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中学生編
目覚め③
しおりを挟む家に着くと薄暗い廊下の先に明かりが見える
「おかえりー」
台所の方から母親の声がする
「ただいま」
「久しぶりの学校どうだった?」
「普通だったよ、別に部活で春休みも学校自体には行ってたし」
「それはよかった、新しい友達できたりしたの?」
「いや、それはできてないかな、シュンタとは一緒だったからシュンタとばっか喋ってた」
「あら、よかったじゃない!」
「うん」
会話も程々に自分の部屋に入り、荷物を下ろして、ベッドに仰向けでダイブした
今日の出来事を振り返りつつ、物思いにふける
(明日も何かミレイさんと話せたらいいな~)
そんなことを考えていたらいつの間にか夕飯の時間になっていた。
母のたわいもない話を聞き流しながら、夕食をそそくさと食べ終え、一番風呂へ向かった
湯船に浸かって、ぼーっとしていると疲れをどっと感じた。久しぶりの学校にやはり緊張していたのか、リラックスした瞬間にやっと脳が疲れていることに気がついたのだ。
再び、今日の出来事を反芻する。
ミレイさんにありがとうと言われたときの表情が忘れられない
人生で今まで感じたことがなかったが、これはもしかして好きになってしまったということなのか…
そろそろ湯船がら上がろうとしたとき、自分のあそこが硬く立ち上がっているのに気づいた
(最近、よく勃つな~)
これが勃起という現象なのは知っていた
今よりも子供のときから勃起は起きていたが、最近は1日に何回もこの現象が起こる日が続いている
人前で勃ってしまった場合は隠すのが必死で大変だった
(最近なんか調子が変だな~)
体を洗い、勃起が治るまで湯船に浸かりお風呂を出た
(長風呂してしまった…あつい、)
さっと髪の毛を乾かし、歯磨きをした後、窓を少し開けて、ベッドにダイブする
(あついし、疲れたし、テレビでも見よっと)
自分のお気に入りの番組を毎日見るのが日課でその日もベッドに寝転がりながら、横目で画面を見ていた。
程なくして眠気がやってきて、瞬時に部屋の電気とテレビを消す
おそらくまだ寝るには早い時間だったが、ケイタはその日の疲労から布団も中途半端に被ったまま突然シャットダウンするかのように眠りに落ちた…
「ゲームでもしようぜ!」
シュンタが元気よくみんなに声をかけた
「いいよ」
おそらく部活の同級生何人かが返事をした
「私ゲームわかんない!」
ん?、ミレイ…さん?
異様な雰囲気のまま自分もゲームに参加する
コントローラーを持ち、ミレイさんの隣に座る
とてつもない緊張で心臓がドキドキしていたら、いつの間にかゲームは終わっていた
「いぇーい、私初めて勝った!ケイタくん弱いね~」
そう言いながらシュンタの方を向きハイタッチをしている
いじられているとわかっていたが、何も返事ができない、心臓がドキドキしたままだ
落ち着こうと下を向くとなぜか正座をしてゲームをしていた
態勢を崩そうと一度立って前を見ると、そこは学校の体育館だった
周りは生徒で埋め尽くされていて、どうやら全校朝礼が行われているようだった。
(なんだか寒いな…)
そう感じると共に急に尿意が込み上がってくるのを感じる
(一体この朝礼は何時から始まったんだろう)
(ハァ…なんで…こんな急におしっこしたくなってきたんだろう)
下半身が小刻みに震え始める
その時、ケイタは気づいた
(朝礼ってことは名前順に並んでいる、ってことは後ろにいるのはミレイさん……)
そう思うとカッコ悪い姿は見せれない、震える足をなんとか我慢し、背筋を伸ばす
しかし、数秒も経たないうちに尿意はぶり返してきた
(あー、ダメだ、ダメだ)
震える足を止めようと太ももに手をつく
その瞬間、さらにどっと尿意の波がやってきて、前屈みになり全身の筋肉に力が入る
(こんなところで、漏らしてしまったら一生の恥だ)
もうここまできたら、ミレイさんのことなど頭になかった、集中の全てが、自身の膀胱と股間に向けられていた。
(あ、ここで終わりか…)
そう思ったそのとき
「これで全校朝礼を終わります、一年生から順番に教室に戻ってください」
(やった、教室に戻れる、その間にトイレに行こう)
だがもうすでに限界を感じていた
あそこが痙攣し始めてもはや自分がどんな態勢になっているのかも分からず、全身冷や汗で覆われていた
(早く…、二年生を帰らせてくれ……)
「次、二年生は教室に戻りなさい」
(きた!…)
その瞬間、後ろを振り向き急ぎ足で歩き出す
自分の後ろは女の子のようだったが、ミレイさんと確認はできなかった、そんな余裕は少しもなかった
体育館の出口まではスムーズだった
しかし、出口付近で人がごった返しになっており、なかなか前に進めない
(なぜこんなに進めないんだ…)
(もう仕方ない、多少乱暴にでも前に進まなければ)
そのとき何かが覚醒したようにトイレまでの最短ルートが見えた
急ぎ足どころかほとんど走っている状態で一番近いトイレへの廊下まで出ることができた
標識が見える
(あ、あと少しだけ)
そうほっとした瞬間、視界がぼやける
足が思ったように前に進まない
(なんで…あと少しなのに)
ぐるぐるバットをした後のように目が回っていた
(周りに人はいない、這いつくばってでも辿り着いてやる!)
入り口に手がかかる
(着いた!)
中には誰もいない
一番前の小便器に一直線に向かう
便器の前に立ち、制服ズボンのファスナーを開け、あそこを便器に向かって放り出す
(やっとできる)
今まで必死に我慢してきたものをもう我慢しなくていい、そんな解放がもう今この瞬間に
(ん、あれ…出ない…?)
(うそだ、あんなに死に物狂いで我慢してきたのにそんなはずはない)
努力が水の泡になったような感覚に陥った
(ここまで頑張ったんだ、絶対に出してやる)
出ないよう耐えていたさっきまでとは逆に、今度はいかに出すかへと注意が向けられた
“コツコツ”
廊下から足音が響く
(やばい)
なぜ焦ったのかはよくわからない、とにかく人が来る前に出さなければいけない思った
再びあそこに力を入れ始める
程なくして、あそこのもっと内側から何かが込み上げてくる感じがした
(いける!、もうすぐそこだ!)
あそこの先から透明な液体が勢いよく飛び出す
“シャーーーーーー”
トイレ全体に響き渡る
「ふぅっ」
安堵の声が漏れる
おしっこを出し切る
“コツ コツ コツ コツ”
残尿感がまだまだあったが誰かがくる、もう立ち去らなければとなぜか思った
手洗い場の方へ向かう
手を洗おうとした瞬間、トイレの入り口から誰かが入ってきた
振り返るとそこには…ミレイさんがいた
「え?」
「え?…」
そのとき目が覚める
夢か………でもなんだこの夢は………
ドクドクと早る鼓動と肌寒い夜風で目覚める。
冷たい空気を感じながら深い呼吸を一回終え、目を閉じようとしたとき、下半身の違和感に気づく…
冷たい
(まさか、、お漏らし?)
慌てて、股間に手を当てる
(あれ、濡れてない、気のせいか…いや、やっぱり冷たいぞ)
布団を払い、勢いよくズボンを下げる
パンツを恐る恐る触ってみると濡れている…
慌てて電気をつけ、パンツもずり下げてみる
そこにはケイタが今までに見たことがないショッキングが広がっていた
パンツ全体に薄白い少しとろみのある液体が広がっている
そして、自分のあそことその周りの毛にも液体がべったりとまとわりついていた
(なんだこれは、、おかしくなっちまったか)
すぐに何かの病気なのではと思った
とりあえず、べたべたが気持ち悪かったので、股間の方の液体をティッシュで拭き取った。
(パンツの方はどうする?)
こちらも一度ティッシュでベトベトを拭き取ってみる
ましにはなったが、濡れた後がくっきりと残っていた。
(どうしたらいいんだ)
軽くパニックになりながら、洗濯機に入れてしまおうと考えた
家族には申し訳ないが、洗濯して綺麗な状態に戻ることを願う方法しか思いつかなかった。
(今何時だ?)
時計を見ると午前3時
自分の部屋の扉をそっと開け、脱衣場まですり足で向かう
電気は最小限の間だけ点け、さっと洗濯機にパンツを放り投げる
帰りにおしっこもしたかったことに気づく
(夢だけじゃなかったんだ)
用を足して、静かに部屋へと戻った
ベットに仰向けになり、考える
(あれはなんだったんだろう……やはり何かの病気?)
そんな不安が頭の中をいっぱいにしていた
かなりの時間、最悪の状態を考えていたが、ふと保健の授業のことを思い出す
(これはもしかして、射精というやつか?)
(だけどもっと白っぽいものだと教わったような…)
先ほど見た自身の液体はほぼ透明でよく見ると白いかなといった感じで想像していたものとは違う
(やっぱりわからない)
あれの正体を考え続けていると、いつの間にかケイタは眠ってしまっていた……
ケイタは、大人の階段を登り始めたことをまだ知らない、これから起こる艶かしいストーリーも
➖4/6始業式 ケイタの性が目覚めた日➖
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