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1話
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ん……。
なんだかものすごく久しぶりに目覚めた気がする。
いや待てよ。俺、寝てたのか?
ズキズキするはずの頭痛も鉛のように重かった体もない。
(え、何? どういう状況? 俺、死んだんじゃなかったっけ?)
確かデスクに突っ伏して……あぁ、思い出した。
連日連夜のデスマーチ。過労死だ。ブラック企業戦士だった俺のなんとも情けない最期……。
で、今ここが天国か? それとも地獄?
にしては、なんというか……「無」だ。 温かいわけでも寒いわけでもない奇妙な感覚。
目なんてないはずなのに、なぜか周囲の状況がくっきり理解できる。これは夢だろうか? それともVR空間?
(……え? うそだろ?)
俺が今、認識している「自分自身」。
それは部屋の中央に鎮座する、淡く光るラグビーボール大の「石」だった。
(俺、石になっちゃったの!?)
人間に戻れないとかそういうレベルじゃない。
生物ですらない。無機物! 過労死の果てがこれか?あんまりすぎるだろ!
叫ぼうにも口がない。泣こうにも涙腺がない。
(落ち着け、落ち着け俺。まずは現状把握だ)
俺……という名の石が置かれているのは、石造りのがらんどうの部屋。
広埃が分厚く積もっていて、何年も……いや何十年も使われた形跡がない。なんだかカビ臭い空気感が伝わってくる。五感はないはずなのに、そういう雰囲気が分かるのが不思議だ。
天井は高いが壁にはヒビが入りなんだかボロい。 俺以外には本当に何もない。家具一つない。
唯一外と繋がっていそうな場所が一つ。 かろうじて入り口と呼べる、粗末な木の扉が一枚。
そして扉は今、ゆっくりと軋んだ音を立てて開かれようとしている。
ギィィ……と錆び付いた蝶番が立てる耳障りな音。
外からの光が薄暗い部屋に差し込み、床に積もった埃をキラキラと照らし出す。 そして光を遮るように、誰かの影が部屋に入ってくるのがわかった。
(だ、誰だ!?)
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定)
階層: 1階のみ(コアの部屋兼入り口)
設備: なし
DP: 0
訪問者: 1名(扉の外から今、中へ)
♢ ♢ ♢
俺は石としての全意識を奥底に沈めるイメージで、ただのモノになりきろうと試みた。
(頼む、ただの光る石だと思ってくれ……! 価値がないと思って通り過ぎてくれ!壊さないで!)
心臓がないのに鼓動がうるさいようなそんな錯覚。ピクリとも動けないこの状況で、できることは観察だけだ。
影は入り口で数秒立ち止まった後、おそるおそるといった様子で一歩、また一歩と部屋の中に入ってきた。 外からの光がその姿を照らし出す。
(え……?)
俺の目に映った……というか認識できたのは、怪物ではなかった。荒くれ者でもない。
ボロボロの麻袋のような布をまとった女の子だ。
髪は埃と泥で汚れ頬は痩せこけている。彼女は小さな手に護身用なのか、折れた木の枝をナイフのように握りしめていた。
少女は誰もいないことを確認すると、少しだけ肩の力を抜いたようだった。どうやら雨風をしのげる場所を探してこの廃墟同然の建物に迷い込んだらしい。
そして……少女の視線が部屋の中央、俺の上で止まった。
(ヤバい、見つかった!)
少女は淡く光る俺の姿を離れた場所から警戒するように見つめている。光る石。それが彼女にとってお宝に見えるのか、それとも不気味な罠に見えるのか。
少女はゴクリと喉を鳴らすと、握りしめた木の枝を俺に向けたまま近づいてくる。
(う、うわ、来るな! 来ないでくれ……!)
石の俺にできることは何もない。少女はついに俺の目の前、手を伸ばせば届く距離で立ち止まった。
彼女の大きな瞳が、俺の光を映している。
(……警戒されてる? ならこっちに害意がないことを示さないと!)
俺は意識を集中させた。どうやるかは分からない。だが、自分自身である石の光をゆっくりと弱めていくイメージを描いた。
(消えろ……消えろ……というか落ち着け俺……)
俺の内心が通じたのか、淡い光はゆっくりとしぼんでいく。少女は小さく声を漏らし数回まばたきをした
彼女はまだ木の枝をこちらに向けてはいたが、切っ先が少し下がったのが分かった。
(よし、警戒レベルが下がったか?)
光らなくなったただの石とボロボロの少女。数秒の沈黙。
やがて、極度の緊張と疲労が限界に達したのだろう。 少女は握りしめていた木の枝をカランと床に落とし、そのまま糸が切れたようにその場にへたり込んだ。
「はぁ……っはぁ……」
小さな肩が大きく上下している。
泥だらけの膝を抱え、明らかに消耗しきっていた。
(大丈夫か?彼女は……)
どうやら俺は今のところ無害なちょっと奇妙な石と判断されたらしい。
少女はしばらく荒い息を繰り返していたが、やがて独り言を漏らし始めた。
「もう、追ってこない……かな。奴隷商人、凄い怒ってた」
(……ん? 奴隷商人?)
ないはずの眉がピクリと動いた気がした。なんだその物騒な単語は。
「森は魔物がいっぱいで怖かった……ここ、大丈夫かな。誰もいないよね……?」
「やっとかくれる場所見つけたよ。ボロボロだけど……つかれた。お腹空いたなぁ」
少女は膝に顔をうずめ震えをこらえているようだった。
静かな部屋に、くぅ……と小さく彼女のお腹が鳴る音が響いた。
(奴隷商人に魔物……)
俺は理解した。 これは夢じゃない。そして、俺が知っている日本じゃない。 埃っぽい廃墟。ボロボロの少女。奴隷商人。魔物。
(……間違いない。俺、異世界転生しちまったんだ。しかも石に!)
最悪のコンボだ。
だが目の前には助けを求めているように見える少女がいる。 彼女は疲れ果てて座り込み、今はもう動く気力もなさそうだ。
(俺にできることは何かないのか……?)
石である俺は無力感に、ないはずの歯を食いしばる。
こんな小さな子が飢えているのを見て放置したくない。
だけど、俺には何も出来ない。石だから……。
その時だった。
(ん?)
俺の意識の中にさっきまで無かった奇妙な「数字」が浮かび上がった。
それはデジタル時計が切り替わるように、カチリ、カチリと増えていく。
[DP: 1] ……[DP: 2]
(DP……?なんだこれ?)
ゆっくりとだが確実に数値は増え続けている。
(もしかして、この子がここに滞在してるから……ポイントが溜まってるのか?)
[DP: 3] …… [DP: 4] …… [DP: 5]
ついに数値は「5」になった。
(5ポイント。……だから、何だって言うんだ? これで何ができる?)
俺がそう思った瞬間、目の前に半透明のウィンドウが開かれるかのように新たなリストが脳裏(?)に表示された。
(うおっ!? なんだこれ!?)
♢ ♢ ♢
【生成リスト:基礎食料】
水 (コップ一杯) …… 1 DP
乾パン (一枚) …… 3 DP
ふかしたパン (一つ) …… 5 DP
干し肉 (一切れ) …… 10 DP (DP不足)
保存スープ (一皿) …… 15 DP (DP不足)
♢ ♢ ♢
(DPってのは、このポイントのことか! もしかしてこれを消費して、リストにあるものを「生成」できるのか!?)
俺の全視線が、現在のDPでギリギリ生成可能な「ふかしたパン(一つ) - 5 DP」の項目に釘付けになる。
俺は空腹を訴えるように小さく鳴った少女のお腹の音を思い出していた。
(……よし。どうなるか分からないが、やるだけやってみるか!)
俺は意識を集中させリストの一番下、白く光る「ふかしたパン」の項目を強く念じた。
(生成だ! いけっ……!)
その瞬間、俺の意識の中の [DP: 5] が、即座に [DP: 0] に切り替わった。
同時に、俺のすぐ横、少女とのちょうど中間あたりの空間がぼんやりと光り始める。
(お、おお……!?)
光の粒子が埃が集まるかのように収束していく。
少女は予期せぬ光に「ひっ!?」と小さく息を呑み、身構えた。
光は一瞬だけ強まり、そして……消えた。
あとに残されたのは、さっきまで何もなかったはずの冷たい石の床の上にちょこんと置かれた、湯気の立つ、拳ほどの大きさの白いパンだった。
「──え?」
少女は信じられないものを見る目で、パンと俺を交互に見ていた。
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定)
階層: 1階のみ(コアの部屋兼入り口)
設備: なし
DP: 0
訪問者: 1名 (少女、出現したパンに困惑中)
その他: 床に「ふかしたパン」が1つ。
♢ ♢ ♢
なんだかものすごく久しぶりに目覚めた気がする。
いや待てよ。俺、寝てたのか?
ズキズキするはずの頭痛も鉛のように重かった体もない。
(え、何? どういう状況? 俺、死んだんじゃなかったっけ?)
確かデスクに突っ伏して……あぁ、思い出した。
連日連夜のデスマーチ。過労死だ。ブラック企業戦士だった俺のなんとも情けない最期……。
で、今ここが天国か? それとも地獄?
にしては、なんというか……「無」だ。 温かいわけでも寒いわけでもない奇妙な感覚。
目なんてないはずなのに、なぜか周囲の状況がくっきり理解できる。これは夢だろうか? それともVR空間?
(……え? うそだろ?)
俺が今、認識している「自分自身」。
それは部屋の中央に鎮座する、淡く光るラグビーボール大の「石」だった。
(俺、石になっちゃったの!?)
人間に戻れないとかそういうレベルじゃない。
生物ですらない。無機物! 過労死の果てがこれか?あんまりすぎるだろ!
叫ぼうにも口がない。泣こうにも涙腺がない。
(落ち着け、落ち着け俺。まずは現状把握だ)
俺……という名の石が置かれているのは、石造りのがらんどうの部屋。
広埃が分厚く積もっていて、何年も……いや何十年も使われた形跡がない。なんだかカビ臭い空気感が伝わってくる。五感はないはずなのに、そういう雰囲気が分かるのが不思議だ。
天井は高いが壁にはヒビが入りなんだかボロい。 俺以外には本当に何もない。家具一つない。
唯一外と繋がっていそうな場所が一つ。 かろうじて入り口と呼べる、粗末な木の扉が一枚。
そして扉は今、ゆっくりと軋んだ音を立てて開かれようとしている。
ギィィ……と錆び付いた蝶番が立てる耳障りな音。
外からの光が薄暗い部屋に差し込み、床に積もった埃をキラキラと照らし出す。 そして光を遮るように、誰かの影が部屋に入ってくるのがわかった。
(だ、誰だ!?)
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定)
階層: 1階のみ(コアの部屋兼入り口)
設備: なし
DP: 0
訪問者: 1名(扉の外から今、中へ)
♢ ♢ ♢
俺は石としての全意識を奥底に沈めるイメージで、ただのモノになりきろうと試みた。
(頼む、ただの光る石だと思ってくれ……! 価値がないと思って通り過ぎてくれ!壊さないで!)
心臓がないのに鼓動がうるさいようなそんな錯覚。ピクリとも動けないこの状況で、できることは観察だけだ。
影は入り口で数秒立ち止まった後、おそるおそるといった様子で一歩、また一歩と部屋の中に入ってきた。 外からの光がその姿を照らし出す。
(え……?)
俺の目に映った……というか認識できたのは、怪物ではなかった。荒くれ者でもない。
ボロボロの麻袋のような布をまとった女の子だ。
髪は埃と泥で汚れ頬は痩せこけている。彼女は小さな手に護身用なのか、折れた木の枝をナイフのように握りしめていた。
少女は誰もいないことを確認すると、少しだけ肩の力を抜いたようだった。どうやら雨風をしのげる場所を探してこの廃墟同然の建物に迷い込んだらしい。
そして……少女の視線が部屋の中央、俺の上で止まった。
(ヤバい、見つかった!)
少女は淡く光る俺の姿を離れた場所から警戒するように見つめている。光る石。それが彼女にとってお宝に見えるのか、それとも不気味な罠に見えるのか。
少女はゴクリと喉を鳴らすと、握りしめた木の枝を俺に向けたまま近づいてくる。
(う、うわ、来るな! 来ないでくれ……!)
石の俺にできることは何もない。少女はついに俺の目の前、手を伸ばせば届く距離で立ち止まった。
彼女の大きな瞳が、俺の光を映している。
(……警戒されてる? ならこっちに害意がないことを示さないと!)
俺は意識を集中させた。どうやるかは分からない。だが、自分自身である石の光をゆっくりと弱めていくイメージを描いた。
(消えろ……消えろ……というか落ち着け俺……)
俺の内心が通じたのか、淡い光はゆっくりとしぼんでいく。少女は小さく声を漏らし数回まばたきをした
彼女はまだ木の枝をこちらに向けてはいたが、切っ先が少し下がったのが分かった。
(よし、警戒レベルが下がったか?)
光らなくなったただの石とボロボロの少女。数秒の沈黙。
やがて、極度の緊張と疲労が限界に達したのだろう。 少女は握りしめていた木の枝をカランと床に落とし、そのまま糸が切れたようにその場にへたり込んだ。
「はぁ……っはぁ……」
小さな肩が大きく上下している。
泥だらけの膝を抱え、明らかに消耗しきっていた。
(大丈夫か?彼女は……)
どうやら俺は今のところ無害なちょっと奇妙な石と判断されたらしい。
少女はしばらく荒い息を繰り返していたが、やがて独り言を漏らし始めた。
「もう、追ってこない……かな。奴隷商人、凄い怒ってた」
(……ん? 奴隷商人?)
ないはずの眉がピクリと動いた気がした。なんだその物騒な単語は。
「森は魔物がいっぱいで怖かった……ここ、大丈夫かな。誰もいないよね……?」
「やっとかくれる場所見つけたよ。ボロボロだけど……つかれた。お腹空いたなぁ」
少女は膝に顔をうずめ震えをこらえているようだった。
静かな部屋に、くぅ……と小さく彼女のお腹が鳴る音が響いた。
(奴隷商人に魔物……)
俺は理解した。 これは夢じゃない。そして、俺が知っている日本じゃない。 埃っぽい廃墟。ボロボロの少女。奴隷商人。魔物。
(……間違いない。俺、異世界転生しちまったんだ。しかも石に!)
最悪のコンボだ。
だが目の前には助けを求めているように見える少女がいる。 彼女は疲れ果てて座り込み、今はもう動く気力もなさそうだ。
(俺にできることは何かないのか……?)
石である俺は無力感に、ないはずの歯を食いしばる。
こんな小さな子が飢えているのを見て放置したくない。
だけど、俺には何も出来ない。石だから……。
その時だった。
(ん?)
俺の意識の中にさっきまで無かった奇妙な「数字」が浮かび上がった。
それはデジタル時計が切り替わるように、カチリ、カチリと増えていく。
[DP: 1] ……[DP: 2]
(DP……?なんだこれ?)
ゆっくりとだが確実に数値は増え続けている。
(もしかして、この子がここに滞在してるから……ポイントが溜まってるのか?)
[DP: 3] …… [DP: 4] …… [DP: 5]
ついに数値は「5」になった。
(5ポイント。……だから、何だって言うんだ? これで何ができる?)
俺がそう思った瞬間、目の前に半透明のウィンドウが開かれるかのように新たなリストが脳裏(?)に表示された。
(うおっ!? なんだこれ!?)
♢ ♢ ♢
【生成リスト:基礎食料】
水 (コップ一杯) …… 1 DP
乾パン (一枚) …… 3 DP
ふかしたパン (一つ) …… 5 DP
干し肉 (一切れ) …… 10 DP (DP不足)
保存スープ (一皿) …… 15 DP (DP不足)
♢ ♢ ♢
(DPってのは、このポイントのことか! もしかしてこれを消費して、リストにあるものを「生成」できるのか!?)
俺の全視線が、現在のDPでギリギリ生成可能な「ふかしたパン(一つ) - 5 DP」の項目に釘付けになる。
俺は空腹を訴えるように小さく鳴った少女のお腹の音を思い出していた。
(……よし。どうなるか分からないが、やるだけやってみるか!)
俺は意識を集中させリストの一番下、白く光る「ふかしたパン」の項目を強く念じた。
(生成だ! いけっ……!)
その瞬間、俺の意識の中の [DP: 5] が、即座に [DP: 0] に切り替わった。
同時に、俺のすぐ横、少女とのちょうど中間あたりの空間がぼんやりと光り始める。
(お、おお……!?)
光の粒子が埃が集まるかのように収束していく。
少女は予期せぬ光に「ひっ!?」と小さく息を呑み、身構えた。
光は一瞬だけ強まり、そして……消えた。
あとに残されたのは、さっきまで何もなかったはずの冷たい石の床の上にちょこんと置かれた、湯気の立つ、拳ほどの大きさの白いパンだった。
「──え?」
少女は信じられないものを見る目で、パンと俺を交互に見ていた。
♢ ♢ ♢
[現在の拠点状況]
拠点名: (未設定)
階層: 1階のみ(コアの部屋兼入り口)
設備: なし
DP: 0
訪問者: 1名 (少女、出現したパンに困惑中)
その他: 床に「ふかしたパン」が1つ。
♢ ♢ ♢
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