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第一章
【閑話】モンスター討伐
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もう、なんなんだ⋯⋯
なんで、こうも基本に忠実じゃないのかね?
俺の好きなタイプは素直な女性。
あー、痒い!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ツノウサギの討伐にも慣れた。無駄な殺しをしなくともツノだけを取れる。⋯⋯70%くらいでだが。
そうなればいつまでも雑魚戦をしてるわけにはいかない。俺は、向上心が高い、そしえ一日も早く元の世界に戻りたい。
そんな俺にうってつけなのが、ギルドのお姉さんに曰く、トルネードビーが良いとの事だ。
「ビーって事は蜂ですか?」
「はい、蜂です。クルクル回る蜂です」
いつも、思うがなんでこんなに端的に話すのだろう。口下手?
「早いんですか? 刺されたら痛いんですか?」
「ウサギよりはそこそこ早いです。刺されてもあまり痛くないです。小さい集団なので攻撃を当てるのが大変です。」
あー、そういうパターンね。魔法使いなら雑魚だが、魔法が使えない俺には大変って事ね。
あんまり痛くないなら、即死は無い。薬草を持っていけば楽勝だな。よしこれにしよう!
「ありがとうございます。今から行ってきます」
【トルネードビーの羽を5つ採取】を受ける。
この世界では、部位の根本部分を攻撃さえ出来れば、確定で採取出来るが、何故かモンスターを倒してしまうと一定の確率でドロップする。倒したモンスターは一定時間たつと地中に吸収される。
よくわからんけど《地上の栄養になる》らしい。
よし、次の戦いが始まる。未知のモンスターは怖いが即死がなければどうと言うことはない。
ギルド早々と立ち去る。
初体験だ!ルンルン気分にもなる。
そりゃー、町の住人に変な目で見られるのは仕方ない。そのまま言われた森まで来てモンスターを探す。ギルドにはモンスターのイラストが図鑑に記載されており親切だ。
ここでちゃんと見とけば良かったし、お姉さんに聞いておけば良かった。
拳大のトルネードビー10匹を発見し、部位のみは難しいだろうから倒しに掛かる。
拳大とはいっても虫だ。ロングソードの切れ味を持ってすれば一撃で倒せた。ただ、飛び回っている為、攻撃を充てるのが難しいくらいだ。最初は慎重に立ち回ったが、ただ回転して体当たりをされても我慢できる痛みだと分かってからは防御無視して突っ込んだ。
暫く剣を振り回し残り4匹。そこで腕にプスッと刺された。たいしたことはない!注射を刺された方が痛いくらいだ。
が、急に痒くなる。蚊に刺された時よりも痒い。
その痒みに気をとられているともう、3ヶ所刺される。
何とか痒みに耐えながら倒しきったが、2度と戦いたくない。帰りもずっーと痒い。
後日、ユキに聞いたところ、解毒剤で治るとの事だった。
なんで蜂で蚊と同様の攻撃なんだよ。
なんで、こうも基本に忠実じゃないのかね?
俺の好きなタイプは素直な女性。
あー、痒い!!
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ツノウサギの討伐にも慣れた。無駄な殺しをしなくともツノだけを取れる。⋯⋯70%くらいでだが。
そうなればいつまでも雑魚戦をしてるわけにはいかない。俺は、向上心が高い、そしえ一日も早く元の世界に戻りたい。
そんな俺にうってつけなのが、ギルドのお姉さんに曰く、トルネードビーが良いとの事だ。
「ビーって事は蜂ですか?」
「はい、蜂です。クルクル回る蜂です」
いつも、思うがなんでこんなに端的に話すのだろう。口下手?
「早いんですか? 刺されたら痛いんですか?」
「ウサギよりはそこそこ早いです。刺されてもあまり痛くないです。小さい集団なので攻撃を当てるのが大変です。」
あー、そういうパターンね。魔法使いなら雑魚だが、魔法が使えない俺には大変って事ね。
あんまり痛くないなら、即死は無い。薬草を持っていけば楽勝だな。よしこれにしよう!
「ありがとうございます。今から行ってきます」
【トルネードビーの羽を5つ採取】を受ける。
この世界では、部位の根本部分を攻撃さえ出来れば、確定で採取出来るが、何故かモンスターを倒してしまうと一定の確率でドロップする。倒したモンスターは一定時間たつと地中に吸収される。
よくわからんけど《地上の栄養になる》らしい。
よし、次の戦いが始まる。未知のモンスターは怖いが即死がなければどうと言うことはない。
ギルド早々と立ち去る。
初体験だ!ルンルン気分にもなる。
そりゃー、町の住人に変な目で見られるのは仕方ない。そのまま言われた森まで来てモンスターを探す。ギルドにはモンスターのイラストが図鑑に記載されており親切だ。
ここでちゃんと見とけば良かったし、お姉さんに聞いておけば良かった。
拳大のトルネードビー10匹を発見し、部位のみは難しいだろうから倒しに掛かる。
拳大とはいっても虫だ。ロングソードの切れ味を持ってすれば一撃で倒せた。ただ、飛び回っている為、攻撃を充てるのが難しいくらいだ。最初は慎重に立ち回ったが、ただ回転して体当たりをされても我慢できる痛みだと分かってからは防御無視して突っ込んだ。
暫く剣を振り回し残り4匹。そこで腕にプスッと刺された。たいしたことはない!注射を刺された方が痛いくらいだ。
が、急に痒くなる。蚊に刺された時よりも痒い。
その痒みに気をとられているともう、3ヶ所刺される。
何とか痒みに耐えながら倒しきったが、2度と戦いたくない。帰りもずっーと痒い。
後日、ユキに聞いたところ、解毒剤で治るとの事だった。
なんで蜂で蚊と同様の攻撃なんだよ。
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