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宵紗は真っ暗な絶望のなかで、背後の扉の奥に懐かしい気配を感じた。そして、もう一つ、強いαの気配を。
ヒートになったΩを守るために、αは普段以上にαの気配に敏感になる。それを知っていたからこそ、宵紗は自分自身をひどく嫌悪した。
守るものなんてないのに。守る資格も正当性も、何も残っていないのに。それなのに本能と能力だけは一人前に備わっている。
―なんて滑稽で醜いんだろうか
そして、あの可愛い後輩に、こんなところを見られたくないという無駄な自尊心までもが、不愉快だ。
はやく、消えてくれ。
そんな宵紗にはお構いなしに、扉の奥の気配は近づき、扉が開く音がする。宵紗は、顔を上げることができなかった。
昴琉は、しばらく無言でそこに立っていた。無駄に優しい言葉をかけたところで逆効果だと知っているから。
昴琉と宵紗は、少しだけ似ている。自分よりも他人を大事にして、他人の痛みが分かる。先を想像する能力が普通の人より高い。そして、周りに慰められれば、もっと自分を責めること。
他人が責めない分、自分で自分に刃を突き立ててしまう。たとえその言葉が嘘でなくても、否定して、どんどん自分を許せないという思いに沈んでしまう。
「…先輩にとって、Ωは可哀想な生き物ですか?」
沈黙を破った、昴琉の淡々とした声に、宵紗の肩が少し跳ねる。
「"劣等種"と呼ばれるΩは、なっちゃったら、幸せになれないんですか?」
宵紗の胸が締め付けられる。そんなこと言わないでほしい。昴琉が自分の体を否定するようなこと、自分で自分を傷つけるようなこと、しないでほしい。
すぐに否定したかった。そんなこと思ってないって。昴琉はそんなんじゃないよって。可哀想でもなければ、劣ってもいないよって。
そう言いたいって、そう言うべきだって思うのに、首が締まってるみたいに声が出ない。
やっぱり、心のどこかでそう思っているから。
それに、凪は、普通のβとして生きてきた。その生き方しか知らない。昴琉みたいに、何年も耐えてきた人とは違う。もうすでに大人になってきた心と体が、急にそんな世界に放り出されたら、と思うと、楽観的になんてなれなかった。
沈黙は肯定のようにもみえた。医者や教授が、気遣わしげにそわそわと昴琉の方に視線をやる。しかし、昴琉だけは全く動じていなかった。顔色一つ変えずに宵紗を見ている。
「損だなって思いますよ。αだったら、せめてβだったらって、思ったことだって、いくらでもありますよ。」
再び沈黙を破ったのは、やはり昴琉の声だった。
その声は穏やかで、感情はないのに、その言葉の奥には、苦しみや葛藤が隠されているようだった。
高校のときですら、この子は泣き言一つ言わなかった。身体がボロボロになっても笑顔で居続けて。でも、ずっと辛い思いをしていたはずだ。Ωというだけで。それを、初めて目にした気がした。
「でも、どうしようもないじゃないですか。病気じゃないから。治らないし変わらないんですよ」
「…でも、凪は、」
しばらくぶりに口を開いた宵紗の声は、掠れていて、力がなかった。
「普通に生きてたのに。俺が押し付けたから。奪っちゃった」
ぽつぽつと言葉を吐き出すように、苦しそうに言う宵紗。いつもの余裕と気怠さは面影すらない。
「でも、Ωも悪いもんじゃないですよ。一番愛してもらえますから。αは、自分のΩが可愛く見えるんですよ。そうやって作られてますから」
高校時代の昴琉を見てきた宵紗は、予想外の発言に驚いてつい顔を上げた。昴琉と目が合うと、ニコッと微笑みかけられる。
―あのときからは考えられない
高校時代、昴琉は、結構自暴自棄な子だったと思う。いっぱい、いろんな人から愛されていて、それを分かっているのに孤独そうだった。
でも、今目の前にいる昴琉は、ずっとずっと幸せそうで。愛されてるんだろうな、と思う。昴琉の後ろに立っている昴琉の番は白衣を着たままだ。たぶん、仕事場からそのまま来てくれたんだろう、昴琉のために。こんなに、自信のある顔ができるんだな、と嬉しくなる。
だからその分、凪を思うと心が沈んだ。
番を見つけて、愛されることを知った後輩と、自分のせいで一生の傷をつけられた後輩。どこで間違えたんだろうか。たぶん、俺が近くにいたのがすべての根源なんだけど。
「先輩、凪さんのこと遠ざけたんでしょう?」
突然、昴琉が凪の名前を出してきて驚く。絶対接点はないはず。凪はそんな素振り見せなかった。ただ、全知全能みたいな昴琉なら、知っていてもおかしくないような気もしてくる。
「…凛音?」
「はい」
凛音が情報を流したらしい。あいつはかなり俺に優しい。むやみやたらと情報を拡散することはない。あいつが昴琉に話すぐらい、俺はおかしかったんだな、と思う。何かあったときに俺を止められるように、手を回されていたみたいだ。そこまでおかしくなっていた自覚はなかった。自分の愚かさをまた見せつけられたようで、もはや笑えてくる。
「それでも先輩のところに来たのは凪さんなんですから。起きたらちゃんと話したほうがいいですよ」
「…でも、ヒートだっただけで」
「Ωだって、αなら誰でもいいわけじゃないですよ。選ばれたら向き合うべきなんじゃないですか?」
「先輩は、凪さんのこと遊びなんですか?」
それは違う。たしかに最初は、面白いと思っただけだった。ちょっとからかっただけ。ちょっと気分が乗っただけ。
でも、今は違う。自分の手元にいてほしいと思う。こんなに入れ込むのは初めてだ。
「…αだから、なのかな?」
「お前、Ωなら誰でもいいの?チャラ男かよ」
急に昴琉の後ろから声がとんできて驚く。さっきまでずっと黙って昴琉を見守ってた昴琉の番だ。悠煌って人。正直、かなり嫌い。ヘラヘラしてて、他人をからかって遊んでる気がする。たぶん趣味と性格が悪い。
「それは、違いますけど」
「ちょっと元気出たね。いつもみたいにガルガル威嚇してこないから心配したよ」
いつも通りニヤニヤしながら馬鹿にしてくる。この人にムカついてたら、ほんの少しだけ落ち着いてきた。
「今考えてもさ、多分、いい答えは見つからないでしょ」
悠煌さんが口を開く。今度は、冗談の色はなくて、すごく真剣な声で。
「今の君は、普通じゃないよ。抱え込んで、どんどん深みにはまってる」
「αってさ、守る側、奪う側、責任負う側って、知らず知らずのうちに刷り込まれるだろ。その分、自分が守られる側だって意識が薄いまま育つやつも多いんだよ」
「俺から見たらね、お前はガキ。昴琉もその子も。成人してても子供なんだよ。そんな背負い込むな。そんな責任も能力もないんだから」
悠煌さんだって、ほとんど年は変わらないくせに。でも、反論できなかった。納得してしまう。
多分俺は、まだ子供だ。昔からずっと、体だけ成長して、心はずっと幼稚なままだと思う。わがままは通そうとするし、拗ねるし、機嫌だってコロコロ変わる。αだから、年上だから、守るのも背負うのも当然って思ってる。ただ、それを間違いとは思えない。
考えれば考えるほど、自分がわからなくなる。俺がしたことは間違いなはずなのに、この人達は悪くないと言う。昴琉は、Ωじゃなければよかったと言うのに、Ωで良かったという。
俺にとって、凪は何なんだろう。凪はこれからどうするんだろう。俺はどうしたらいいんだろう。
なんか、疲れた。頭は回らないし。あんなに苦しかったのに、心が冷たくなった気がする。全部が遠くて鈍い感覚。薬を飲んだ後みたいなあの感じ。
なんか、全部、
「…どーでもいいや」
みんなが驚いた顔で俺を見る。あれ、どうしたんだろ。
「みんな、どうしたの?」
「どうって、"どうでもいい"とか、一番言っちゃだめでしょ」
「あ、俺、言ってた?」
絶句した顔の昴琉が頷く。この子がこんな顔するの、初めて見るかも。他人に"ありえない"みたいな顔するんだ。それでいて、傷ついた、みたいな顔。可哀想。でも、この子には悠煌さんがいるから。番がいるから。何があっても大丈夫だろ。
「俺、帰っていい?疲れちゃった」
これ以上何を言っても無駄だと思われたようで。俺は帰れることになった。凪は、悠煌さんと昴琉が様子を見てくれるらしい。
帰り道でも、驚くほど何も感じなかった。重りも、宝物も、全部手放した気分。
大事な人達に見放されても、何も感じられなかった自分に、ほんの少しだけ、怖くなった気もした。
ヒートになったΩを守るために、αは普段以上にαの気配に敏感になる。それを知っていたからこそ、宵紗は自分自身をひどく嫌悪した。
守るものなんてないのに。守る資格も正当性も、何も残っていないのに。それなのに本能と能力だけは一人前に備わっている。
―なんて滑稽で醜いんだろうか
そして、あの可愛い後輩に、こんなところを見られたくないという無駄な自尊心までもが、不愉快だ。
はやく、消えてくれ。
そんな宵紗にはお構いなしに、扉の奥の気配は近づき、扉が開く音がする。宵紗は、顔を上げることができなかった。
昴琉は、しばらく無言でそこに立っていた。無駄に優しい言葉をかけたところで逆効果だと知っているから。
昴琉と宵紗は、少しだけ似ている。自分よりも他人を大事にして、他人の痛みが分かる。先を想像する能力が普通の人より高い。そして、周りに慰められれば、もっと自分を責めること。
他人が責めない分、自分で自分に刃を突き立ててしまう。たとえその言葉が嘘でなくても、否定して、どんどん自分を許せないという思いに沈んでしまう。
「…先輩にとって、Ωは可哀想な生き物ですか?」
沈黙を破った、昴琉の淡々とした声に、宵紗の肩が少し跳ねる。
「"劣等種"と呼ばれるΩは、なっちゃったら、幸せになれないんですか?」
宵紗の胸が締め付けられる。そんなこと言わないでほしい。昴琉が自分の体を否定するようなこと、自分で自分を傷つけるようなこと、しないでほしい。
すぐに否定したかった。そんなこと思ってないって。昴琉はそんなんじゃないよって。可哀想でもなければ、劣ってもいないよって。
そう言いたいって、そう言うべきだって思うのに、首が締まってるみたいに声が出ない。
やっぱり、心のどこかでそう思っているから。
それに、凪は、普通のβとして生きてきた。その生き方しか知らない。昴琉みたいに、何年も耐えてきた人とは違う。もうすでに大人になってきた心と体が、急にそんな世界に放り出されたら、と思うと、楽観的になんてなれなかった。
沈黙は肯定のようにもみえた。医者や教授が、気遣わしげにそわそわと昴琉の方に視線をやる。しかし、昴琉だけは全く動じていなかった。顔色一つ変えずに宵紗を見ている。
「損だなって思いますよ。αだったら、せめてβだったらって、思ったことだって、いくらでもありますよ。」
再び沈黙を破ったのは、やはり昴琉の声だった。
その声は穏やかで、感情はないのに、その言葉の奥には、苦しみや葛藤が隠されているようだった。
高校のときですら、この子は泣き言一つ言わなかった。身体がボロボロになっても笑顔で居続けて。でも、ずっと辛い思いをしていたはずだ。Ωというだけで。それを、初めて目にした気がした。
「でも、どうしようもないじゃないですか。病気じゃないから。治らないし変わらないんですよ」
「…でも、凪は、」
しばらくぶりに口を開いた宵紗の声は、掠れていて、力がなかった。
「普通に生きてたのに。俺が押し付けたから。奪っちゃった」
ぽつぽつと言葉を吐き出すように、苦しそうに言う宵紗。いつもの余裕と気怠さは面影すらない。
「でも、Ωも悪いもんじゃないですよ。一番愛してもらえますから。αは、自分のΩが可愛く見えるんですよ。そうやって作られてますから」
高校時代の昴琉を見てきた宵紗は、予想外の発言に驚いてつい顔を上げた。昴琉と目が合うと、ニコッと微笑みかけられる。
―あのときからは考えられない
高校時代、昴琉は、結構自暴自棄な子だったと思う。いっぱい、いろんな人から愛されていて、それを分かっているのに孤独そうだった。
でも、今目の前にいる昴琉は、ずっとずっと幸せそうで。愛されてるんだろうな、と思う。昴琉の後ろに立っている昴琉の番は白衣を着たままだ。たぶん、仕事場からそのまま来てくれたんだろう、昴琉のために。こんなに、自信のある顔ができるんだな、と嬉しくなる。
だからその分、凪を思うと心が沈んだ。
番を見つけて、愛されることを知った後輩と、自分のせいで一生の傷をつけられた後輩。どこで間違えたんだろうか。たぶん、俺が近くにいたのがすべての根源なんだけど。
「先輩、凪さんのこと遠ざけたんでしょう?」
突然、昴琉が凪の名前を出してきて驚く。絶対接点はないはず。凪はそんな素振り見せなかった。ただ、全知全能みたいな昴琉なら、知っていてもおかしくないような気もしてくる。
「…凛音?」
「はい」
凛音が情報を流したらしい。あいつはかなり俺に優しい。むやみやたらと情報を拡散することはない。あいつが昴琉に話すぐらい、俺はおかしかったんだな、と思う。何かあったときに俺を止められるように、手を回されていたみたいだ。そこまでおかしくなっていた自覚はなかった。自分の愚かさをまた見せつけられたようで、もはや笑えてくる。
「それでも先輩のところに来たのは凪さんなんですから。起きたらちゃんと話したほうがいいですよ」
「…でも、ヒートだっただけで」
「Ωだって、αなら誰でもいいわけじゃないですよ。選ばれたら向き合うべきなんじゃないですか?」
「先輩は、凪さんのこと遊びなんですか?」
それは違う。たしかに最初は、面白いと思っただけだった。ちょっとからかっただけ。ちょっと気分が乗っただけ。
でも、今は違う。自分の手元にいてほしいと思う。こんなに入れ込むのは初めてだ。
「…αだから、なのかな?」
「お前、Ωなら誰でもいいの?チャラ男かよ」
急に昴琉の後ろから声がとんできて驚く。さっきまでずっと黙って昴琉を見守ってた昴琉の番だ。悠煌って人。正直、かなり嫌い。ヘラヘラしてて、他人をからかって遊んでる気がする。たぶん趣味と性格が悪い。
「それは、違いますけど」
「ちょっと元気出たね。いつもみたいにガルガル威嚇してこないから心配したよ」
いつも通りニヤニヤしながら馬鹿にしてくる。この人にムカついてたら、ほんの少しだけ落ち着いてきた。
「今考えてもさ、多分、いい答えは見つからないでしょ」
悠煌さんが口を開く。今度は、冗談の色はなくて、すごく真剣な声で。
「今の君は、普通じゃないよ。抱え込んで、どんどん深みにはまってる」
「αってさ、守る側、奪う側、責任負う側って、知らず知らずのうちに刷り込まれるだろ。その分、自分が守られる側だって意識が薄いまま育つやつも多いんだよ」
「俺から見たらね、お前はガキ。昴琉もその子も。成人してても子供なんだよ。そんな背負い込むな。そんな責任も能力もないんだから」
悠煌さんだって、ほとんど年は変わらないくせに。でも、反論できなかった。納得してしまう。
多分俺は、まだ子供だ。昔からずっと、体だけ成長して、心はずっと幼稚なままだと思う。わがままは通そうとするし、拗ねるし、機嫌だってコロコロ変わる。αだから、年上だから、守るのも背負うのも当然って思ってる。ただ、それを間違いとは思えない。
考えれば考えるほど、自分がわからなくなる。俺がしたことは間違いなはずなのに、この人達は悪くないと言う。昴琉は、Ωじゃなければよかったと言うのに、Ωで良かったという。
俺にとって、凪は何なんだろう。凪はこれからどうするんだろう。俺はどうしたらいいんだろう。
なんか、疲れた。頭は回らないし。あんなに苦しかったのに、心が冷たくなった気がする。全部が遠くて鈍い感覚。薬を飲んだ後みたいなあの感じ。
なんか、全部、
「…どーでもいいや」
みんなが驚いた顔で俺を見る。あれ、どうしたんだろ。
「みんな、どうしたの?」
「どうって、"どうでもいい"とか、一番言っちゃだめでしょ」
「あ、俺、言ってた?」
絶句した顔の昴琉が頷く。この子がこんな顔するの、初めて見るかも。他人に"ありえない"みたいな顔するんだ。それでいて、傷ついた、みたいな顔。可哀想。でも、この子には悠煌さんがいるから。番がいるから。何があっても大丈夫だろ。
「俺、帰っていい?疲れちゃった」
これ以上何を言っても無駄だと思われたようで。俺は帰れることになった。凪は、悠煌さんと昴琉が様子を見てくれるらしい。
帰り道でも、驚くほど何も感じなかった。重りも、宝物も、全部手放した気分。
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