神様から貰った最強スキルは超素早いゲンコツ!? 上京目指して悪魔退治 in 茨城

チガーイ

文字の大きさ
3 / 42

見られているから自主規制

しおりを挟む
 あれから色々と調べるために。テレビ、パソコン、タブレット、などなど。

 調べるのに必要なものは家電量販店で、生活に必要な物をオススメされたジョイフル山○で揃えた。ジョイフルは平日の昼間だというのに駐車場は混んでおり、茨城って案外賑わっているのではないだろうか? ちなみに全てこっちに来たその日に全て買い集めた。

 ネットが開通するまではテレビを見たり、コンビニやスーパーに行ったり、スマホで情報収集し、ネットが開通してからは主にパソコンでネットサーフィンして調べてみたが、死ぬ前の世界と何ら変わらない事がわかった。

 異世界とかに行かされて『魔王を倒さないと戻れないぞ』みたいな事がなくて本当によかった。そんなことになったら間違いなく死ぬ自信がある⋯⋯

 まぁ、景色も交通のべんも物価も全然違いはするけど、それはそれだ。日本ってだけ随分とマシではある。

 そして、鏡で全身を確認したが身長はそのままで、細マッチョになっており、顔も少しイケメンになっていた。ほんの少しだけ⋯⋯。前の俺もそこそこのイケメンだったからな!
 あくまで本の少しってレベルだ。

 まぁ色々調べた結果として変わったのは、俺という存在だけだ―――

 それに、電話番号が代わりアプリも全てやり直しになってた。また、以前の知り合いが誰一人として思い出せない。勿論両親の事も⋯⋯芸能人の名前や顔は思い出せるのに。こればっかりは不思議でならない。

 しかし、それはそれとして。一番重要なのは、彼女の存在だ。


 記憶が無いだけなのか、いなかったのか―――


 ただ不思議なことに俺が童貞だろうなということはなんとなく、なんとなくだが覚えている⋯⋯いやね、ピュアな恋愛もあるだろう。それにあくまでも何となくだ。違う可能性だってある!

 なあ、そうだろう?  考えすぎると悲しくなるから一旦忘れよう⋯⋯

 さて、茨城に来て一週間たったが色々とわかったし、ある程度は思い出せた。んじゃ、何しようかな。

 とりあえず電気屋で買ったゲームをしよう!  ニートなら時間は沢山あるからな――

 ~~~~~

 ――あれから、さらに1ヶ月たった。ゲームもクリアしたし、アニメも片っ端から見た。定期的に1P処理もしている。今の時代はパソコンとスマホがあれば1P処理は出来るのだ。



 ぶぶぶっ。ぶぶぶっ。ぶぶぶっ。


 ディスプレイには、【茨城神】だ。賢者タイムの俺に何かようなのか?  今なら冷静に話しを聞けそうだ。

 ――ピッ

『ちゃんとご飯食べてるか~?』

 相変わらずのお気楽口調で第一声目を投げ掛けてくる。

「なんだ、心配してくれてるのか?  飯なら食ってるよ。物価安いし、野菜は上手いし」

『ならいいんだけど、ブルドックソースは必須アイテムだから用意しときなよ』

 急に呪文かなにかを行ってくる茨城神。

「なんだそれ?  この世界はRPGかなんかなのか?」

 勘違いしてるだけで異世界って事なのか、ここは⋯⋯

『バカじゃない?  そんな世界あるわけないじゃん。ソースよソース。茨城のソウル調味料!』

 ⋯⋯バカって。誰のせいでこうなってると思ってやがる。
 ってか、ソウル調味料って言葉は存在しないぞ。

「そのブルドックソースとやらはどこに売ってるんだ?」

『どこでも売ってるよ。ソウル調味料だから』

 ⋯⋯だからソウルフードみたいに言うなよ。


『ってか、そろそろ動きなよ~。ゲームばっかりしてないでさ』

 ⋯⋯なぜ知っている?

「⋯⋯お前、もしかして見てるのか?」

『ん~。たまにね』

 なんだと⋯⋯?  どこまで見てる?  どこまでだ⋯⋯

『あぁ、でも安心していいよ!  臨機応変に見ないようにしてから』

 ⋯⋯おっけー。それだけで十分だ。

 カーテンなんて意味が無いこともわかった。ソワソワしながらカーテンを締めてた俺のピュアな気持ちを返してほしい。そもそも茨城には人権と言うものが無いのか?

 すぐにパシャパシャとスマホで取る人達だって、場をわきまえはするだろう。⋯⋯いや、そうでもないか。

「いや。まだ金はあるしまだ働かなくても⋯⋯」

 実際まだ200万以上は残っているのだ。この調子ならあと一年はいけると思っている。

『でもさ~働かないと死ぬよ?』

 おい聞いてないぞ⋯⋯
 お気楽口調を崩さずサラッと爆弾を投下してくる。

「⋯⋯いつまでだ?  いつまでに働かなくてはならない?」

『あと一週間くらいかな~』

 ⋯⋯嘘だろ?

「そういうのはもっと早く言えよ!」

『うん、言うの忘れてた』

 だろうな。コイツいい加減だからな。ふざけすぎてる⋯⋯


「ってか、前回話したときと声変じゃね?」

 声が反響してるって言う方が正しいかな。電話だと神様の声っていうのはかわるのか?

『ん?  お風呂入ってるからじゃない?』

 お風呂だと⋯⋯。お風呂で電話すると声が変わるものなのか。そんなことより俺が賢者タイムに入ってなかったらソワソワしちゃうところだったぜ。神様の入浴タイム⋯⋯うん、実に胸がドキドキする言葉だ。

『とりあえず早く探した方がいいよ~。じゃあ!』

 プツ。

 あと一週間でどんな仕事が見つけられるんだよ。面接とかまで考えたら正社員は無理だ。アルバイトか、派遣か。ってか、茨城って働く場所あるのか?

 それに町歩いてる大人は、ほぼゼロだぞ。人いるのか?
 良く見るのは、変な棒を持って歩いてる小学生か、石をひたすら蹴り続けながら歩く小学生だぞ。
 茨城の小学生はみんなそうなのか?
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜

沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。 数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~

ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。 異世界転生しちゃいました。 そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど チート無いみたいだけど? おばあちゃんよく分かんないわぁ。 頭は老人 体は子供 乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。 当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。 訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。 おばあちゃん奮闘記です。 果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか? [第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。 第二章 学園編 始まりました。 いよいよゲームスタートです! [1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。 話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。 おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので) 初投稿です 不慣れですが宜しくお願いします。 最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。 申し訳ございません。 少しづつ修正して纏めていこうと思います。

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

異世界転生したおっさんが普通に生きる

カジキカジキ
ファンタジー
 第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位 応援頂きありがとうございました!  異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界  主人公のゴウは異世界転生した元冒険者  引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。  知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?

【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~

きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。 前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

異世界に転生したら?(改)

まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。 そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。 物語はまさに、その時に起きる! 横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。 そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。 ◇ 5年前の作品の改稿板になります。 少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。 生暖かい目で見て下されば幸いです。

処理中です...