成を見守りながら、ティアナはそんなことを考えていた。
(……よし、できた。次は胴体の従魔具作成だ)
一息ついた楓は、続けて胴体を覆う従魔具作成に取り掛かる。
使われる材料はミスリルと感電水に加えて、残る風神の魔石と雷鳥の羽も融合させる。
ここで使われる魔石が、雷神ではなく風神というのが一つポイントになっていた。
(ライゴウさんの希望は、ヴィオンさんを守るための従魔具だからね。雷神の魔石よりも、風神の魔石がピッタリだ)
ヴィオンが用意した材料の中には、雷神の魔石もある。
その中で風神の魔石を選んだのには、ライゴウの希望が大きく関係していた。
(風神の魔石が守りの要だ。魔力を注ぐときは、細心の注意を払わなきゃね)
一度深呼吸を挟み、楓は風神の魔石に自らの魔力を注ぎ込み始める。
(――!?)
楓は気づかなかったが、この時のティアナは驚きの表情を浮かべていた。
それは楓が風属性の魔力を当たり前のように注ぎ始めたからだ。
(え? ど、どういうこと? 火属性に雷属性だけじゃなく、風属性まで!?)
なんとか声を出すのを我慢しながら、ティアナは驚きの表情でセリシャを見る。
するとセリシャは人差し指を唇に当て、「静かに」というジェスチャーを見せていた。
今すぐに問い質したいところだが、ここで楓の集中を乱すようなことはしたくない。
仕方なく、ティアナは視線を楓に戻し、見守ることを決めた。
(…………よし、できた! あとは魔石と胴体の従魔具を融合させれば完成だわ!)
胴体の従魔具は留め具を背中に持ってきており、ヴィオンがいつでも取り外すことができる仕組みを採用している。
そして、今回は魔石を従魔具にはめるのではなく、完全に融合させて一つにしようという考えだ。
それは戦闘中、特にライゴウがヴィオンを守っている最中に、何かしらのトラブルで魔石が外れてしまわないようにという配慮だった。
楓の魔力が一気に従魔具へ注がれていく。
――カッ!
直後、今まで見たことのない大きな光が従魔具から放出され、部屋いっぱいを埋め尽くした。
(ヴィオンさんを守るための従魔具を作ってほしい、か。……見た目は大きくてカッコいいのに、とっても優しい性格なんだね)
ヴィオンがライゴウを好いているように、ライゴウもヴィオンを好いている。
お互いに信頼し合っているからこそ、お互いのことを思って行動することができるのだ。
そんな関係が美しいと感じた楓は、ライゴウの希望を絶対に叶えたいと思い、材料を見つめる。
(ヴィオンさんが用意してくれた材料は、ミスリル、風神の魔石、感電水、そしてライゴウさんの雷鳥の羽)
魔獣の素材を従魔具の材料に使うことはよくあることだが、多くの場合は従魔から素材を受け取ることはない。
それは、強い魔獣を従魔にすることがほとんどないからだ。
ライゴウの場合は珍しく、強い魔獣であったにもかかわらず、ヴィオンのことを気に入ったライゴウから従魔になることを求めていた。
故に、自身の素材を提供することに抵抗はなく、それでヴィオンを守れるのであれば、なおさら素材を提供してくれることだろう。
(とはいえ、これはライゴウさんの一部だった素材。それを何度も貰うことなんて、絶対にできない。他の材料だって貴重なものだし、一度で成功させるわよ、犬山楓!)
気合いを入れた楓は最初に、〈従魔具職人EX〉でミスリルをライゴウに合う形状に変化させていく。
驚くことに、ヴィオンは貴重なミスリルを大量に用意してくれていた。
それこそ、貴族でありバルフェムの領主でもあるボルトが用意していたミスリルよりも、その量は多い。
これがSランク冒険者なのかと驚きながらも、楓は作業を進めていく。
「……これ、部屋の中に納まるのかしら?」
ふと、ティアナがそんなことを口にした。
「大丈夫です、ティアナさん。従魔具自体は翼と胴体、別々のものになる予定ですから」
「あ! ごめんなさい、カエデ!」
楓としてはティアナの疑問を解消するために答えたのだが、ティアナは集中を乱したかと思い慌てて謝罪した。
「いいんです。従魔具を作っていく中で、少しずつ余裕も出てきていて。それに、近くで誰かが見てくれているって分かった方が、安心して作業ができるんです」
セリシャやティアナが見守ってくれていると分かるだけで、楓の心は安定する。
それは何かがあったとしても、助けてくれる人がいるという安心感もあるが、何より頼りにしている人が近くにいるという安心感の方が大きかった。
「見ていてくださいね。ティアナさん、セリシャ様」
「もちろんよ!」
「カエデさんは安心して、従魔具作成に集中してちょうだい」
「はい!」
ティアナとセリシャの言葉に力強く返事をした楓。
そこからの楓の意識は、全てが従魔具へ注がれた。
両翼の従魔具にはミスリルと感電水が使われる。
ライゴウが空高く飛び、そこから加速する際に使用される雷魔法を効率よく使えるようにするための仕様だ。
魔法が効率よく行きわたり、爆発的な加速を生み出すことができるようになる。
(なるほど。楓は雷属性なのね。……あれ? でも、レクシアの従魔具には、僅かだけど火属性があったわよね? もしかして、二属性持ちなの?)
楓の従魔具作成を見守りながら、ティアナはそんなことを考えていた。
(……よし、できた。次は胴体の従魔具作成だ)
一息ついた楓は、続けて胴体を覆う従魔具作成に取り掛かる。
使われる材料はミスリルと感電水に加えて、残る風神の魔石と雷鳥の羽も融合させる。
ここで使われる魔石が、雷神ではなく風神というのが一つポイントになっていた。
(ライゴウさんの希望は、ヴィオンさんを守るための従魔具だからね。雷神の魔石よりも、風神の魔石がピッタリだ)
ヴィオンが用意した材料の中には、雷神の魔石もある。
その中で風神の魔石を選んだのには、ライゴウの希望が大きく関係していた。
(風神の魔石が守りの要だ。魔力を注ぐときは、細心の注意を払わなきゃね)
一度深呼吸を挟み、楓は風神の魔石に自らの魔力を注ぎ込み始める。
(――!?)
楓は気づかなかったが、この時のティアナは驚きの表情を浮かべていた。
それは楓が風属性の魔力を当たり前のように注ぎ始めたからだ。
(え? ど、どういうこと? 火属性に雷属性だけじゃなく、風属性まで!?)
なんとか声を出すのを我慢しながら、ティアナは驚きの表情でセリシャを見る。
するとセリシャは人差し指を唇に当て、「静かに」というジェスチャーを見せていた。
今すぐに問い質したいところだが、ここで楓の集中を乱すようなことはしたくない。
仕方なく、ティアナは視線を楓に戻し、見守ることを決めた。
(…………よし、できた! あとは魔石と胴体の従魔具を融合させれば完成だわ!)
胴体の従魔具は留め具を背中に持ってきており、ヴィオンがいつでも取り外すことができる仕組みを採用している。
そして、今回は魔石を従魔具にはめるのではなく、完全に融合させて一つにしようという考えだ。
それは戦闘中、特にライゴウがヴィオンを守っている最中に、何かしらのトラブルで魔石が外れてしまわないようにという配慮だった。
楓の魔力が一気に従魔具へ注がれていく。
――カッ!
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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