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第13章 グリフォンをテイムしちゃいました
221★小姑は5人いるようです
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アルファードとエリカが、明け透けな会話をしているのを、聞かされたオスカー達は苦笑していた。
いや、苦笑するしかなかったとも言う。
彼らは、臣下であって、皇族ではなかったから………。
それでも、自分達の主であるアルファードとエリカが苦悩しているので、
アルファードの説明に内心で私は頭を抱えていたりする。
一方、当事者(姉妹という存在だったから)のアルファードとほぼ婚約者状態のエリカは違っていた。
〔一国の王太子妃に内定したのに
婚約発表どころか………
なんの準備もしていないなんて
ありえないわ
皇室典範に則って、さっさと
準備を始めてしまえば良いのに……
う~ん…誰が、アルに迷惑を
かけているのかしら?
ロマーナ王国もサラディール王国も
いい加減なのね
とにかく、婚約発表をするのが
第1よね
王太子妃に内定していても
正式発表がなければ
無かったコトにされないもの
あれ?…肝心のアルの姉妹って
何人いるの?〕
エリカは、自分の思ったコトをアルファードに言うことにした。
「アル、ちょっと聞いても良い?」
「何が知りたいんだ? エリカ」
アルファードは、エリカの質問に端的に答える。
内心では、弟や腹違いの弟達についてはある程度話していたのに、姉妹を嫌っていたために情報を与えていなかったコトを後悔していたりする。
そんなアルファードの内心を知らないエリカは、さらりと聞く。
「アルの姉妹って何人なの?」
愛するエリカに姉妹の結婚で心配させているコトを切ないと思っているアルファードだった。
「5人いる
婚約が決まっていないのは
2人だな」
アルファードの答えに、エリカは心底から同情した。
〔皇女様なのに、売れ残りって
心配されるなんてなんか
可哀想になっちゃうなぁ~
その原因が…私達が聖女として
召喚されたからだなんて………
お姫様なのに…ここで失敗したら
降嫁先が…見付からないなんて
コトになっちゃうなんて……
でも、そうなると………
小姑が2人もいるコトに
なっちゃうわね
それは、マジで…カンベンして
欲しいわ
だって、アルの妹さん達だもの
美少女に決まっているわ
そして、売れ残りになった
原因が私って…わかったら…
絶対に恨むわよね
ここは、さっさと5人全員
嫁いでもらう為に………
私の手伝いでも、猫の手より
マシだろうってコトで
協力するって言ってみようかな?〕
いや、苦笑するしかなかったとも言う。
彼らは、臣下であって、皇族ではなかったから………。
それでも、自分達の主であるアルファードとエリカが苦悩しているので、
アルファードの説明に内心で私は頭を抱えていたりする。
一方、当事者(姉妹という存在だったから)のアルファードとほぼ婚約者状態のエリカは違っていた。
〔一国の王太子妃に内定したのに
婚約発表どころか………
なんの準備もしていないなんて
ありえないわ
皇室典範に則って、さっさと
準備を始めてしまえば良いのに……
う~ん…誰が、アルに迷惑を
かけているのかしら?
ロマーナ王国もサラディール王国も
いい加減なのね
とにかく、婚約発表をするのが
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正式発表がなければ
無かったコトにされないもの
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エリカは、自分の思ったコトをアルファードに言うことにした。
「アル、ちょっと聞いても良い?」
「何が知りたいんだ? エリカ」
アルファードは、エリカの質問に端的に答える。
内心では、弟や腹違いの弟達についてはある程度話していたのに、姉妹を嫌っていたために情報を与えていなかったコトを後悔していたりする。
そんなアルファードの内心を知らないエリカは、さらりと聞く。
「アルの姉妹って何人なの?」
愛するエリカに姉妹の結婚で心配させているコトを切ないと思っているアルファードだった。
「5人いる
婚約が決まっていないのは
2人だな」
アルファードの答えに、エリカは心底から同情した。
〔皇女様なのに、売れ残りって
心配されるなんてなんか
可哀想になっちゃうなぁ~
その原因が…私達が聖女として
召喚されたからだなんて………
お姫様なのに…ここで失敗したら
降嫁先が…見付からないなんて
コトになっちゃうなんて……
でも、そうなると………
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なっちゃうわね
それは、マジで…カンベンして
欲しいわ
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原因が私って…わかったら…
絶対に恨むわよね
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